http://delete-all.hatenablog.com/entry/2016/01/19/114031
最近素晴らしいと思った肩書きがある。「とにかく明るい」安村さん。とにかく明るい。
ポジティブ!シンプル!オリジナル!それでいて明るくしたいという意志が感じられる。
単にこれ素晴らしいなと思ったからFacebookのシェアします!感覚で投稿。
私は結構、タイトルだけで作品のコンセプトがダイレクトに伝わるのってきらいじゃないんですよね。「ラーメン大好き小池さん」とか「からかい上手の高木さん」とか、名前だけでなんとなく手にとってみたいじゃないですか。実際読んだけど好きです。
こういうのだったら大歓迎です。良かったらこういうタイトルだけで惹きつける作品教えて下さい。
「ラーメン大好き小泉さん」 "オタク=本当にそれが好きな人"が語るジャンル語りはとても心地よい - この夜が明けるまであと百万の祈り
でメディアクリエイターの話。
この方々におかれましても、同様に是非クリエイトされようとしているメディアを形容してみて欲しいと思います。
私思うんですが「ハイパーメディアクリエイター」という肩書で大事だったのは、「ハイパー」の方だったと思うんですよね。肩書はなんでも良いから「ハイパー」な、常識の枠にとらわれない生き方をする人間であるぞ!というハイパーの部分に意味があった。「ハイパーほにゃらら」でも多分問題なかったと思うんですよ。
そこからあえて「ハイパー」を取って形容詞をなくしてメディアクリエイターのみを名乗るってのは没個性というアピールかと思ってしまいます。そこには「俺はこういうことをやりたいんだ」というものが何も伝わらないですよね。
条件反射的なアンチテーゼにしか見えないからではないだろうか。ひとことでいえばスタンスとスタイルだけにしか見えない
「とりあえずメディアをクリエイトしたい」「とりあえず、マネタイズしたい」「とりあえず、メルマガだ。noteだ」うん。すごくよくわかる私も社会人1年めで仕事になじめない時に同じようなこと言ってた気がする。それは「会社なんかやめて起業したい」というやつと一緒ですね。あるある。あるあるすぎてあくびがでるほどにあるある。で、その時に「起業したい、だとダサいから僕はアントレプレナーを目指します」って言ってる人たくさんいましたねー。うわー懐かしい。
でも、ほかの人ってその器に何を入れるか、に興味があるのであって肩書にはまったく興味無いでと思うんですよね。興味深い人にはきっと「何で」「どうやって」が多分あると思う。「こだわり」があると思う。たぶん、そこが言葉になってる人が魅力的な人なんだと思います。
ブロガーの人って、肩書にはこだわらない代わりにそこははっきりしてる人多いなって思うんですよね。これに対して、「ミニマリスト」とか「メディアクリエイター」の人たちは、やっぱりまだ始めたばかりなのか、肩書を揃えることばかり一生懸命だけどその人なりの部分を表に出そうとしないですよね。「自分をさらけ出そう」って言ってる割にお行儀の良い、受けのよいことばかり一生懸命アピールしてて、みんな言ってること同じでつまんないなーって思われてるんじゃないですかね。なので、肩書だけじゃなくて、そこに曖昧でもいいから、なにか形容詞か動詞が入るといいと思います。なんでもいいんですよ。「○○流」の○○に入る部分がはっきり見える人が、やっぱりすごいなって注目を集めていくんじゃないかな、と。
というわけで「やりたいこと」と一致した「その人ならではの肩書」は魅力があると思います。そしてそういう肩書は「動詞」か「形容詞」で表現されるもののような気もします。そういう肩書ができたらまた教えてください。