頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

ポリコレを主張する人たちは「いやなのでやめてください」しか言ってないんですか?本当に?

相手が間違っていると指摘することは、自分が正しいことをかならずしも意味しない。
相手が正しいことを認めることは、自分が間違っていると認めることでもない。
相手も自分も待ち合っていることが有るし、どちらも正しいけど反りが合わないだけのことが有る。
たいてい、揉め事が起きている時は、「どちらも間違っている」場合が多い。
片方が100%正しいという状況があればそもそも争いは生じない。

そのことがわからないのは幼稚にも程がある。
しかし、ネットには平気で「自分が正しい」を主張するための論拠として「相手が間違っている」ことしか言わない人がいる。
もっとひどいのになると「相手がまちがってさえいれば自分は何をしても正しい。何を言っても許される」と思っているとしか見えない人がいる。


そんなわけないのに。


私からするとこういう勘違いしている人は、ただの悪人よりよほどタチが悪い。ただのバーサーカーである。


さて。

早速だがこのコメントすげー気に入らない。maicouさん自身は穏健派でバランスのとれた発言をされる方だと思っているが今回のはちょっと違うと思う。

maicou 最近この種の話題でいつも思うのだが「いやなのでやめてください」「わかりました」と何故普通に同意せず屁理屈で対抗するのか。そもそもそういう基本のコミュケーション不全なところが問題だと強く感じる。

これは非常に重要な指摘である。 こういう率直なコミュニケーションがなりたつ関係であれば理想的ですよね。


でも、いまって全然そういう関係じゃないよね。


上のブコメはそもそも現状認識がおかしくない?

私からするとそもそも認識が間違っていると言わざるを得ない。このブコメからは、発言者が「屁理屈で対抗する」という記述から「自分たちは嫌なのでやめてくださいとしか言ってないのに了解しない人がおかしい」と思っているように読みとれる。


私はそういう風には思えない。


一言で言うと、「いやなのでやめてください」でとどまっていないと認識している。



もし本当に「私達はこれだけしか主張していない。おまえが勝手に被害者意識を持っているだけだ」と強弁するのであれば、

・愚かな私達にも誤解がないように次から是非言い方を考えていただきたい。
・そして、あなた方も過剰な被害者意識を振りまかないでいただきたい。


いまのところ、このどちらも守られていはいないと思っている。

理由その1 「いやなのでやめてください」以上のことを言ってきているのにそのことに自覚がなさそうで、うかつに頷いたらどこまで合意させられるかわからなくて怖いから

私はポリコレという概念自体が悪いなどと思ったことはない。ヘイトスピーチにも反対だし、「理不尽な」不平等があれば簡単ではないにせよ力を合わせて是正されるべきだと思っている。差別的な発言をすることを良しとした覚えはないし、差別に反対する記事を何度も書いている。

だから自分が「差別主義者だ」みたいに名指しされたことは今のところあんまりない(今後はどうなるかわからんけどね)。ときどきなんでもかんでもミソジニスト認定するIDからミソジニスト呼ばわりされることは有るが、そのコメントが★をたくさんもらってなかったので、まぁその人が頭おかしいってことなんだろうと納得している。

だがそのうえで、私はポリコレを道具として悪用している人達がいるのは紛れもない事実であると思っているし、その人達が嫌いである。ポリコレという概念自体は価値有るものだが取扱が難しいと考えるゆえに、些細なことでこれを振り回す人間は馬鹿だと思っている。そういう馬鹿や卑怯な人たちが暴れまわってる状態で私はポリコレを支持するとは言えない。



この人達は決して初手で「嫌だからやめて」とか「嫌がる人がいるからやめよう」という言い方をしない。


必ずといってよいほど初手に近い段階から「差別だ」「ヘイトスピーチだ」から入る。しかも高い確率で、ノータイムで「晒し上げてみんなで叩こう」という行動を取る。有名なのは「ナコルル騒動」や「聲の形」の時に噴き上がってた人たちであるが、こういう人たちがポリコレを旗にして暴れまわっているのをよく見かけた。


この人達の決まり文句は「私達(あるいは当事者でない場合は代弁する対象)はずっと被害を受けてきた」「私達(あるいは当事者でない場合は代弁する対象)は今まで我慢してきた。それに気づかなかったのはあなた達だ」である。

あるいは、ポリコレ的な話題に成ると、必ずはてブに湧いてきては「こんなこともわからないなんて」みたいな上から目線で語るアカウントが30くらいある。自分たちの感覚を理解しないやつはオロカモノで後進的で劣等種である、ということなんだろうが、なんでこの人達こんなに偉そうなんだろうといつも不思議に思う。



そうそう、あと定番の言葉として「外国の男性に比べて日本の男はー」だっけ。よくわかんないが、この手の人達の中では「外国と比べて日本の男をばかにすることは差別ではない」という不文律が有るようだ。



残念なことにこれらはプロフィールに「ポリコレ」とか「反差別」とか「フェミ」ってちゃんと書いてる人たちの発言だ。これで「ポリコレ棒はただの被害妄想」とか言われても困る。



上のブコメの人はかなり誠実な人でこういう発言はしていないが、している人はいる。「私は嫌だからやめてしか言ってません」とか「コミュニケーション不全はお前たちのせいだ」といえるのなら相当図太いなと思う。そんなわけで、「ここまで言わないと相手には響かない」と勝手に判断して過剰な攻撃をしておきながら「私達はいやなのでやめてくださいしか言ってません」という顔をする人たちには何を言っても無駄かなって気持ちになる。



とにかく「相手に要求をする時は、範囲を具体的に、限定的に」ってことすら理解できてないうえに、否定された時だけ「わたしこれだけしか言ってないのに」と自分たちの行為を矮小化するのはさすがに納得できない。 

いや、こちらも勝手に決めつけるのは良くないですね。こちらも確認スレばいいだけでした。



確認しますけど、本当にあなた達ポリコレを主張する人たちは、「いやなのでやめてください」しか言ってないんですか?もしそうじゃないなら、上のブコメは何の意味があるんでしょうか?



