この夜が明けるまであと百万の祈り

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です

私は「たそがれたかこ」を今このタイミングで読めてよかった

個人的評価★★★★★(5巻までの評価。若い人にはあんまりお勧めしないw)

togetter.com
今ちょうど「たそがれたそこ」を読んでる途中だったので、全然似ても似つかない「はせさん」とこの作品の「たかこさん」がなぜか私の中で二つがめちゃくちゃシンクロして爆笑した。いいぞもっとやれー。

最初は「不登校の娘を持つ母親」を描いた作品として読みはじめたのだけれど

これ私と同じや。「不登校」を描いた漫画だって聞いてタイミングよく無料だったので読んだのだけれど予想と全然違ってて、もっとはっちゃけた作品でした。

暗い話かと思ったらめちゃくちゃはっちゃけてた。

とりあえず今5巻の初ライブのシーンまで読んだけど最高。

ふたを開けてみれば「今まで我慢だけの人生送ってた45歳のおばちゃんが、若いバンドのライブにはまって、その影響で頭をオレンジ色に染めたり若い子に恋をしたりする話」になってた。

離婚して、特に生きがいもなく母親の介護だけして終わりそうな人生。娘も夫側の家庭にいて生活の支えがない。人生悲観して死んじゃいそうになってもおかしくないような状況で、そこで落ち込んだり自分を責めるだけじゃなく逆にはしゃいじゃうっていうのが個人的にはすごい面白い。

たまたま深夜に聞いたラジオにはまって、若い歌手のファンになって。その影響で髪の毛染めたり、娘と同じ年くらいの男の子を好きになったり。はっきりいってやってること無茶苦茶である。たかこさん、めちゃくちゃキモいしぎこちない。多分描かれてないだけでこの世界でも大勢の人にはドン引きされているのだろう。

だけどこの作品では、意外とやってみたら周りでそれを面白がったり応援してくれたりする人がいる。そういう人たちとのつながりの中で、人生に活路を見出していく。なにより、実際にライブに行って涙が出るほど感動する、って展開はなんかすごい勇気をもらえる。「しまなみ誰そ彼」を思い出すなー。

しまなみ誰そ彼 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)

しまなみ誰そ彼 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)

というわけで、続きも時間をかけてゆっくり大切に読みたいです。

たそがれたかこ(1) (BE・LOVEコミックス)

たそがれたかこ(1) (BE・LOVEコミックス)


また自分語りになるけれど

ここ最近自分語りばっかりしてるけどすみませんね。なんか今自分の中で過去の棚卸中なのです。

私は「発達障害者35歳限界説」が怖かった。今でも怖い

「発達障害35歳限界説(はったつしょうがいさんじゅうごさいげんかいせつ)」の意味や使い方 Weblio辞書
アスペルガー症候群やADHDなどの発達障害を抱えた人は、35歳を超えると人生が行き詰まるとする俗説のこと。インターネット上の掲示板などで、コピペの形で広まった。発達障害35歳限界説の根拠として、発達障害者は35歳を超える正社員に必要とされるスキルや人間性を欠いているため、解雇されたり退職に追い込まれたりする傾向があるということや、35歳を超えるとその後の再就職が困難であること(転職35歳限界説)などが挙げられている。

www.msn.com

hattatu-matome.ldblog.jp
www.sankeibiz.jp

発達障害は個性であってなおすもんじゃないっていう。まぁ実際そうなんだけど、それがわかってても治せるものなら治したかった。そうすればちょっとでも生きやすくなるんじゃないか、すくなくとも周りに迷惑をかけずに静かに生きられるんじゃないかと思うくらいにはしんどかった。

