昨日紹介した「オトコの娘ラヴァーズ」からもう一つ。
ちょっとまだ煮え切らないので、とりあえずメモだけ先に。
二人称的な楽しみ方 =感情移入はしない。見ているだけ。あくまで憧れ
僕は君みたいに女装がしたいわけじゃない。
ただ愛でたいだけだ。萌え属性の一つであって、
僕はあくまでフィクションとして楽しみたいんだ。
僕は女の子以上に女の子らしくて可愛い男の娘という存在に翻弄されたいんだ。
男の娘側に感情移入したりはしない。あり得ない。男の娘は、愛でるもの!
あくまで、女の子へのあこがれ…ということなら理解できなくもない、くらい。
一人称的な楽しみ方 =感情移入する。見ているだけじゃ我慢できない。近づきたい。
要するに君は男の娘を二人称として見てるんだね!
たしかに、なら僕はちょっと違うのかなぁ。
僕の場合は一人称視点だね。たとえばこの作品の場合、
「男の子がこんなにカワイクなれている」ってことのほうが重要かな。
男の子でありながら女子制服を可憐に着こなしたり
ごく自然に女の子をエンジョイしているところに感情移入してるっていうか。男の娘になりたいというか、僕にとって女の子ってすごく魅力的なんだよね。
風になびく長い髪の毛や、ふんわりと拡がるスカート。
男の子だったら誰だってキュンとくると思うんだ。
でもそれは本来女の子しか味わうことができないいわば女の子の特権!
男はみていることしか出来ない……でも僕は、見ているだけじゃ満足できないんだ。
女の子のみが持ちえる「かわいい」を、この身に宿してみたいんだよ!
いわば、女の子への、リスペクト!
では、三人称的な楽しみ方……とは?
???
一人称的な楽しみ方こそが努力につながる…のか?
彼らはまだ初心者で、自分をかわいく見せるすべを知らない。
ホンモノの女の人を見てご覧よ。
常日頃からお肌の手入れとか
髪の毛のトリートメントにプロモーションの維持、
少しでも自分を輝かせるためいろいろと苦労しているだろ?
それにひきかえ、彼らはまだ、オシャレに目覚めはじめた子供みたいなものだ。
でも、正しい知識と努力しだいで、
男の娘はもっと変われるるはずなんだよ。
僕達からしたら元からキレイだとしか思わない人も、努力しているからキレイなのであって。
二人称的な楽しみ方でも向上心強い人はたくさんいると思うのだけれど。