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『世間知のない子どもが、パトレイバーの企画七課の内海課長に出会った案件』について

この記事は書かずにはおれなかったから投稿はしておきますが、ただの愚痴ですし、話としてもバラバラなので読んでも時間の無駄です。読んで不愉快な気持ちになったり、読んで何も得られなくても責任は一切取りません。というか読むな。以上です。




























21世紀型新悪役論~パトレイバー「内海課長」の発展形はyoutuber? 悪のキャラクターの個性、造形の過去と未来をあれこれ考える - Togetter

『世間知のない子どもが、パトレイバーの企画七課の内海課長に出会った案件』(ネットが加速している)

パトレイバーの内海課長は、昔は「国際的な大企業のプロデューサーで、そうそう巡り合わないからなぁ」と思っていたけど、ネット社会になったせいで、普通に中高生がああいった「面白主義の大人子供」に出会う可能性が執筆当時よりも遥かに増大していて、これは結構怖いことだなと思っている。

ゆうきまさみさんが描いた画期的な悪役「パトレイバーのシャフト企画七課の内海課長」みたいな、面白主義を信奉して倫理を乗り越えちゃう大人子供は、今の時点で、絶対にYouTuberもしくはアルファブロガーとして存在している

内海課長に近い不気味さを感じた悪役は、デビッド・ブリン『ガイア』に出てきた環境テロリスト(だったよな?)のデイジーなんだよね。あまりに画期的な悪役であると当時に、対抗手段を思いつかない(=自分の中にも相似形がある点で)困ったなぁ、スゴイなぁと感心した思いがある。

実はまだ今ひとつ自分の中で言語化出来ていないんですよ。内海課長が「趣味人として楽しみを内面化」しているのに対して、「YouTuberは自己承認を外部においている」から違うはずなんだけど。でも何か接点がある。新しい悪役ってこの2つの境界線上にある。

内海課長の場合は「内面で面白さを堪能できる趣味人」ですが、現在は「外側からも自己承認という燃料を打ち込まれる」ので、よりコントロールできなくなっていると思います。

・「画期的な悪役であり、倒し方が分からん」と思うコンテンツ上の三大悪役を上げると、『パトレイバー』の内海課長/『蓬莱学園の冒険!』の南豪君武/デビッド・ブリン『ガイア』のデイジーとなります。
 次点で『エンダーのゲーム』の大人たち/『ダークナイト』のジョーカー

・YouTubeあたりにいらっしゃる当該のみなさんの人間像は、内海などより、新井秀樹『ザ・ワールド・イズ・マイン』のトシ(三隅俊也)に似てるのではないか

・「終極エンゲージ」の主人公、クリス王子ですかね。

・「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」のジンガロ

・小林信彦「怪物がめざめる夜」

・「ナイトクローラー」。手段を選ばず悲惨な映像を売って稼ぐ、報道の怪物

・「亜人」の佐藤かな

・大月隆寛さんだったかが、「内海って、秋元康でしょ?」って言うてた。ただ、秋元個人というよりは、それこそオウム幹部的というか80年代的ポスモ相対主義な「優秀」分子の本質的無責任&反社会性みたいな部分を結晶させたようなキャラ、といった意味あいだった

・米国ではディズニー・チャンネルで「やりすぎ配信! ビザードバーク」というYouTuber主役のドラマや、ネット動画発のヒーロー「キック・アス」がある

・銀河英雄伝説のトリューニヒトなんかもその眷属でしょうか。すなわち、ドラマツルギーにのっとると倒すための筋道がなく、キャラクターの怒りやこだわりによってのみ打ち倒される

