私のブログの読者さんが一人個別株投資始めようかなとおっしゃられてたのでその人をイメージして記事書きます。
大前提として「今この時点で買うのはお勧めしない」です
あくまで私の意見ですが、
買うのであればこの後一度ドカンと下落があった後の方が良いと思います。
今猛烈な勢いで日経平均株価が上がっています。
これは今までのたまりにたまった売りが一気に巻き戻ってる状態で本質的な買いではないです。
ついに裁定売りが裁定買いを上回る事態に……これはプチバブルの予感? - ワールドエンドエコノミカのアニメ化CFを応援したいブログ
明らかに、9月の決算の数字でプラスの数字を作らなければいけない日銀や
本来10月に向けて銘柄の組み替えで買い入れを行わなければならない年金などの資金に
無理やり高値で買わせるために短期的な仕掛けを入れてきていると思われます。
この後普通にかかと落としが待ってると思ってます。
参考までに2018年の日経平均は8月末から理解不能な上げが10月まで1か月以上続き
10月2日に最高値を付けた後そこから3か月かけて5000円幅下げ続けました。
3Dで体感する日経平均株価 2018年:日本経済新聞
この情け容赦のない下げの中、多くの個人が退場したんですね。
今年は去年とは状況が違うとはいえ、同じような状態になる危険はあります。
特にマザーズの株は今買うのはかなりおススメできないです。
なので、今始める人はくれぐれもリスクを取り過ぎずゆっくり始めてほしいです。
初心者はまずどの証券会社作ったらいいの?
今日はまずこの話からですね。
株を買ってみる、ということであれば、なんにせよ証券会社作らないと話が始まらない。
①「興味のある会社の株主になって値動きを見てみたい」ならまずSBIネオモバイル証券(か松井証券)の口座を作ろう
上の理由から、今の時期はあまりリスクを取らずにまず投資を体験するのが大事だと思ってます。
そういう意味でもまずはSBIネオモバイル証券が一番良いと思ってます。
<メリット>
・一株から株が買えるのが最大の特徴です。
・少額から始められるので、少ない予算でいろんな株を試せます。
また資産が少ない人間でも「資産管理」を学習できます。
普通の証券会社だと1つの会社の株を買ったらそれ以外何も買えません。
・一日二回しか取引できないので、日中の値動きを気にしなくて済みます(見ても意味がないので)。
まずこの証券会社で個別株とつきあうリズムを意識してほしいなと思います。
・「信用取引をやろうと思ってもできない」です。なのでハイリスクなトレードはできません。
・月の売買代金が50万円になるまではどれだけ売買しても売買手数料は月額216円固定です。他の会社で端株取引をしようとしたら買って売るの一往復だけで最低108円かかります。このうち200円は取引に使えるポイント(Tポイントとしても利用可)で還元されるため毎月何かしら取引をするなら月額16円です。少額投資のコツコツ積み立てという需要に完全にマッチしています。
<注意点>
・四季報など情報などのサービスが一切ありません。配当利回りと優待の情報、あとしょぼいチャートくらいしか見れません。この証券会社単体では物足りないです。
・何も売買しないなら月額216円が無駄になります。欲しい株が一つもないなら口座を作るのは待ちましょう。
・いますぐ儲けたいという人にはまったくお勧めしません
本当におススメなんだけど、初心者ほどこの選択を選ばないんですよね……。
②四季報などの情報が見たい人は楽天証券、SBI証券がおすすめ
まず最初に言っておくと、初心者はいきなり四季報を買わないこと!
四季報を買うこと自体には意味がありますが、読み方もわからずに買っても全く意味がありません。
そして、四季報の情報は、いくつかの証券会社では無料で観れます。
まず四季報が見える口座として代表的なのは以下の4つがあります。
・楽天証券
・マネックス証券
・SBI証券
・SMBC日興証券
野村も見れますし、岡三もプレゼントとかやってますが初心者はいきなり作らないよね?
・楽天とマネックスは「四季報先取り情報」が読めます。個人的には全然要らないのですが、ガチ勢はかなり重視してます。
・さらに楽天証券なら「日経テレコン21」も無料で見れます
・カブドットコム証券では「QUICKリサーチネット」も見れます。
基本的にいろんな情報を見たいなら楽天証券ととマネックスの口座は開いておくといいです。特に楽天証券はおすすめ。「マーケットスピード」は一度は体験しておいてほしい。2019年からは完全無料になりました。
その次にSMBC日興証券ですね。ただ、情報過多にならないように気を付けて。
③優待に興味があるならSBI証券と楽天証券
ここは興味があるなら「クロス取引」でググるかコメント欄で質問してください。
なお、IPOについては私はほとんどチャレンジしてません。
④銘柄分析機能ならマネックス証券とGMOクリック証券
・マネックス証券には「銘柄スカウター機能」と「10年スクリーニング機能」というのがあります。非常に機能が豊富ですが、特にセグメント別の業績推移が見れるのが非常に便利。「一通り四季報を読んだことがある人」や「パクリ投資」をやりたい人にはものすごくおススメです。私も重宝しています。
GMOクリック証券は財務分析ツールがあります。貸借対照表を自動でグラフ化してくれる優れものです。同業他社比較までできるので初心者でも会社の規模や性質がわかります。一見すごいってなるとおもうんですが、ぶっちゃけちょっと微妙な機能なので初心者向けですね。ブログ書きにはとても重宝されると思います。
あえて売買手数料には触れてませんが、初心者が手数料気にしても意味がありません。
むしろ、初心者は毎日何回もトレードしようとか考えちゃダメですよ。
結局、初心者にはどの証券会社がおススメなの?
個人の感想としては以下のようになります。
1位:SBIネオモバイル証券か松井証券
2位:楽天証券
3位:SBI証券
4位:マネックス証券
5位:GMOクリック証券
となります。
私は売買に関しては慣れの問題でSBI証券をメインに使ってますが
今からやる人なら楽天証券またはGMOクリックをお勧めします。
楽天証券は以前はいろいろと問題が多かったんですが、どんどんサービスが改善してきてマーケットスピードが完全無料化されたりしたことで、今ではむしろ一番充実していると思います。
売買代金のポイント還元なんかも含めてお得な方を選んだらいいと思います。
SBI証券と楽天証券のポイントプログラムを比較 口座開設、国内株式、投資信託などポイントが貯まるのは? | MONEY TIMES
楽天証券でポイントを貯める方法 還元率や種類も紹介 | MONEY TIMES
SBIネオモバイルで実際にトレードしてる様子を別ブログで紹介してるのでよかったら見てね
基本的に儲けることが目的ではないとは言ったものの、
きっちりこのSBIネオモバイルを通して、投資の1サイクルをやり切ってみようと思ってます。
儲かるかどうかはともかく、参考にはなると思うのでよかったら見てください。