頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

私は「毒親」って言葉をあまり使いたくない派です

普通じゃない、と断じられたチエミに教えたかった。どの普通にも、どの娘にも、正解はない。
(ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ)

https://www.tyoshiki.com/entry/2014/05/23/022440

www.tyoshiki.com
の記事でぐちゃぐちゃした文章を書いたところ多くの反応をいただきました。自分で言うのもなんですが、みんなよくあんな感情がぐちゃぐちゃした文章を読めますね……自分だったら他人が書いた呪詛まみれの文章なんか読みたくないゾ……。


ブコメを読んで思ったことがあるので、思いつく感じでパパっと昼休みに書いちゃいますね。帰宅後に手直しします。

私は「毒親」って言葉をあまり使いたくない派です

前の記事では「キレなければいい人だといっても、実際キレることを制御できないのだから慰めにならない」と書きましたが、それでも私は親に強い感謝の気持ちもあるし好きだという気持ちがあります。小学生の時いじめられていた私のためにいろいろしてくれたこと。中学受験の際に私をものすごく応援してくれたこと。他にも毎日お弁当を作ってくれたこと。母親から与えてもらった恩は語りつくせないほどあります。これらについての感謝の気持ちは、たとえその後に問題が生じたとしても絶対に色あせることはありません。私にとっては自慢の母親だったのです。単純に毒親なんて言葉で切って捨てられるような軽い存在ではない。

もちろん「毒親」として切り離してスッキリするという道を否定しません。

むしろ、そういう選択をした人をうらやましいと思うし応援したいと思っています。そういうお話大好きですし。あくまで私はそこまで踏ん切りがつかないというだけです。




今は結構余裕がある。一方的に親の思い通りにされる自分ではない

高校生の時、一時期は本当に我慢しきれなくてとにかく受験に合格して東京に逃げることばかり考えてた時期もありました。大学に入ってから鬱になったときも親のせいにしたりとかもあったり。


※この漫画読むと胸がキュンキュンするので超おすすめなんだけど知名度が低くて残念なので私のブログの読者皆さんに読んでほしいです……

今となっては不愉快ではあるけど私のほうが強いし、その気になれば縁を切ったりやり返したりできる、という余裕があるので、耐えきれないほどじゃなくなった。そもそも今一緒に住んでないしね。これでもまだ全部が親のせい、だとしたら一生操られるってことになるわけでそんなはずはないやろと。

「毒親」の概念は必要以上に依存すると自分が加害者になるので怖い

なにより、「毒親」憎しのあまりに親が好きだという人の気持ちを傷つけようとしたり、自分が傷ついているということを理由にして、自分が他人に対して暴力的な振る舞いをすることをする人たちをみて、ああなりたくないという気持ちがあります。(余談ですが、私がネットのフェミニズムの人に厳しめな態度をとるのも、たぶん他の人よりは共感してしまいそうなところがあるからだと思います。他人事として切り離せず「あれと一緒になりたくない」という気持ちを持ってしまう感じですね)

私の前の記事も序盤でもろにそういう要素がありましたよね(=自分の経験から鴻上さんの記事にケチをつけたり、自分の親以外についても不信感をあらわにする)。たぶん、「鴻上さん関係なくね?」とか「過剰反応しすぎで怖い」と嫌な気持ちになった人もいると思います。気を付けないとこうなってしまうんですよね。(今回は途中で気づいたけど止められないから、途中から鴻上さん全然関係ないと断ったうえで最後まで書きました)

人間ってすぐに被害者から加害者になれるんだぜ?怖いよね。

ぶっちゃけ恨み続けるエネルギーや覚悟がもはや今の私には無い

わかっている。ここにいる限り解放されることはない。
いつまでも傷口は開き、裏切りは重く、幸福はただあさましく。
そして私は全てを許せないまま許せないことをたった一つの証明として---
(papa told me 22巻 ep108 モーニング・グローリー)

私は親を恨み続けることが、生きるために必要だとしてもどれほど大変なことであるか、ということをこの作品で学んだような気がするな……。

毒親の思い出に苦しむ人には「トクサツガガガ」の原作は必読です。「キレる」ってこういうタイプの母親のこともさすんです。一見弱そうに見えるけどコントロール欲求はだれよりも強い。子供からの愛情を盾にする狡猾な母親。これにたいしてどう向き合うかって話。ドラマではどんな感じだったのかご存知の方がいたらぜひ教えてほしい。

