この夜が明けるまであと百万の祈り

発達障害者としての生き方によく悩んでます。いろいろあって今現在は教育系の出版社でつとめてます。普段は自分が好きなマンガの話してます

ジョジョの奇妙な冒険第七部 スティール・ボール・ラン ストーリー&スタンド名まとめ(2/4)

第四ステージからスタートします

まずは3つの名言から。

人の心のありようの限界点に踏み込むな。そのうえで奇跡を信じる

ジャイロ。この社会と人の心の中のありようには限界点がある。死刑制度と医療による延命。それは矛盾した特異点なのだ。ネットにはじかれたボールは、どちら側に落ちるのか誰にも分らない。我々ツェペリ一族は社会のその考えに立ち入ってはならない。それが我々一族の役割。
だが、ツェペリ一族は奇跡の存在も信じている。奇跡が起こることを祈ろう。ボールがネットの向こう側に落ちることを

ジョジョの奇妙な冒険はコマで切り抜くと微妙と感じる発言もあるが、根底にあるのは世の非情さを前提としながらも、それを上回る人間賛歌や奇跡を求める心なんだよね。世にある作品もそういうことがたくさんあるので、特定のワンシーンやセリフだけを抜き出してギャーギャーいうのはほんとやめよ。

4度の「できるわけがない」は、鉄球の極意である黄金長方形の回転を伝授する際のセリフ

お前はこれから「できるわけがない」というセリフを4回だけ言っていい。できないと4度言うまでやれないッ!絶対に!それがツェペリ家の掟だッ!掟を破ったらおれたちは敗北するッ!
お前にすべては説明したッ!LESSON4だッ!敬意を払えッ!

この後の展開は

①そんなことができるはずがない(難しすぎる)
②いきなりできるわけがない(説明だけじゃわからない)
③僕にできるわけがない(自分には無理だ)
④先生であるジャイロがやられてしまってはもうできるわけがない(先生がいないから無理だ)

実は4回言った結果としてただバックルを手に入れても何の意味もない。真意は「バックルはあくまできっかけでありコピーだ。本物を探せ、自分の目で。(自然界にある)本物を見なければ回転しない。」ということ。言い訳を捨てた先に、至るべき境地を説く言葉。なお、黄金長方形を学習してタスクを強化した後もジョニィの攻撃がサンドマンに通じず「すまないジャイロ、僕には何もできなかった」と述べるシーンもある。

あんたが護衛するのは「国王」か「大統領」じゃなきゃあダメか?

あんたが死ぬべきじゃあない理由がもう一つあったぜ、ウェカピポ。あんたにあの娘を守りにってもらいたい。あんたが護衛するのは国王か大統領じゃなきゃあダメか?女の子でもいいだろ?

第四ステージ 広い広い大草原の小さな墓標(キャノンシティ→カンザスシティ)

敵7.5 ホットパンツ(肉の泡スプレー。スタンド名はcream starter)

ホット・パンツ+1

ホット・パンツ+1

サンシャイン・ラヴ

サンシャイン・ラヴ

エリック・クラプトン、ジャック・ブルース、ジンジャー・ベイカー

Fire Starter

Fire Starter


The Prodigy - Firestarter (Official Video)

①よくツイッター上で使われるジョニィの「何を言ってるんだ?こいつ?」はホットパンツがいきなりジョニィたちを牛泥棒として吊るすといってきたことに対するツッコミ。ゾンビ馬だけでは微妙だった本作における回復薬ポジションになる。


敵8 リンゴォ・ロードアゲイン。(6秒だけ時間を巻き戻す。スタンド名は「マンダム」)

①おそらく第7部で大統領以外では最も有名な敵キャラ。ジョジョ読んでない人でも「ようこそ男の世界へ」と「漆黒の意志」は知ってるはず。

②ホットパンツとジョニィを撃退し、ジャイロは敵じゃないとして解放しようとするが、ぶちぎれたジャイロが至近距離デスマッチにて勝利。

③リンゴォは死ぬ間際に伝書鳩を飛ばして遺体の場所を大統領に知らせようとするが……

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このセリフだけ見ると女性差別に見えるが、彼のこの発言を作品が肯定してるわけではないし、彼がこの考えにこだわったことには理由がある


Willie Nelson - On The Road Again (Official Audio)

On The Road Again

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マンダム CM (1970年) チャールズ・ブロンソン 男の世界

