「江波くんは生きるのがつらい」というい作品を読みました。いわゆるぼっちものですね。
江波くんは生きるのがつらい (1) (まんがタイムKR フォワードコミックス) | ||||
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正直言うと、面白いところも有るけどちょっと微妙……。 ただ、こういう微妙な作品が出始めたということは逆に言うと、このジャンルはかなり身近になってきたということだと思います。
もともとはどちらかというとサブカルよりのテーマだったはずだけど、最近はカジュアルなの増えてきたよね。
私の中では、「コミュ障」をカジュアルにしようという試みは、
1:まず「げんしけん」などの文脈でオタクを肯定的に描く流れ(あるいはコミュ障とリア充が同居する光景)がまずできて、
2:それに乗じて先にラノベが口火を切り、
3:それをマンガ側が逆輸入していってる
という流れで認識してるのだけれど、本当にそうなのかな。ergとかだともうONEの頃からコミュ障というより「白痴」的な扱いを受けるキャラが出てたけどあれは違うよね……。
などなど、このテーマの作品については今後も思い出した時に追加していきたいからとりあえず記事作ります。
みなさんにとって「コミュ障」や「生きづらさ」がテーマの作品にはどんなものがありますか。
おすすめのものがあれば教えて下さい!
僕は友達が少ない 2009年8月
僕は友達が少ない 16 (MFコミックス アライブシリーズ) | ||||
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この時点ではまだ「コミュ障」って概念自体は今よりもうちょっと重たくて、それほどカジュアルに使っていい感じではなかったと思う。
ココロコネクト 2010年1月
ココロコネクト コミック 全5巻完結セット (ファミ通クリアコミックス) | ||||
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一見リア充に見えて実際は超コミュ障だよねいおりんとか。
コミックだとやっぱりわたモテは大きいと思うけど、それ以前にこういう作品がなかったかどうかが興味あります。
ちなみに「となりの怪物くん」は2008年10月~ ですね。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い 2011年8月4日
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!(12) (ガンガンコミックスONLINE) | ||||
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このマンガではコミュ障ってのはもうはっきり使われてるよね。
途中で大幅に失速したあと、生まれ変わってまた面白くなったというかなりレアな作品。
湯神くんには友達がいない 2012年7月号
湯神くんには友達がいない(13) (少年サンデーコミックス)[Kindle版] | ||||
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実は読んだこと無い。
星野、目をつぶって 2016年19号
星野、目をつぶって。(11) (週刊少年マガジンコミックス)[Kindle版] | ||||
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コミュ障とはちょっと違うけど、生き辛さについて複数方向からアプローチしてるのが好きです。
古見さんは、コミュ障です 2016年25号
古見さんは、コミュ症です。 8 (少年サンデーコミックス) | ||||
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個人的にはどうしてもウィッチクラフトワークスを思い出してしまってあまりのめり込めない作品だけどすごく人気高い。
阿波連さんははかれない 2017年1月
阿波連さんははかれない 3 (ジャンプコミックス) | ||||
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水あさと作品。「デンキ街の本屋さん」もコミュ障といえばコミュ障か。
私が好きな「アイリス・ゼロ」とか「やさしいセカイのつくりかた」とかもこのジャンルだと思う。
他にこんなのも有るらしい。
共感&応援したくなる!おすすめ『コミュ障・人見知り』漫画6選 - NAVER まとめ
言い出すとキリがないので、できるだけど真ん中の作品を見つけたいところです。
その他
コミュ障とは違うけど「papa told me」は1987年~、「風子のいる店」は1995年5月~
うーん。やっぱり私ではうまく調べられない。
どのあたりが火付け役なんだろう?とかそこからどのような変遷があったのかとかについて、もしご興味があったらプロフェッショナルというかネットの生き字引であるid:katoyuuさんやid:lastlineさんに調べていただけたら嬉しいです。