頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

今さらになって樺沢紫苑さんの名をはてなで目にすることになるとは思わなかった

f:id:tyoshiki:20190305154826j:plain
ハイドリッヒ・ラングさん

つい先日、まさかのgitで、著者の情報を調べずに「アウトプット大全」を絶賛する記事が上がりそれをはてブのみなさんが見て「これは面白そう」ってコメントしまくる地獄のような光景が広がっていました。はてブの情報フィルタリング能力ほんとうに落ちたなぁと思う今日この頃です。こういう情報みたくないからはてなやってるところあるのに。そのうちダイレクト出版の本とかがホッテントリに上がって絶賛される時が来るんですかねー。 おおこわいこわい。

深く考えずにすごいすごいって言ってる人にはドラッカーの名言をプレゼントしておきます。
ドラッカー『まったくするべきではないことを能率的にする。これほどむだなことはない。』|インクワイアリー



あのですね。

あなたたちはとりあえずアウトプットしたら偉いとでも思ってるの?

だったら約7年間 1日1記事ペース、一記事当たり3000文字平均で記事を更新し続けている私をもっと崇めてくださいよ( ;∀;)

アフィカスってみんな毎日毎日真面目に記事書いてるんだからもっと褒めてやってくださいよ




……違うでしょ?
そうじゃないでしょ? 

私見ても全然すごいと思わないでしょ? むしろこいつちょっと頭おかしいんじゃないかって思うでしょ?

アフィカスみてもゴミ量産するな死ねとしか思わないでしょ?



それであってるから。

毎日毎日ブログ更新してるやつってそっちの方がおかしいから( ;∀;)

私は自己満足でやってるからいいけど、為にならないブログを書いてもだれも喜ばないから( ;∀;)

まして、他人に向かって「何を」書くべきか言わずにただ毎日ブログ書いたり、毎日動画撮れって人を煽るやつは狂ってるからぁ(´;ω;`)ブワッ





・・・というわけでみんな冷静になろう。

自分が想像しにくいものについてなんかすごい感じの数字見せられただけですぐに騙される人はほんとに気を付けないとあかんよ?(経験者談)




樺沢紫苑さんこと佐々木信幸さんについて

megalodon.jp
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20190304161831

ついでにちょっとだけ樺沢紫苑さんこと佐々木信幸さんの話をしておこうかな。(※私はこの人のメルマガ全く読んでないけど10年くらい前に登録してから一度も購読解除をせずに「ビジネス心理学」タグに放り込んでいたおかげでgmailに全部アーカイブとして残ってたので、いろんな情報がザクザク出てきますね。 やはりgmailは神。)

佐々木さんは特に本名を隠しているわけじゃないです。ちゃんと「佐々木信幸」名義の本も出しているし、その著書について「樺沢紫苑」の名前で運営しているメルマガ「ビジネス心理学」でもAmazonキャンペーンやってます。 てっきり「佐々木」メインでやることにしたのかなと思ったら、結局樺沢紫苑メインで活動することにしたんですね。

ちなみに、私の主観でどうこういうよりも、論より証拠で、彼がやっている取り組みについて過去ログを紹介しておきましょう。


「リストマーケティング」のエキスパート=「なろう」的な存在

simple-life-technique.com
●樺沢紫苑という名のスパム - Superbowl's アイノメディアドランカ

全140ページ、文庫本一冊に相当する凄いボリュームです。とか ●【「ソウ2」完全解読】 全8回 原稿用紙60枚分のボリュームとか、質より量でハッタリきかせるタイプのようだ(笑)。
実際、この“大作”、読ませていただいたが、これって1/4以下に削れるだろ…ってのが率直な感想

まさしく、githubの記事の著者も、その記事に賞賛のはてブをつけていた人も、「ボリュームのはったり」にマンマと騙されていて質について検証していませんでした。

じゃあ質はどうかというと

・彼は一介の精神科医にすぎない。それなのになんで専門外のことについてまで偉そうに語るのか
さらには、この人は実は専門分野でも大したことないんぢゃないかと疑ってしまう
・自分のあつかった臨床例と関連づけて説明するのかと思いきやただの読書感想文みたいになっている。・本読んだとか、外科手術を見たことがあるとか、彼の文はそんなんばっかり。語り口は“上から目線”でも、実際はシロウト目線の体験しかない
アメリカで活躍されていると豪語する彼の英語力はどうだろうか?
・こうなってくると“映画通”というのもあやしい。(中略)評論家ぶるんだったら経歴ぐらい調べろよ(笑)