なんというかインパクトのある表現ですなぁ。
でも実際、こういう事例ってYoutuberに限らず、今後深刻な問題になりそうですよね。


キュレーションサイトよりも一部の「インフルエンサーマーケティング」はより悪質だと感じる

悪には人間基準の悪とそれ以外が基準の悪とがあり
人間基準の悪にも

■悪事によって利益不利益を発生させるタイプと、
■倫理そのものに挑戦してくる奴と
■別の倫理で殴ってくる奴と
■世界の無慈悲さを体現する奴

とがいる。

人間を基準にした悪ですけど
自分の都合や利益の為に他人を踏みつけにする悪はもっとも一般的ですよね。

このジャンルの悪には
①家庭内や個人間のスケールの悪と
②社会的な巨悪
③それから極小の利益のために甚大な迷惑をかけるバランスが全然釣り合ってないタイプの悪

の3つがあると思います。

それからもうちょっと概念的な悪として
④「自分と他人の利益を調整しながら社会を成り立たせていくための倫理」にいらん挑戦を仕掛けてくる女児アニメの敵幹部とかにいそうなタイプの悪

⑤死とか絶望とかを体現して「世界は別に人間のためにあるわけではない」ということを突きつけてくる女児アニメのラスボスみたいな悪

例えば私が、悪のインフルエンサーと認識している人たちの何が問題化というと

こういう人たちの主張は、社会全体で考えるとプラスよりマイナスのほうが大きいということです。
簡単に言うと、自己正当化をしているだけであって、バランスを考えたら明確に悪です。

しかし、その自己正当かの論理が
「利益を受ける(と錯覚してしまう)ごく少数(のアホ)」にものすごく受けるんですね。



最近、このタイプの③の悪事をなす人間がとても増えてきましたよね。

互助会とかもそうです。
教養がないからなのか、想像力の欠如が原因なのか、それとも衣食が足りてないせいなのか
そのあたりよくわかりませんが、「悪の自覚なく悪をなす」人たちが本当に増えてきた。

これってたぶん、自覚的に③をやっている人たちが野放しにされているうちに
「こういうやり方はアリなんだ」
「私たちも〇ケダハヤ〇のように儲けたい」
「〇カルが既存の社会に喧嘩を売っている姿を見るのは痛快だ」
と思う人たちが増えてきているってことなのかもしれません。

教育が弱ければ弱いほど、倫理観はすぐに揺らぐ。
今、結構やばい状況になってるんじゃないかなあと思います。



悪のインフルエンサーと、情弱から金を搾り取ることしか考えてないくそみたいなウェブサービスとの相性は異常

VALUのヒカル事件後に行った規約変更がひどい。ゲロ以下のにおいがプンプンします。そうこうしているうちに新しく出てきたTIMEBANKからもすごい腐臭が漂ってきています。

このあたりの話もフォローしていきたいとは思うのですが、そもそも、投資以前のレベルの人たちにいくらこういうサービスが胡散臭いといっても意味がないと感じます。

「VALUで有り金を溶かしている人」の記事では、投資というものを利回りの良い貯金くらいにしか考えておらず、困ったら発行者に何とかしてもらえるというお客様感覚が抜けきらない人がいることがわかりました。そういう人がいる限り、これからもイケダハヤトさんのような適当な煽りに飛びつく人は減らないでしょう。「この株価はおかしい、このVAの価格はあり得ない」という感覚を持ってない人が、仮想通貨やVALUをやるなんて無理です。

VALUや、VALU上位にいるインフルエンサーたちは、そういう投資家以前の人間をカモにして儲けようとしているから邪悪だと感じたのです。投資を真面目にやってる人たちを侮辱しているように感じます。イケダハヤトさんは「需要と供給」だけで株価を説明し、VAは供給量を絞ってるから安定して上がりますよ、と言っていました。しかしイケダハヤトさんが言ってるのは子供だましでしかありません。供給より需要が上待ってる限り株価は上がり続けるというその理屈はバブル崩壊を知っている人ならだれでもわかるはずなのですが……イケダハヤトさんを支持しているような人は、物心がついていたころにはバブル崩壊していた希望のない世代なのかもしれません。
(まぁ、VALUなんて、日本郵政PO絡みの国まがいの詐欺の悪質さと比べたら本当にかわいいもんですけれども!!)