ずっと下っていくばっかりのイメージで、努力しても無駄なんじゃないかみたいな無力感があったけど

中高が自由な校風で、勉強ちゃんとやってさえいれば授業中寝てても怒られない環境だったのが救いで、だらしない人間を許さない環境だったらたぶん死んでた。勉強は夜寝られないので深夜にやっていた。みんなが寝てて誰にもおびえなくてよい夜が好きだった。東大に行きさえすれば何とかなると思って頑張って、合格したときは本当に安堵したけどもともと現実逃避で受験勉強ばかりやってたから重圧から解放されると今度は空っぽになってしまった。やりたいことない状況では東京の環境はつらすぎた。勉強にも熱が入らなくて途中から完全に落ちこぼれてしまい、法律関係の仕事に就くのは完全にあきらめて、ゲームやったり自分が興味ある本ばかりと、この時に実質不登校状態になった。本当に親には申し訳ないことをしてしまったと今でも後悔してますが当時はまじでどうにもならんかった。
かろうじて就職できたものの何に対しても熱が入らず、現実逃避しまくってる間に同期はますます偉くなっていって取り残されていく。だんだん数人を除いて関係も疎遠になり、ひたすら自己嫌悪しまくってたら鬱になった。それからトチ狂って教職取り直したり、そうやってまわり道までして教師になったのに学校の仕事で過労で倒れて退職したりとかもうやることなすことダメでやっぱり35歳で人生詰むんだなってあきらめの心境になってる時期もあった。 この時期は割と他人とかネットに対して呪詛めいたことばっかり書いてたような気もする。

幸運なことに、意外と安上がりに回復のきっかけを得られたなって思う

そういう時に、「とあるアニメ」を理由に、オフで会った人とちょっとゲームやったりとかして。そこから「洲崎西」とかの声優さんラジオを聴くようになって。そこからシーサイドライブフェスのライブまで見に行ったりする元気をもらったりなんかした。

www.tyoshiki.com

まさに「キモオタ」しぐさそのまんまだけど、今までちょっとどうかと思ってたこういう活動し始めたら意外と楽しくて。なんか一つのこと楽しいなって思えるようになったらそれなりに元気も出てきて。なんとか立ち直って、ちょっとずつ人生楽しくなって……。ってなってから、もうちょっとまともに生きたいと思って転職もして、そこから投資も始めたりして。なんとか人生の詰みは回避できそうかなっていうところまでは持ってくることができた。親には完全に愛想つかされてるけどもうちょっと頑張ったら仲直りできるかもなー。ボケたり病気で弱っちゃう前に「ダメダメな息子で心配かけ続けてごめん。もう大丈夫だし、なんなら今からでもちょっとくらい親孝行させてほしい」とか言える関係になれたらいいなとかまぁそんな感じ。そんなわけで、この漫画読んでてもう些細なところでちょっと目が潤んじゃったりとかするわけです。

とりあえず35歳越えるまで生き伸びて、この先どう生きようかなって思ってるタイミングでこの漫画読めてよかった


子供の私、大人の私。なんとか乗り切ってくれて、いまがある
いまもくだらないオトナで、いっぱいいっぱいだけど 生きてる

とりあえず、いったん「ここまで生き延びてきただけでも偉い」っていってくれるのがうれしいし数年前の私みたいに「ラジオの向こうの人になってライブまで言っちゃう」っていうキモオタしぐさがすごいキラキラしたものとして描かれてるのも好き。その上で、「これからだって自分がその気になれば面白いことできるぞ」って言ってくれてるような気がする。これリアル人間関係で面と向かって肯定されたら「宗教とかそっち系」と思って警戒しちゃうところなんだけど、自分以外の他人が同じようなことしてるって話をマンガで描いてくれてるので、すごいすんなり受け入れられるのよね。

自分もはっきりいってダメダメだけど、今まで多少は頑張ってきた過去の自分をちょっとだけほめて。そのうえで今の問題に立ち向かったり、これから先楽しいこと見つけてみようってそんな気持ちになれそうです。

やっぱり、先に変化とか希望がある話を読みたいよね。私もそういう話をブログで出来るように頑張ろう。

なんにせよ、今読めてよかったと思います。数年前に読んでたらすごい抵抗あったと思う。入江先生ありがとう。

マンガではまだイチカの不登校問題をどうするのかとかいろいろ問題が残ってるけど、どういう風にたかこさんが乗り越えていくのかとか。
この先たかこさんがどういうことにチャレンジしていくくのか、とか楽しみです。 


たそがれたかこ(5) (BE・LOVEコミックス)

たそがれたかこ(5) (BE・LOVEコミックス)


おまけ

作中でたかこが惚れたバンドのモデルである「尾崎世界観」さんの曲も聞いてみたくなった


とりあえずほかの人の感想を先に。みんなも読んでみて!

これはまだ読んでないけど終わったら読みます。

余談