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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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今の時期だからこそみんな 「いいひと。」のリストラ編読んでほしい

blog.tinect.jp
いい記事。

皆さん、別に仕事が出来ないとか、能力が低いとか、そういう訳では全然ないんですね。アサイン歴を見たりお話を伺っていると、少なくともある一時期は、開発案件や運用案件でばりばり働いていた人たちばかり。

ところが、その一つだけの業務にどっぷり関わり過ぎて、他のスキルを身につける隙も、キャリアアップを考える余裕もないまま時間だけが経って、その案件がなくなった時にはすっかり潰しが利かなくなってしまっていた、と。

今更新しいスキルを身に着けるのも大変だ、と。

会社の側も、恐らく「その人がいれば仕事が回るから」ということで、人員の余剰を作りもせず、その人が仕事を離れる隙を与えてあげなかったんだろうなあ、ということが容易に想像出来ました。

そういう意味で、その人たちは会社の犠牲者でもありました。

これよんで、「いいひと。」のリストラ編(18巻~25巻まで)を思い出しました。

いいひと。(18) (ビッグコミックス)

いいひと。(18) (ビッグコミックス)



まさにこういう人たちをメインに描いた作品が、20年前にあったんですよ

つまり、これって今だけの現象じゃない。若い人もいまから考えておくべきだと思うんです。



ちなみに、作品中で、この「潰しが利かなくなってしまっていた」人たちは

大多数が職務に対しては非常にまじめではある一方で、
働き方や考え方が本当に古くさく、
表面的にはパワハラやセクハラをやったり身分を笠に着て尊大な態度を取ったり
リストラ対象であることを告げられると猛烈に被害者ぶるなど

必ずしも救済したいと思わないような人たちとして描かれていました。


そういう人たちを救済するために主人公たちがとった行動は、
やはりしんざきさんが語られているような内容でした。

多分それよりずっと「強い」のは、業務を創る側、仕組みを創る側に回ること。

仕組みにがっつり自分を組み込むよりは、恐らくそっちの方が遥かに大きな利益を出すことが出来るし、自分の価値を高く維持出来るんだろうなーと。

作ってあげるわけじゃなく、彼ら自身にそれを作らせる。

それに応じないでやめた人たちもいたし、子会社への移動などを受け入れた人たちもいましたが

何人かはあらためて自分の存在意義を生み出しており当時これをみてやたらと勇気づけられたものです。

上の記事読んで心当たりあるなぁって思った人は読んでみてほしい。



自分の中では「マスターキートン」とか「すぎなレボリューション」に匹敵するくらい好きな★5作品。マスターピースです。

…すぎなレボリューション プチキス(1) (Kissコミックス)

…すぎなレボリューション プチキス(1) (Kissコミックス)



また読み返したくなってきたなぁ……。

www.tyoshiki.com
「かなたかける」も良かった


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