女王の花13巻より
私は流浪の暮らしの中、各国の王を見てきた。冷血、貪婪、狂乱とさえ見えた王もいた。だが、己の道を悔いている者は一人もいなかった。人には悪と見えようと、己が正義に従い、それに殉ずることを厭わなかった。
さあ、答えてみよ、お前の正義とはなんだ?私の正義は土妃を討ち、国を建て直すこと。
お前の正義が、君主がだれであろうと国に仕えることだというならばそれはそれで構わん。だが、覚悟はあるか?誰かや何かのせいではなく、己の信じたことだと受け止める覚悟だ。正義をふりかざせるのは、己が正義に命を賭せる者のみだ!それができぬなら、私に従え
これはこれでどうかと思うので、後でなんか書く