ガンバリマスの回数は13回でした。
多分1話についで最多ではないかと。各話の回数まとめてる人いないかな。
①凛と電話で会話
心配かけちゃってゴメンナサイ。明日からまた元気にガンバリマスから。
(まだひとりきりでも笑顔だし、ガンバリマスのポーズが取れる)
②会社前でPと直接会話
・もっと体力つけて頑張らないとな、って。このままじゃ凛ちゃんや未央ちゃんにも迷惑かけちゃうし。
・島村卯月、ガンバリマス!
(まだPの前では笑顔およびガンバリマスのポーズが取れる)
③養成所で凛と電話で会話 (未央からの電話はカット)
・また凛ちゃんたちと歌えるように、私、ガンバリマスから!
(養成所ではまだ前向きな表情。ガンバリマスのポーズが取れる。)
④養成所でPと直接会話
・はやく復帰できるよう、ガンバリマス!
(仕事のことがもう頭から抜け落ちている)
ーーーーー(卯月の休養で周りのメンバーにしわ寄せの描写)ーーーーーー
⑤養成所でひとりきり
(レッスン中表情を失い、突かれたら一人無言で体育座り)
⑥自宅にて本田奈央と電話で会話
・元気にガンバリマス!
(ガンバリマスの言葉に力がこもっていない)
→本田未央と渋谷凛の来訪を「私本当に大丈夫ですから!」と拒絶。
渋谷凛だけでなく本田未央も卯月の異常をしっかりと自覚するも、まだ躊躇。
⑦養成所でPと会話
・もっともっといろんなステップをこなせるようにガンバリマス!
(まだPの前ではガンバリマスポーズも取れるが、ダンスの時の表情は憂いに満ちている)
(New Generationsのミニライブを提案されるも目を泳がせつつ言い訳をして辞退)
→「このままではよくない」という危機感をP、渋谷凛、本田未央が共有。
→トライアドプリムスメンバーの後押しもありようやく行動開始。
→本田未央の時はPが一人でなんとかしようとしたが、今回はPも渋谷凛や本田未央の力が必要と認める。
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⑧養成所で渋谷凛、本田未央と会話
(ダンスレッスンの表情が完全に死んでいる)
・凛ちゃんも未央ちゃんもすごくキラキラしているし、本当にすごいです。
よそのみんなも。だから私もおいつけるようにもっともっとガンバッテ…
(目標であったはずの舞踏会のことがすっかり頭から消えている。もう全く前が見えてない。完全に逃避モード)
・島村卯月、ガンバリマス!
・もう一度基礎からガンバッて…みんなからはもうちょっと遅れるかもしれないけど…
(もう相手を見ていない。相手に何も言わせないようにただ浮かんだことを口に並べているだけ。だから口癖が連発される。)
⑨渋谷凛が、島村卯月を閉じこもっていた殻である養成所から連れ出し、公園で渋谷凛、本田未央と会話
(「北風」渋谷凛と、「太陽」本田未央によってサンドイッチ)
・私、本当にガンバロウって思っただけです。
・私、本当にもう一度ガンバロウって。
・ガンバッたんです。私レッスン大好きだし。
・ガンバっていったら、もっともっとレッスンしたら…あの……でも…ちっともわからなくて……
(もう目の焦点も合ってない。動きも落ち着かなくなってる)
ーーーーーーーー 決壊 ーーーーーーーーーー
・こわいよ…私だけ何もみつからなかったら…こわいよ…
・笑顔なんて、笑うなんて、誰でもできるもん!