このように、だいぶ「盛ってる」という指摘がされています。 みなさんはこれを念頭に置いた上で、「saw の完全解読」というレポートを読んでみてはいかがでしょうか。



とにかくリスト集めに妥協がないという印象。

archives.mag2.com

で、知らぬ間にメルマガに登録させられて、こんな感じのメールが送られてくるという寸法。このメルマガ読んですごいなあと思ってると、「号外」っていう形で高額情報商材のアフィが送られてくるという仕組み。
メールマガジン全盛期にはさぞ強かったでしょう。


数年前からは「Facebook」や「Youtube」を主戦場にされているそうです。イケハヤがYoutube煽り始めたのが半年前であることを考えると、増田が言う通り、この人の嗅覚の鋭さとうかイケハヤのビジネスセンスのなさが分かりますね。

精神科医 樺沢紫苑 - ホッタラカしで勝手に売れる!? こんなキャッチで、集客しているセミナーや商材があれば、... | Facebook

gisiwajin.blog26.fc2.com


ちなみに樺沢紫苑さんが本当に精神科医なのかを疑っている人もいるそうです

医療法人敬天会

樺沢紫苑氏(佐々木信幸氏)の最新の勤務先はここだけみたいですね(アルバイトはしていない?)。一応、病院の医師紹介では精神科医みたいです。でも、勤務先の科目に精神科がないのですが、何を見ているのでしょう

2018/10/02 19:03

私はこの人が本当に精神科医としての勤務経歴や実績があるのかどうかは興味ありませんので、それは他の人が検証していただきたいなと思いますが、私はこの人を信用したいとは全く思いませんね……。
正直いって香山リカさんと同じようなタイプだと思っています。とにかくささっとインプットして表面的にまとめるのがとてもお上手という感じ。TVコメンテーター向きなのでしょうし、本人もその自覚はあるからちょっと難しいのかもしれませんね。

結果としてYoutuberというポジションに落ち着いているのではないかと思います。


ビジネス書Amazonランキング1位 コメント数400超の作り方

ちなみに、著書のAmazonキャンペーンがえぐいです。まぁこれ、情報商材屋および情報商材屋御用達の「フォレスト出版」では当時みんなやってんですが、いつ見ても下品だなぁと思います。

今のラノベとかなろうがだんだんこっち方面に寄ってきてる気がしますが、行きすぎないようにしてほしいなと切に願うばかりです

Amazonの著者紹介ページがあるので見てほしいんですが、この人の著書の特徴は「異常にAmazonのコメント数が多い」ことです。300以上とかザラですね。超ベストセラー級でもなかなかここまでのコメント数はないんですが、安定して多数のコメントを集めている。

でも、はてなの人たちほとんどの人はこの樺沢紫苑という著者の存在自体知らなかったでしょ?

なんでかというと、この人の本は常にこんな感じでAmazonキャンペーンをやってるから。

kabasawa.biz

kabasawa.biz

01.futako.info

hamac877.net

www.facebook.com

Amazonランキング1位というものがどうやってつくられるかお判りいただけただろうか?この人がどういう商売をしていて、どういう風に本を売ってるかも想像できますよね。


……とまぁ、こういうのを見てるので、個人的には樺沢紫苑さんの本を、リテラシーが高いはずのgithubの人が紹介するってのはちょっと正気ですか?と思ってしまいました。あくまで個人の感想なので、信じたい人は信じたらいいと思います。私はご免こうむりますが。


確実に言えることは、この人は本当に儲かってる人だということです。イケハヤは本当に儲かってるのか怪しいです。それどころか資金周りが普通に厳しい状況なんじゃないかと疑っています。どっちか片方だけを信じるなら、イケハヤよりは樺沢さんのほうがいいという増田の意見には全面的に同意します。