理由その2 私は「何を言うかより誰が言うか」を重視するので、「正しいことを言うだけの人」の意見はびた一文信用しない

何回も書いてきたけど「正しいこと」ってのは、それなりの教育を受けてきてそれなりに知性があれば誰でも言える。

問題はそれに心がおいついているかどうかだ。

上で述べたように「間違っている人」を見つけると、自分が何をしても正しいと勘違いして本性をむき出しにする人達がいる。そういう人の意見は何一つ信用しない。それはただのバーチャ野郎だ。「言ってる内容」についてではなく、「それを言っている人」を否定する。

具体的に言うと、私はくたびれはてこさんやyuhka-unoさんについては、「今まで何を言ってたか」をかなり警戒する。記事によっては言葉だけは評価するにしても「この人自身は信用しないけど」と留保をつけるだろう。そのくらいこの人達はいままでさんざん自分の意見を理解しない人やオタクなどに対していろんな対象へヘイトを撒き散らしてきたと私は認識している。片方はヘイトスピーチを否定して企業に嘆願請求まで出しておきながら、である。

http://shohei.hatenadiary.jp/entry/2016/09/14/223724:emed

もちろん事情があるだろうからそういうヘイト発言をせずにはおれないこと自体は否定しないが、それでもこの人達が「差別を許さない」「ヘイトスピーチを許さない」と主張することについて何一つ説得力を感じないし、もはやギャグで言っているのか?というレベルになっていると思う。


それは権力者の振る舞いである。

もはやそれは自分の発言の矛盾を突かれることを恐れなくて良いという人は、その時点でもはやその人は少なくともネットにおいてはマイノリティではない。
なんどもあなたたち主張してきたじゃん、本当のマイノリティはちょっとしたことで踏みにじられてきたって。本当のマイノリティが、矛盾したことや間違いを恐れずに発言できますか?

あなた方はマイノリティではないし、マイノリティの気持ちもわかってない。自分たちの言動のの結果を全部マイノリティに背負わせて、自分のルサンチマンを解消しているだけの無責任な人たちなのだ。

マジョリティの横暴を許さんとするなら、まずあなた方は自分たちを処断するがよろしかろう。

信仰とは、神に対する依存である

神に従うもの、神に反目する者 この二者は違うもののようでいて正邪の判断を神に委ねているのは同じ 斉しく依存にすぎぬ

谷の魔女よ、すなわちお前たちよ
神の御手に揺り動かされている熱心な信者にすぎぬ
信仰が罪だと言うのならば まずは己を処断するがよかろう

http://tyoshiki.hatenadiary.com/entry/2016/05/30/200000

んで、これすらもトーンポリシングだって主張するんでしょうか。ポリコレも、トーンポリシングも、あなた方のルサンチマンだけを正当化するための道具じゃないんですけどね。
どんな正しい概念だって、使う人の魂が腐ってたら何の役にも立たないって思う。


他にも言いたいことたくさん有るけどとりあえず今回はここまで

例えば、私は「ハラスメント」についていろいろ考えてきたが、ポリコレ主張してる人たちの一部は、明確に「ハラスメント」の2つの要件を満たしていると思っている、とかね。

でも今回はいったん終わり。今回の記事でいいたかったことは「いやなのでやめてください」以上のことを言ってるのにそれだけしか言ってないふりをするのやめてくださいってことだけです。そして、もしそれ以上を言ってる自覚があるなら、なんで相手が素直に頷かないのかわかりますよね

なんでも0か1じゃないでしょう。自分たちの要求が100通らなければ相手は差別主義だ!みたいな乱暴な振る舞いをする人間を誰が信用するか。合意を測れるラインを測って段階的に進める、くらいの知恵がない人たちが何を言っても無駄でしょう。わかんないならどっかの企業で営業の仕事経験してから出直して欲しい。自分の言いたいこと言うだけじゃなくて他人と一緒に物事を前に進めるって経験がないのかなっていつも不思議になる。
まぁこう言えば「あなた達にとって妥協できる最低限のラインすらクリアできない人が悪い」って話になるのかもしれませんが、それならそれで、もっと低い段階から積み重ねられる人たちに任せて、あなたたちはそのレベルに上がってくるまでいつまでも偉そうにふんぞり返ってたらいいと思う。


余談 そもそも私は初手で「差別」という言葉を使う人が嫌いだ。説明を省いていきなり攻撃出来てしまうから

「これは差別だ」みたいなことを言う人は、自分が思って納得する分にはいいけど、それを他人に指摘する時は、「これはこうこうこう言う理由で平等に反しておりであり、このように是正されるべき」ってのをちゃんと説明できる様になってからにしてほしい。
そのあたり全く考えずに「なんとなくこれは差別だと思う」みたいな「言葉」にいいように操られてる状態でまともな会話ができるわけない。言葉に支配されるんじゃなくて、よくよく考えて、言葉を飼いならしてほしい。言葉ってのは思考を放棄するためにあるのではなくて、より思考を深めるために使って欲しい。