多分はてなじゃないとブログ続かなかっただろうとは思います。できるとしても本当に趣味に特化した日記か、mixiに毛が映えた程度の自己完結したブログになってると思う。
自分が間違ってるかもしれない主張や、やや偏っているかもしれない意見でも恐れずに書けるのは間違ってたら誰かに修正されるだろうという期待・信頼があるからであって、自分より賢い人や知識があって、その知識(及び時間)を自分の間違いの修正や補修のためにつかってくれる人はやっぱり貴重だと思う。
間違いや意見の違いを指摘されたらその時はやっぱりイラッとする。こちらの間違いや意見の食い違いがひどい場合、100字以内では語りきれないせいか、それを語調で表現するひとが多いしね。ようするに、罵倒や嘲笑めいたことを結構言われるんだ。だからイラッとはするのだけれど、後からかんがえると、そういう人たちの存在が、「間違ったことを書いてひとさまに迷惑をかけてしまうんじゃないだろうか」という恐怖というか「責任意識」を軽減してくれる。「一応自分なりにはここまで考えました。どないや」ってやっても許される気がする。(甘えすぎはよくないけれど、少しくらいはいいかな、って気になる)
で、そういう人がお手軽にコメントしやすい仕組みがはてなブックマークを中心とするはてなの仕組みであり、その後twitterだろな、と。もちろん、クローズドなSNSやリアル空間に、自分より賢い人がいっぱいいれば、それが理想なのだろうけれど。とりあえず、そういう人がいなくてもネットで自分の考えぶつけられる場所あってよかったな、と。
そう思ってるので、自分もやっぱり「間違ったことを自信たっぷりに繰り返したり拡散したりしている人」がいたら、自分がわかる範囲で微力ながらツッコミを入れたりしていくのは続けていくんだろうなと思ってます。 これは、その人のためではなく、「この場では間違ったことを言ったらちゃんとツッコミが入る」ことを信じて記事を書くことができたことへの感謝とか、自分がよいと思ったことをほかの人に引き継ぎたいと思ってのことです。
http://possession.hatenablog.com/entry/2014/01/28/123101
以前書いたこの辺りにもつながる話だと自分ではおもってる。
つまりあれだ。だいぶ前の記事だけれど
言い分は理解できる。***氏の何が問題で、それをどう解決したいのかも理解できる。だけど、その行動原理がわからん。「あなたのためを思って」という、ただそれだけでここまでやる心理が僕にはわからん。
http://www.halcana.jp/archives/1112
「他者の人間性が間違っていると信じて更生させようとした人間が自分の正しさを証明できなかった」っつー話です。
について答えるとしたら、「べ、別に***なんかのためじゃないんだからね。私は***じゃなくてこの場について自分が良いと思ったものを守りたいだけなんだからね」ってことです。
・・・うーん、また一つ老害記事がうまれてしまったか。なぜわたしが書く記事はいちいち老害っぽいのだろう。悩ましい。
で、最近のなやみ。
この前書いた記事がホッテントリしてそこそこの人に読まれた。 ところが、その内容が結構盛大に間違えてた。 にも関わらず、ツッコミが入るまで時間がかかり、いたたまれなくなって自分で修正入れる羽目になってしまった。こうなると、また「やっぱり自分で気を付けないとだめなのかな」となってしまう。まぁホッテントリしたところで影響力なんざたかが知れてるので気にしなくてもいいんだけれど、やっぱり自分が間違えて恥をかくだけならまだしも、自分きっかけで間違えたことを信じてしまう人がいるのは気分が悪い。そういう時に、ツッコミがはいらないの気持ち悪い。
じゃあなぜツッコミが入らなかったのかというと、普段その話題に興味がなくて、あんまりその話題について知らない人にしか届かないような記事の書き方とか普段のブログの運営姿勢に原因があるのだろうな、と。自分より詳しい人が自分の記事について読みに来てくれるような状態を作れていないからなんだろう、と。
つまり、もっとツッコマ(レ)ビリティを鍛えたりとか、突っ込んでくれる人に届くような記事を書かなければならないということなのでしょう。でも、自分よりすごい人を意識してしまうと、この記事書く必要自体有るのかな、とか最初からバカにされるのわかってて記事書くのやっぱり嫌だなとかついつい自分を守りに行ってしまう。どうしても「人それぞれ」じゃなくて「正しいor間違っている」で考えてしまいがちなんですよね。
このあたりのもやもやについては、この記事を折にふれて100回くらい読みなおして心鍛えたいと思います。
http://aniram-czech.hatenablog.com/entry/2014/06/02/110049
「こいつはバカだ」と私のことを思っている読者を、私は失いたくないんですね。「こいつはバカだ」と思われたということは、要は私よりレベルが高いわけです。自分よりレベルの高い人に、自分の文章が届いている。急所を突っ込まれる。これをありがたく思いこそすれ、不快に感じる理由はありません。「バカなやつが、またつまらん記事をでっち上げてる」……はずなのに、ついつい読んでしまって、でも10回に1回くらい、「こいつ、今回はまぁまぁじゃん」と思ってしまう記事がある。そんなブログにしていきたいと思っているし、その1回を3回に、3回を5回にしていくことが、私のこのブログにおける夢であり、目標であり、楽しみ
個人的にこの記事めっちゃ気に入ってます。
タイトルについてですが、はてなブックというシステムだけじゃなくて、システム・ユーザーのみなさん込という意味です。