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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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新社会人の方へ

この記事はどちらかというと自分に言い聞かせるために書きました。心機一転、皆さんと一緒にがんばりたいと思います。



いろいろ不安に思われている方が多いと思いますが、会社というのは心構え次第では得るものがとてつもなく大きいのは間違いないと断言できます。その点は安心してください。 ※*1

しかし一方で意識の持ちよういかんによって、何一つ得られずひたすらに消耗する場になることもまた間違いありません。はやめに、会社というものとのつきあい方を掴んで、うまいこと泳いでいってください。そしてそのためにも、自分が達成したいことを意識してみると良いのではないでしょうか。



就職活動を振り返ってみましょう

会社の話をする前にまず就職活動を振り返ってみましょう。口が裂けても今の就職活動がベストだとは言えませんが、それでも現状の就職活動に対してこれを前向きに捉えている人とひたすら辛かったという人の差は大きいです。楽しみながらいろんな成長を成し遂げる人と、ひたすら消耗しながら満足する結果を得られなかった人の二極化が起きるのが就活です。

これは「取り組み姿勢」や「課題意識」が大きく影響しています。言っておくけど精神論じゃないです。認知の話だし、考え方の技術の話です。就職活動を通して「得られるもの、達成したいこと」を中心に考えている人と「労力やコスト、しんどさ」ばかりを考えている人ではそもそも見えてくる世界が違う。

よくいう言葉ですが、「やらなければいけないこと」なら、あるいは「せっかくやる」ならそこから何かしら得られるよう工夫しましょう。後ろ向きにやっても得るものが少なくなるだけで損です。しんどい時はしっかりやすみつつ、行動するときは、何も得られないの悔しいしむかつくから、何かしら自分の糧にしてやろう、という意識で挑戦した方が良いですよね。


【悲報】就活よりも会社生活のほうがしんどいです

さてと。就職活動が辛かったという人には残酷な真実になりますが、会社で働くということは、まじめに取り組んだら就職活動よりはるかにしんどくなるでしょう。なにせ終わりが決まってないですからね。その気になれば何年も続く道のりになります。

就職活動って後から振り返るとなんだかんだいってまだ「お客様」扱いしてもらえてる段階なんですよね。人に値踏みされるという経験に慣れていないとしんどいでしょうが、うまくいかなくても自分が凹むだけで済みます。しかし仕事するようになると失敗したら周りに迷惑をかけるし、怒られる。そこで受けるプレッシャーは就職活動よりキツイといえます。


就職活動の時に、同級生同士で「就活のダメな点」だけを言い合って盛り上がったりただただ「就職という成果」という得ることだけを急いでしまう人にはただただツラくて理不尽なものだったと思います。これは会社でも同様です。「会社に入っても給料以外得るものはない」と考えてる人は何も得られないしたただだツライだけになります。そしてそのツラさや理不尽さは就職活動の比ではありません。ネットには不安や消耗で潰れていった人たちの怨嗟の声、会社批判がたくさんあります。そういうものは「そいつが弱かったのだ」と否定スべきものでもありません。事実としてしんどいし、理不尽に感じることはたくさんあります。


特に新人の半年間は、今まで慣れ親しんだ環境を離れアウェイの地に適応していく必要がありますから心の支えと成るものが少なく、信じられるものを見いだせないと心を病むほどツライことになると思います。これはブラック企業とかそういうの関係なく、まじめにやってれば無茶苦茶しんどいのが普通です。こういうしんどさに対してどう対応するか。就職活動の時と同じです。「これだから会社は」「世の中クソダナ」と思うか、「頑張って◯◯を達成しよう」という目的意識を持つかで得られるものが変わってくると思います。



だからこそ、会社で働くことによって得られるプラスのものについても意識しておきましょう。

こういうしんどいものだからこそ、自分が会社で働く意義や目的を完全で無くてもいいので自分なりに意識しておきましょう。 会社で働くことによって得られるプラスのものについても意識しておきましょう。そうしないとマイナス面ばかり見えて耐え切れないと思います。


会社に入ったから成長したり望んでいることができるわけではありません。ぶっちゃけ会社は自分から行動しないと給料や福利厚生以外のものを積極的に与えてくれるような場ではありません。会社員長年やっててもダメな人はダメなまんまの人も見かけます。 昔はどうだったか知りませんが今はそういうものだと思ってます。なので、欲しいものがあれば自分でつかみとりに行かない。意欲を持って何かにとりくみ、求められる努力をこなせる人だけが成長したり、やりたいことをできる、そういう場です。
(※昔ならともかく、今は島耕作みたいなアホな話はそうそうないと思います。)


例えば私としては、仕事のスキル以外にコミュニケーションの捉え方の変化が大きいですね。就職前と後では、自らの「能力」ではなくて「考え方」や「質」が大きく変わったと感じます。他にも会社つとめをしていなかったら出来なかった経験もたくさんあります。会社にはいろいろ恨み言を言いたいことは多くありますが、仕事を通じて得られた考え方は大変貴重な点が大きいし感謝するところです。



どうせやるならプラスの経験になるよう工夫していきましょう

他にもいろいろありますが、こういうことは人それぞれなので、自分で早めに見つけて行って欲しい。自分の中でなんらか方向性や柱と成るものを見つけていくことができれば、きっと会社生活はつらくてしんどいものばかりではなく得るところが大きい物になると思います。




それでは、これからいろんなことがあると思いますが、できることなら楽みながら頑張ってください。

*1:会社自体がブラック企業とかだったらどんな立派な心構えを持っていてもダメですが……