とにかく最近は、人をだまして価値がないものに高値を付けて売りさばこうというただの詐欺まがいの行為を「フィンテック」と名付けてごまかしている事例が多く見受けられます。

フィンテック自体はまともで将来性のある話ですが、はあちゅうさんやイケダハヤトさん、田端さんなどのお馴染みのメンツがインフルエンサーとして絡んでくるならば、そのサービスはだいたい怪しいと思った方がいいです。

ただの情弱ビジネスです。そういうのを見たら「お前の価値がそんなに高いわけないだろ。バカにしてんじゃねえ!」とか「またインチキインフルエンサーが来たぞ。逃げろ!」と言えるようになってほしいです。



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企業・アフィリエイト会社・アフィリエイターの間で三点分割方式みたいに責任が分散されている状況を何とかしたほうがいい

そろそろ、企業もあんまりこういうアフィリエイターやインフルエンサーが適当なことを言ってたらちゃんと対応しない限り責任を取らされるようにならないといけない。

現在会社自体は薬事法・薬機法に縛られていますが、アフィリエイターは好き勝手言い放題です。だから怪しい会社ほど、アフィリエイターを使って大げさに煽らせて物を売ろうとします。

そして、そういう流れがDeNAやNAVERまとめのようなくそキュレーションサイトや、イケダハヤトさんのように金のためならホメオパシーから金商法的にアウトな行いまでぎりぎりのラインを攻める人がわが世の春のようにふるまうわけです。

そして、アフィリエイトサイトも、そういういい加減な紹介をしている人にペナルティを与えずそのまま放置してしまっている。(カード系や銀行系などはかなり厳しくなっているそうで、イケダハヤトさんもそちらの方はおそらく承認されてないと思いますが、仮想通貨系は素通しになってますね)


イケダハヤトさんのホメオパシー紹介記事について - Interdisciplinary
イケダハヤトさん、ホメオパシーに続いてEM肥料ユーザーと告白 - Hagex-day info
高知の山奥から東京で消耗と煽るプロブロガー、グレーを承知でハイリスクな金融商品の勧誘に手を出した件で証券取引等監視委員会に通報される : 市況かぶ全力2階建



アフィリエーターはどうなるのか。これは実は長期的には規制の網がかかるが、短期的には我が世の春になる可能性もある。極悪メーカーは自社では体験者談を使えないから、アフィリエーターが勝手に自分の体験を語ってるということで逃げようとする。もちろんその体験が本当なら「自分のこと」として書く分には差し支えないのだが、でっち上げなら虚偽広告になる。

消費者庁をはじめとする官公庁はアフィリエイトサイトがよくわかってないから、こうした「うちの知らないところでやっている」に騙されてしまうのだが、実は出稿先とは広告契約を代理店を通じて交わしているわけで、そんな言い訳が通用する由もない。広告内容を出稿主が確認するのが常識だからね。良識ある大手のASPは法制化されればきちんと対応してくるのではないか

私も愚痴ばっかりいっててもしょうがないので「投資」について今後ちょっと書いていこうと思います。

実は、はてなブログにはものすごく参考になる投資ブログがたくさんあります。凄腕の投資家さんが、時々更新さえる記事には、書店では得られない知恵が感じられ、とても勉強になります。ヘルメットアイコンのブログさんや、資産防衛隊長の記事などは、尊敬しているけど教えたくない。

んで、そういう価値のあるブログは全く注目されず、むしろ投資初心者は見るべきではない類のた〇ぞうさんのブログやら俺〇ドットコムなどのアフィアフィしてるブログが常にホッテントリになってるのがほんと好き。

※た〇ぞうさんに関しては、たまにいい加減なこと書いてると思うけれどそれほど悪いことを書いてるとは思いません。とはいえあのブログを毎日ブックマークしてる人、ほとんど投資してないよね? 英語勉強のブログをブックマークしてたらいつか自分も英語できるようになる、みたいなノリなのかな?本音としては、私もああいう感じでアフィやってお金稼ぎたいので嫉妬です。ただ、そういうので適当に説明してその商品で損した人が出てきたらと思うと安易にオススメできないんだよなぁ・・・・・・。毎日毎日リスクのある金融商品の紹介をしてる人ってメンタル強いを通り越してちょっと怖い。


ちょうどいいところに「はてな株暴落」っていうおいしいネタが到来

土日にでもこれをネタに、みなさんに「株価」って何だろうって話を書いてみようと思います。「投資」のことは知らなくても「価格」について理解することは決して無駄にならないと思います。