トクサツガガガ (1) (ビッグコミックス)

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Papa told me 22 (マーガレットコミックスDIGITAL)

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あと、恨みって、めちゃくちゃ自分を消耗させるんだよね。

仕方ないと諦めたからって悲しくなくなるわけじゃないの。夫や家族が愛してくれるほど、社会に拒絶される我が身が惨めだった。時間が解決してくれるという人もいたわ。いつか癒やされる日が来るって。
ウソよ。何年経っても、今、この瞬間に起きたことのようにあの時の感情が胸の内で泡立つの。
早く忘れたいのに忘れられない。

できることならそこから自由になりたいわけです。いろいろ嫌な思いもしたけれど、それを理由に永久に母親を恨み続ける人生を送ったり完全に切り離すって形ではなくて、できれば許したいし、許せないにしても前向きに生きたいわけです。

Under the Rose (1) 冬の物語 (バーズコミックス デラックス)

Under the Rose (1) 冬の物語 (バーズコミックス デラックス)


といいつつまだ未練たらたらなんですけどね( ;∀;)

……とキレイゴトをいくら言うてみても、私は大した人間ではないので実際は未練とか恨みは結構残ってて「被害者意識との向き合い方」とか「どうすれば人を許せるのか」みたいなことはものすごく考えてましたし、「ハラスメント」についてもめちゃくちゃ考えました。

もともとこのブログは「ゆるし」について個人的に考えるところから始まったんですよ。それだけじゃつらいから、読むと元気になるマンガの話をしてたらいつのまにかそっちがメインになってしまいましたが。

→こういう観点から自分が好きなマンガをまとめたものです。参考にしてください


恨みや傷つきやツラさがあるなら、ブログに少しずつ吐き出してデトックスしよう

偽っても、不都合なことを隠しながらでもいいから、いろいろ書き続けていくと少しはスッキリします。なにより、ブログ書きまくることで、実は自分の中にこんなにいろいろな気持ちがあるんだって気づくことができることが大きいです。

知ってる人いると思うけど、私ははてなダイアリー始めたころは加害性むき出し人間でした。(その際傷つけたTさんについてはこの先も償い続けていこうと思ってます)それでもブログを書き続けたことでだいぶデトックスできて、多少は穏やかな人間になれたと思う。書くことってほんとに馬鹿にならない。

その際、多少不自然でも記事の〆の文章だけは自分に優しくというか、前向きなことを書く癖を続けると、なんとなく自分って前向きなやつなんじゃね?ってだませるからおすすめよ。だいじょぶだいじょぶ。最初は全然うまく書けなくて当たり前だから。5年くらい断片的に吐き出し続けてたらそのうちなんかつながってくるからw


ただしどうしても「加害衝動」が抑えられない人は気を付けて

せめて「同じタイプの人」とつながらないように気を付けよう。

その際に気を付けるべきことは、最初はあんまり他人に向けて(他人から評価されるために)書かないってこと。
ネットって加害的な気持ちを表に出すと人とつながりやすいけど、そういう表現によって来るのは「自分を利用しようとしてる」人とか野次馬である危険が高いです。特に最近はそういう人が増えてきました。 運が悪いと、おだてられ、感情をより増幅され、そして他の人にぶつけるための鉄砲玉にされます。

嫌われる勇気03 承認欲求を持ってはいけない - この夜が明けるまであと百万の祈り
承認欲求について語る際の基礎となる話まとめ - この夜が明けるまであと百万の祈り
承認欲求はそれほど無いはずなのに「自分の居場所がない」と感じた時に読む本 - この夜が明けるまであと百万の祈り

ちょっと前のはてなブックマークにはそういう鉄砲玉がたくさんいて本当に救えないなと思いました。あくまでも自分の心と向き合うためにやりたい。


昼休み終わっちゃうので残りメモ。

・自分の心を守りつつ、自分の心と向きあえるようになりたい
・あとで随所さんのツイート引用するかも
・他に書こうと思ったもの
・家族に「すぐキレる人」がいたことが自分にもたらした影響について
・あきらめつつも、向こうが変わったら受け入れこちらも準備くらいはしておきたい