いまさらですが、OP曲が気に入ったので「僕らはみんな河合荘」読んでます。
最初がすごくうざいと思って敬遠してたけど面白いじゃないですかー!アニメも見ればよかった。
これの2巻で「男の恋愛は個別保存、女は上書き保存」という小咄がおもしろかったので紹介。
「上書きタイプは典型的だめんず・うぉ~か~」になるというお話ね。
上書きすることで、学習までリセットしちゃうといつまでたっても成長できずに同じ所をグルグル回ることになる(麻弓さんタイプ)
「よく言うだろ?男の恋愛は個別保存、女は上書き保存って。私は典型的な上書きタイプだから!」
「だからダメなんですよ麻弓さんは」
「なんでだよ!」
「麻弓さんが付き合ってきた男って100%クズでしょ」
「100%じゃねーよ!」
「そーゆーウイルスみたいな男のデータこそ、個別保存して、手口やら特徴やらじっくり調べて、それを元にウイルスソフト作っとかなきゃ。上書きして忘れちゃうから同じ手口に引っかかるんですよ」
「んなっ……」
「なぁるーほどぉ」
「納得すんなぁ!」
「昔の男から連絡来て慌ててリカバリしてもデータが壊れてるからホイホイ行っちゃうんですよね」
「うるせーよもう!」
確かに就活の時にも、面接いって終わったらひたすら会社の文句や愚痴を言って、そこで何言われたかを綺麗さっぱり忘れて、全然対策立てない人いた。 だいたいどこの会社でも基本的に聞かれること同じなのに、同じ質問がきても毎回対応できず終わった後に愚痴る、ということを延々とグルグルしてた。しまいに就活自体がおかしいとかそういうことばかり言ってた。
いわゆる「圧迫面接」だって、1~2回くらったら対策できて、そこからは圧迫でもなんでもないし、圧迫なんてわかりやすい形でこちらに近づいてきてくれるところは、むしろ美味しい相手くらいに思えるほうが強いよね。 (まぁ「いわゆる」ではなく「本当の意味での圧迫」をやるところは絶対に行かないほうがいいけれど。私は「これは本当に圧迫だ」と思うような面接は経験したことがないのでよくわからないです)
勉強でも仕事でもなんでもそうだけれど、成長や前進の手応えが全く感じられないとかなりつらいと思う。うまく行かなかった時は、なにかしら反省して学習したほうが楽というか楽しいだとは思う。あくまで楽で楽しいだけであり、それが正しいかどうかは分からない。 環境が狂ってる場合変に学習して適応するとそれはそれで後々つらくなるかもしれない。
こういう考え方は、私は受験や学校の勉強では学べなかったけれど、格ゲーやDDRで学べました。みんなも格ゲーとDDRやりましょう。
ただ、行動する前から慎重になりすぎるとそれはそれで疲れて身動き取れなくなる(律ちゃんタイプ)
「そういう律ちゃんも困ったタイプだよね」
「え!?」
「普通はさ。渡されたものはとりあえずファイルに突っ込んどきゃいいのに。律ちゃんの場合、いちいちいちいちウイルスじゃないの?拡張子は何?データ形式はって内容チェックして。軽く考えりゃいいことでも。勝手にやってるくせに勝手に疲れて、面倒になって離れる」
「うっっ」
「ある意味麻弓さんよりはるかに面倒くさいよね―」
(グヌヌ・・・)
「私は麻弓さんの扱いやすい面倒臭さが好き」
まぁこのブログ見てくださってる方なら、私が律ちゃんタイプだというのはお分かりかと思います。で、実際にこういうやついるとひたすらめんどくさいですよね。ゲーマーとしては申し分無いのだけれど、現実はゲームじゃないのが厄介。
実際、普通に考えて付き合いやすいのは麻弓さんだと思う。この作品中でも、麻弓さんほんま魅力的。友達になるなら麻弓さんやろ。
どちらに共感するかというと、自分が律ちゃんタイプなので完全に律ちゃんなのだけれど、律ちゃんは美少女じゃなかったらひたすらめんどくさいだけで可愛いとおもえなかったかもしれない。