頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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別にジャンル全体を愛してやる必要なんて無いからその中から楽しめるもの見つけなよ

具体性あったほうが良いと思うでラノベというジャンルで話しますけど別にラノベに限った話じゃないです。


ラノベが好きです」ってのは別に「ラノベ全体を好き」「ラノベならなんでも好き」である必要はない。ラノベというジャンルに含まれている作品の中に好きなものがあればそれいい。というかできれば「○○」という作品が好きですって言ってもらったほうがいい。


全体を語るなら全体を見ましょう。個別を語るなら全体気にせず個別を語りましょう。そのあたりごっちゃにしてる話は何の意味もないと思います。





以前一度紹介したことがある「コンプレックス・エイジ」っていうコスプレをテーマにしたマンガがあります。この作品の主人公も最初はそんな感じでしたね。

自分がコスプレを好きすぎるため、自分がだらしないとおもった人に対して否定的にあたる。気軽に楽しもうとしている人を蔑み、若い人たちが堕落していると言って嘆く。

ただ、この主人公の場合は本当にコスプレイヤーとして努力して、知識やスキルが高かったから多少の説得力はありました。


もしこれが、コスプレ初めて数週間くらいで、本人がスキルも知識も大したことないのに意識だけ高い人だったらどうだったか。 きっと誰も相手にしなかったでしょうし、そもそも言ってることがトンチンカンで笑いものにされるだけだったでしょう。人の楽しみに水を指し、本人も「これが素晴らしい」というものを提示することがなく、誰の役にも立たない頓珍漢なことばかりをいうどうしようもない存在になってしまいます。


ダメでしょそれは。それ本人がどれだけ「ラノベが好きです」といったところで、他のラノベ好きの人からしたら嫌がらせ以外の何者でもないですからね。


結局コンプレクスエイジの主人公は自分のこだわりを理解してくれる友人や共感してくれる後輩を得ることができ、その人達と楽しむことでココロの余裕を取り戻します。ココロに余裕ができてくることによって「自分好みでない人」に噛みつくような状態から抜け出し、それぞれで楽しめば良いという流れになります。


旬は短し楽しめオタク。自分と違う人達を気にして、自分が楽しめないってのはもったいないですね。自分が楽しめる作品、自分が楽しめる場、その楽しみを共有できる仲間を得ることができれば良いなと思います。*1


この作品自体はここまでが序章で、そこからまだ問題が起きます。何かを好きで仕方がない、という人は是非続きも確認してみてください。


最近「ストックしていける楽しみ方」と「その場で消費して後に何も残らない楽しみ方」みたいなのが自分のテーマになってたりするのでこのあたりについて今後も考えたいなと思います。

*1:「何かを貶す」という楽しみを共有するというのも一つの形ではあると思うし、私もこの点に関して他人にとやかくいう資格はないのであんまり強くは言えないです