マンダム?男の世界[EPレコード 7inch]

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ちなみに、「マンダム」の商品を出したのは当時「丹頂」という名前の会社であり、このマンダムがあまりにヒットしたので社名もマンダムに変わった。「ギャッツビー」や「LUCIDO」もこの会社の商品で男性化粧品トップ。まさに「男の世界」を極めし会社である。 ただ、私的に男性にお勧めなのはオルビスから発売されている「クリア」です。ニキビ肌ができる人にはこれが最高だと私は思っています。


敵9 ブラックモア(触れた雨粒を空中に固定できる。スタンド名はCathc the Rainbow)

①リンゴォが死に際に送った伝書鳩のメッセージを、夫スティールを心配して身に来たルーシーが先に見てしまう。大統領は追っ手としてブラックモアを差し向ける。

②ルーシーを助けに来た「マウンテン・ティム」はブラックモアに瞬殺されるが、ルーシーを逃がすことには成功する。

③ルーシーが「遺体の脊椎の骨」を入手し、ジョニィと合流しようと移動を開始する。

④一度はブラックモアに追いついて骨を奪い返すが、骨を手にしたブラックモアが「あのお方」の存在を感じて恍惚としている間にルーシーがブラックモアを銃撃し致命傷を与える。

DEEP PURPLE GREATEST HITS Part One [2CD]

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ギタリストがリッチー・ブラックモア。

Catch The Rainbow-the Ant

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リッチー・ブラックモアが率いたバンド「Rainbow」が演奏。

敵10 ディエゴ・ブランドー2回目

①スタンド使いとしての戦いではなく、レースとしての勝負。ジャイロは少しずつ「飢え」を取り戻していく。

この草原でDIOの道がベストだというなら、そのラインは敵に差し出してやるのもいいだろう。あえてな。
厳しい道を行く、か。厳しいな……
ただし、俺とヴァルキリーだけのラインを行く。その道には滞るものは何もなく、なめらかに回転するかのような。俺とヴァルキリーだけがなじむ道。DIOのラインなんぞ見えなくていい。天候も嵐も関係ない。味方のジョニィも消える。俺たちだけの気持ちいい道だ!リンゴォの話だと、その先には光があるはずだ。光を探せ!そして光の中へ。

敵11 ブラックモア二回目。

①死んだはずのブラックモアが復活して襲い掛かってくる。(第五部のブチャラティ状態)

②固定化された水滴は鉄壁だが、ジャイロの鉄球の回転で「蒸発」させることによりガードをこじ開けて鉄球を当てることに成功する。

③「遺体の脊椎」もジョニィが入手し、代わりにジャイロの持つ眼球は、ルーシーに渡すことにする。


ここで第四ステージ終了。


第五ステージ イリノイ・スカイライン& 第六ステージ ミシガン・レイクライン(五大湖周辺コース)

敵12  サウンドマン (エコーズの能力を物に乗せられる。スタンド名は In a Silent Way)

本当は兄さんの方じゃあなかった。連れていかれるのは僕の方だったんだ。僕が死ぬべきだったんだ。だからきっと、借りは返せ、といつか宿命がかわりに僕に追いついてくる。少しずつ少しずつ、宿命が僕を気づかないうちに取り囲んで、ぐるぐると縛ってすぐに逃げられないように。そして希望で一瞬だけ喜ばせておいて、最後の最後でぼくを見捨てるんだ。誰も関心なんか払わない。みんな見捨てる。観にさえも来ない

①いや、ジョニィさんが浮かれてて銃で撃たれたのは宿命とかそういう問題ではないと思うが…。親によるネグレクトを鑑みても、レース中はともかくとして下半身不随になる前の彼はガチのクズだったよね……。

②ディオの恐竜に「音」を乗せて自爆攻撃を仕掛けてくる。たまらず水辺に逃げるが、水辺でも攻撃を防ぐことはできず窮地に立たされる。ここでジャイロの第四のレッスンが行われる。

③ジョニィはサウンドマンとの戦いにおいて「黄金長方形の回転」を習得し、スタンド「牙」が強化される。強化された牙はガード不能というえげつない性能。サウンドマンを圧倒して勝利する。

④戦闘終了後にホットパンツに「遺体の骨」を奪われる。(脊椎を一つだけ残してくれた)


Miles Davis - In A Silent Way, New Blues LIVE STUTTGART ´88 [HQ]

