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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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炎上についてその3

今週いっぱいくらいはリハビリ中です。

「狂気とは即ち、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること
(The definition of insanity is doing the same thing over and over and expecting different results)」

http://www.gizmodo.jp/2014/03/9_13.html


どちらかというと炎上後の話になるけれど、炎上を「繰り返す」人に見られる「現実逃避に似たポジティブさ」というのはかなり大事だと思う。

これを非常に端的に書いてある記事があったので引用します。

◆ポジティブは大罪

失敗ブログ飯を継続できるのは、ポジティブだからです。でも間違った方向性を延々と続けるポジティブは大罪です。次こそ、明日こそ・・・そんなポジティブさが大きな罪を生んでいると思います。へんてこな自己啓発本にもはまっているので、やたらポジティブです。

◆ポエムはほんと無駄

こういう人たちはやたら詩的です。でもポエムといっても哲学や文学の素養があるわけではありません。ヒビノケイコの日々とかいばや通信とかをシェアしてしまいます。でもこういうきれいごとポエムにだまされて自分も書いてしまいます。ほんとうに無駄です。

http://toshitsu.hatenablog.com/entry/2015/11/06/012328

個人的定義で申し訳ないが
・ネガティブ-ポジティブ  を過去に対する態度
・ペシミズム-オプティミズムを未来に対する態度とするならば
(正確に理解したいならオプティミストはなぜ成功するかなどを御覧ください)

望ましいのは「ポジティブでかつペシミスト」であり苦手なのは 「ネガティブなくせにオプティミスト」な人だと思っている。

要するに何がいいたいかというと、過去については過度にくよくよしたり自罰的にならない代わりにちゃんと受け止めて今からやろうとすることには慎重になれることが望ましくて、逆に過去についてはやたらと自尊心低いのに、今からやろうとすることについてはやたらと無頓着だったり雑だったりすると困るということです。


私は結構このあたりの、失敗した時のリカバリーって普段どれだけ取り繕おうと人格が露骨に出ると思う。なので何かの記事が炎上した時、炎上した記事自体はあんまり興味ないけれどそれ以上に炎上した後その人がどう振る舞うかが気になったりする。お詫びをするか、自己保身を語るか。炎上に対してそれを本人がどのように受け止めるか。そういったことをネット上に書くのか書かないのかそういうところを気にする。


で、個人的に一番タチが悪いと思うのは「開き直る」「誰かのせいにする」「逆ギレする」タイプではない。このタイプはわかりやすいから黙って人が去っていく。たとえばこんな感じに。

それよりタチが悪いのは「変な謝り方」をするタイプ。具体的に言うと謝る時ですら自分語りになるやつ。このタイプは、何回やっても何回やってもブログを書いてる限り炎上を繰り返す。問題が起きた時に関心が自分向きになってしまうので、自分に関すること以外何も学べないからだ。

「自虐おわび」は、自分が悪い、自分はダメだ、といいながら、その実、相手に「そうではない」と打ち消してほしい、「いやあなたはできるから」と認めてほしい、わかってほしい、許してほしいと、無自覚に人からパワーをもらおうとするから始末が悪い。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090424/193024/?P=2

これにポエムが交じるともう最悪の状況になる。

NHK クローズアップ現代
宝石屋サダマツの中期経営計画、仕上がり具合がまるでポエム : 市況かぶ全力2階建


今思うと、炎上したごくごく一部のミニマリストさんたちは「やたらネガティブ」「やたらオプティミズム」「ポエムによる連帯」と三種の神器が揃っており、約束された炎上といった感があったけれど、面白い記事を書ける人が姫姉さまくらいしかいなかったためあっという間に収まったな、と感慨深い。
なんだかんだいって、炎上する人ってよくわからない文才の一種のようなものも必要なのだと思う。