・何もない、私には何もない
(かゆ・・・うま・・・)
以下略。
渋谷凛が先行して、本田未央は負けじと追いかけた、しかし島村卯月は今の場所で立ち止まってしまった。
コミュニケーションが非常に重要な状況で、渋谷凛も、本田未央も、島村卯月も、誰もメンバーと相談しない。みんな自分のためだけでなく相手のためにも必要なことと思いつつ、引け目があったり気を遣ったりで踏み出せない。渋谷凛はライブまでは自分のことで頭いっぱいすぎたし、本田未央も渋谷凛のことで頭がいっぱい過ぎるというのもある。島村卯月なら大丈夫だという思い込みも有る。 卯月なら笑顔で待っててくれると甘く見ていた。卯月自身もまた前に進みたいとか、自分たちの変化に焦るかも、という想像が及ばなかった。7話が強烈過ぎた。意識せず、依存してた。 特に本田未央。でも島村卯月は女神でもロボでもなく人間なので壊れる。(女神のまま突っ切ってくれても全然良かったんだけどなー)みんなのことを考えたら自分は身を引いたほうがいいのかなって考えて、でもそれじゃ嫌だっていう自分の心を抑えこもうとして笑顔が死んでいく。
遅まきながら踏み込んだのは島村卯月によって夢を与えられた渋谷凛。 渋谷凛が、自分には何もないと言って涙する島村卯月を見て、1話の時の自分まで否定されたような気持ちになって悔し涙を流す。島村卯月に何にもないなんてことはない、あなたの笑顔は誰にでもできるようなものじゃないと全身全霊を持って訴えかける。遅れて本田未央がフォローする。 なぜ島村卯月はこれほどまでに放置されたのか。二人は彼女のことなんてどうでも良かったのか、私は二人の足手まといなだけではないのかという恐怖を打ち消していく。 いつのまにか渋谷凛の荷物まで背負った状態で島村卯月を抱きしめる本田奈央。 やや自虐もあるが本田未央の表情がひたすらに優しげで、歯をくいしばってる渋谷凛と対照的。
時間をかけて積もった島村卯月の心の傷の問題であるため、解決できる問題ではないが、島村卯月もようやく気持を吐き出し、それに合わせて他の二人もそれぞれの気持をぶつけて、ようやく共有することができた。ずっと描かれていた「階段」の描写がなくなったのはほんといいなぁと思う。
でも、ここからどうするかを決められるのは、卯月だけ。他の二人は待つしか無い。卯月を公園に一人残して帰るふたり、渋谷凛のうしろ髪ひかれる表情は切ないが、それ以上にまだ泣きながら公園に残る卯月みてると苦しい。この作品の3人は常に、決断は一人ですることを強いられているんだ!
……ということで、非常にありきたりな話ではあります。コミュニケーションのずれ、初動フォローの失敗が、後になればなるほど心の傷を広げていくというやつ。その解決についてもありきたりで既定路線にして予定調和かもしれませんが、やはりぐっとくるものは有りました。 受け手である自分側に思うところがあるからなんだろうな。
「こわい」時にそれを打ち明けられる友達がいるって本当に素晴らしい
「つらい」「しんどい」ならまだ一人でも耐えられる。でも「こわい」って気持だけはなかなか一人で対処出来ない。一人の時にこれを下手に自覚するとますます行動できなくなってしまうから。それを振り切るためにがむしゃらに行動し、とにかく自分をいじめるというのはよくあります。でも「こわい」はやはり向き合って乗り越えない限り消えない。それどころかだんだんと自分を蝕んでいって、動けなくなったり、ひたすらに逃避し続けることになってしまう。
そんな時に一人でも打ち明けられる人がいてほしい。少しすれ違うことがあったとしても、最終的にそれを打ち明けて受け止めてくれる人がいて、その人達を信じて打ち明ける勇気やきっかけさえあれば、だいたいのことは、きっとだいじょうぶ。へっちゃらになる。
……当時の私には、それはなかったなぁ。 23話前半のような対応はあったから、もしかしたら自分から打ち明ければよかったのかもしれない。 でも、自分自身がそれを認めたり、打ち明ける勇気がなかっただけかもしれない。そういうことを思い出して本当につらい気持ちになるし、卯月は本当に良かったなぁと思う。
RELIFEと合わせて楽しみたい
今まで積み重ねてきた努力や信頼を自分で踏みにじるな。頑張ってきた自分に失礼だ。そんなマネをして喜んでいられるのは、もう頑張ることを諦めた負け犬だ。でも俺は狩生がそんな人間だとは思えない。万一これで勝つ日が来て、その時心の底から喜べる人間だとは思えない。まだたった一ヶ月だけど、隣の席で狩生を見てきた。
http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2014/09/22/141324
「RELIFE」はデレマスと同じ欲望をよりむき出しにしている作品。デレマスはまだ「一回限りの人生」という縛りがありますが、こちらはその枠を取り外してるからね。。。プロデューサーが主人公海崎を中心とするメンバーたち(ここの層が分厚いのがデレマスとの違い。なぜならこちらは「少女たち」ではなく、プロデューサーがメイン主人公だから)
日代が島村卯月。狩生が本田未央。玉来が渋谷凛と読み替えると本当にそっくりなんだよなこれが。あんまりやるとゲスい読み方になっちゃうけどね。でも私はデレステもRELIFEも本当に好きですよ。