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<あなたの話はなぜ「通じない」のか>はネットで文章書く人の必読書

『あなたの話はなぜ「通じない」のか』コミュニケーションの武器となる「メディア力」とは? - ぐるりみち。

素晴らしすぎますね。みなさんも是非この記事読んでください。



ぐるりみちさんのブログ記事がわかりやすくて素晴らしい、なんてのは今更言うまでもないですがやはり同じネタで文章を書くとその伝え方の上手さがはっきりわかります。


この本は私も本当に大事な本だと思ってて、ずっと前から何度かブログで何回か取り上げてて皆に紹介したいといつも思ってました。私はよくコミュニケーションについての話を書きますが、伝えたいのはこの記事で書かれる内容です。自分がこの本を読んで感動したから、そのことを自分なりの言葉で伝えようとして悪戦苦闘してるのがこのブログといってもいいくらい。そのくらい大事。


でも何度も紹介しようと挑戦はしていたのですが「ガルパンはいいぞ」みたいな感じで「とりあえずブロガーはこの本読め、絶対読め!」くらいしか言えなかった。

だからぐるりみちさんの記事を読んだときに

ただ本の内容をまとめただけではなく「考える」「伝える」「伝わる」というコアの概念を彼なりに噛み砕いてわかりやすく説明していて

そう、そういうことなんだよ!って読みながら思わされるような文章になっているのをみてもうひたすらに感動したのでした。すごい!







ここからは本についてです。私にとってはこの本はとにかく「すごい」としか言いようが無い(ボキャ貧困ですみません…)

なにがそんなにすごいかというと、私にとって話が伝わってる時ってどういう状態なのか、どういう構造なのか、ということを初めて自分に教えてくれたのがこの本なんですね。

人って自省を通したりだとか、いろんな人との会話の中でとか、他の本を読んでとか、いろいろな形でコミュニケーションってこういうもんなんだってのがだんだんわかってくると思うのですが、私にとってはこの本がそれなのです。それまで「そもそもどういう時にどういう仕組でコミュニケーションが成立しているのか」が分かってなかった私に、初めて腑に落ちる形で言葉で説明してくれた。


それまでの自分はコミュニケーションに全く自信がなかった。自信がないだけではなくて「何が原因で躓いているのか」「どういう状態を目指せばいいのか」「何を気をつければいいのか」そういうポイントが全て漠然としててさっぱりわからなかった。いわゆる「何がわからないのかすらわからない」状態だったわけです。

これについて、いろんな人がアドバイスはくれるんだけれど「なんとなくでも上手く言ってる人」と違って自分はもっと手前の部分で躓いていた。自分でさえ何がわからないのかわからないのだから、他の人もわかりません。結果として残念ながらアドバイスをしてもらえばしてもらうほど「みんなわかってることができない自分はダメなんだろうか」という気持ちが強くなったりしていました。

そういう「何がわからないのかすらわからない」な自分に対して、この本はもう本当に一番最初のところから。「コミュニケーションが伝わるっていうのはこういう仕組みなんだよ」というところからバッチリ説明してくれたんですね。

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(こんな感じじゃなく、自分にでも伝わるように丁寧に説明してくれてますw)




こういう本は自分にとっては初めてで、衝撃的でした。

その時に、やるべきことがわかって「自分でもできるようになるかも」という気になりました。そして初めて「自分も少しコミュニケーション頑張ってみよう」とやる気が出てきました。私の中のコミュニケーションのイメージは今でもこの本の中にあります。

そのくらい思い入れがある本ですし、今でもコミュニケーション得意とは言えませんが最低限の基礎はこなせるようにはなれたと思っていて、それはこの本のお陰だと今でも思ってます。とても感謝しています。




まとめますと、この本は「コミュニケーションの基礎中の基礎」=「一番大事な核心の部分」を丁寧に書かれている本だと思います。だから、私はネットで文章を書いている、書こうとしている全ての人に読んで欲しいと本気で思ってます。





ネットで文章を書くということは何かを伝えようとしていて、それが「伝わって」欲しいと願っているはずです。ならば、この核心の部分はさけて通れないはずです。また、できていない人はもちろんのこと、すでにこの本に書かれていることが実践できている人でも、そのコツを人に上手に言語化して説明するのは難しいはずです。きっと得るものは貼るはずです。むしろわかっている人ほどスゴイ、って思うはずです。なんかここまで言ってるしちょっと興味あるな、と少しでも感じて下さったなら、是非読んでみてください。お願いします。




結局今回も上手く書けなかったですけど、「あなたの話はなぜ「通じない」のか」はいいぞ!





余談。私は「基礎中の基礎」についてわかりやすく説明してくれているのは次の3冊だと思っています(※他にもおすすめ本があれば是非教えて下さい!)

あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫)

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)

議論のルールブック(新潮新書)

どれも非常にとっつきやすい本です。この3冊の内容を頭に入れてるだけでも、ネットの揉め事の殆どで悩まなくなるはずです。私は、自分がこういう基礎を全然理解できなくて苦労してきてきたから、もし同じように悩んでる人がいたらこういう基礎をみんなが共有してくれたらいいな、その時の材料になればいいな、と思ってブログ書いてます。

今後ともよろしくお願いします。