In a Silent Way

In a Silent Way



ーーーーーーーーーーーここで第五ステージ終了ーーーーーーーーーーー

敵13 木に住む少女と11人の男たち(「Sugar Moutain」&「Tatoo You!」)

①遺体の耳の部位を守護するスタンド。「泉に落としたのは金の斧ですか?銀の斧ですか?」というやつ。これを正直に答えないのは論外だが、これだけだと「無限に儲ける」ことができてしまう。そこで「手に入れたものを日没までに使い切る」ことを要求する。一度手に入れたものをすべて手放すことが必要になる。このスタンドの能力上、遺体の耳を直接手に入れることは絶対にできない。

②手に入れたものを使い切るために近隣の町に移動したところを、大統領が差し向けた11人の集団に襲撃される。

③金などは使い切るが、遺体も手放さなければいけない。ジョニィは11人の襲撃犯の生き残りに泣きながら遺体を渡す。

シュガー・マウンテン・ライヴ・アット・カンタベリー・ハウス・1968

シュガー・マウンテン・ライヴ・アット・カンタベリー・ハウス・1968

TATTOO YOU

TATTOO YOU

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敵14 マイク・O(匂いを覚えて追跡する自動操縦型。スタンド名は「Tublar Bells」)

①口癖が特徴すぎるマイクおじさん。「金属を」風船のように膨らませて生き物を作れる。その生き物は対象のにおいを記憶させて、その匂いを持つものだけを自動的に襲わせることができる。
dic.nicovideo.jp

②ルーシーにホットパンツが接触。彼女は合衆国でもネアポリス王国の人でもなくバチカンの人らしい。

③ルーシーがホットパンツの助けを借りて大統領の心臓部を盗もうとするがマイクおじさんに追い詰められる。マイクおじさんはうっかりさんなのでルーシーと間違って大統領夫人を殺してしまう…

④ルーシーを助けに来たホットパンツがマイクおじさんを殺害するが、ルーシーは脱出できないので、大統領夫人のふりをして生きることを強いられる。とりあえず心臓と眼球は回収完了。腕はそのまま残す。

Tubular Bells

Tubular Bells


敵15 ウェカピポとマジェント・マジェント(Wrecking Ballと20th Century Boy)

①ウェカピポはネアポリス王国の護衛官で、ジャイロと同じ鉄球使い。鉄球に14個の「衛星」という小さなパーツがついている玉を投げてくる。鉄球の衛星に当たるか衝撃波を受けると「半身失調」になる。その間にもう一人が死角から攻撃を仕掛けてくる。

②今回近くにある遺体は「狼」になってジョニィの近くにいる。

③氷の世界で生命がないため、ジャイロもジョニィも黄金回転を使用できない。

④MMはジャイロがだまし討ちで倒すが、ウェカピポは黄金長方形がないと倒せない。完全に詰んでいたが、「シュガーマウンテン」からの一連のつながりによって「奇跡」が起きたことによって逆転する。

敬意を払うべきは、自然から学ぼうとするこの回転の力。ゆえにもっとも用心すべきはその態度だ。なんとしても黄金長方形を見つけようとするその姿勢!

「俺は今まで、正しい道を進んでいれば必ず光が見えるはずと信じてきた。勝利の方向を示す光が必ずどこかにあると。だからこの地まで進んでこれた。だが、今はどこにも!そんな馬鹿な!どこにも見えない……」

⑤マジェント・マジェントは瀕死状態ながらもまだ生きていて、復讐を誓いつつレース続行。


ウェカピポ

ウェカピポ

※ウェカピポはWake Up Peopleの略。

Wrecking Ball

Wrecking Ball

Magenta Magenta

Magenta Magenta

20TH CENTURY BOY

20TH CENTURY BOY

ウェカピポとマジェント・マジェントは、同じ「SOUL'd OUT」の楽曲。荒木先生とは2005年に行われたMTVでの番組企画で共演しており、シングル曲のジャケットを荒木先生が描いていたりもした。当然ジョジョの大ファンでジョジョ劇場版のED「VOODOO KINGDOM」もこのグループが担当。
日本人音楽ユニットで初めてジョジョに登場したため当時はかなり話題になってたが、オファーを出したのは荒木先生の方からだという。


14巻 55話の「勝利者への資格」が素晴らしすぎるのでここアニメ化してくれるのを待ってる


長かった第六ステージも終了。