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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「グッド・ナイト・ワールド」 ネットに関する3つの姿勢

登場人物がクズしかおらず、クズであればあるほど強くなるという独特のルールを持った世界観でのサバイバルを描いた漫画「世界鬼」。その世界鬼を描いた岡部閨さんの新作。

 

http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2014/09/02/194742 

 

17話まで読みました。

 

今度は舞台がネトゲーです。(厳密には違いますが)

 

この作品ではネットゲームのヘビーユーザーたちを通じて、ネットに対する3つのスタンスが主勢力となって対立している姿が描かれます。

 

一つ目は現実がクソだからネットこそが真実であるという姿勢。主人公がこのタイプで、ほぼすべての時間をネットに費やしています。

 

二つ目は現実はクソだけど、やはり現実は大事だからネトゲで一時楽しんで、また現実に戻って頑張ろうという姿勢。主人公の弟や海賊団がこれですが、海賊団は現実の憂さ晴らしという方向性が強すぎて、他者の迷惑を省みずに自分たちだけ好き勝手に振舞っているため周りから嫌われています。

 

三つ目は、ネトゲはネトゲ。現実は現実で切り離して考えるべきであるという姿勢。その代わりネトゲはネトゲとして純粋かつストイックであるべきとする姿勢。商会の人間などがこれに属しており、クズは要らないと断言してネット純潔主義のような主張をしています。

 

当たり前ですが、これ以外にもネトゲに関する考え方はあります。普通の人をそこまでクソだとも思ってないし、そこまでゲームに純粋さも求めてないでしょう。なんとなく交流やゲーム要素を楽しんでいる人が多いはず。ヘビーユーザーたちはこういう感じなのだな、というだけですね。

 

 

さて。

 

こういう状況にリアルマネーが絡んできます。とあるイベントをこなせば賞金が入るという話ですね。

 

こうなった瞬間第四の勢力が登場し、既存の勢力関係も壊していきます。そう、ネットでリアルマネー欲しい勢ですね。(もっとも、この作品はヘビーユーザー中心の世界観なので、新規参入の姿を描いていませんが)

 

こうやって、リアルマネーが絡んだ瞬間、いままでのネットの姿が歪んでいく。後からやってきた人間が、いままで楽しんでいた人間を踏みにじり、嘲るような姿勢をとり、それに既存の勢力が怒って立ち向かう。そんな展開です。

 

 

 

、、、あれ、なんかどこかで見たような、、、

はてなブl、、、うっ頭が!

 

 

P.S.

続きを読んでみたら「やべえ、俺が人間と思ってるネットの向こう側の人間、もしかして既にAIかサクラしかいないんじゃねえの?」って思ってきたw