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海燕さん増田さんお疲れ様です。
でもこれ、皮肉にしても優しすぎると思います。
私も彼らを「ただの無能(文章が読むのが苦手なだけ)」として扱っていた時期がありましたが、それは現実からすると優しすぎるなと。
ただのバカとか無能なら、何度か間違いを指摘されれば慎重になるか改めたりするものです。少なくとも話は通じます。*1
でも海燕さんや増田さんが例に挙げた人たち、何度も何度も何度も指摘されたけど一度でも反省したり、少しでも発言が慎重になったりしたことがあるでしょうか。
むしろ逆ですよね。話絶対聞かないですよね。それどころかどんどんどんどん過激化・先鋭化していきましたよね。
ただの無能では済まされなくなってきた「ツイフェミ系インフルエンサー」は、ぼったくり居酒屋を紹介する飲食系インフルエンサーと同じルートをたどっている
じゃあこれって何かというと「ぼったくり屋を紹介してしまうインフルエンサー」と同じなんです。
togetter.com
mazuimeshi1.hatenablog.com
インフルエンサーとなり、信者からの注目を維持するために意図的に曲解を繰り返し、少しでも説明不足だと「最悪の相」で解釈しとにかく少しでも過激な言葉で「フェミニズムの敵」を攻撃しようとし挙句には事実と自分の憶測を区別なく話することで無自覚に嘘を垂れ流すようになってしまう。こういうスキームが出来上がってしまっている人たちが多数見受けられます。
- 作者:野村 美月
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2007/08/30
- メディア: 文庫
わざとそうしてるのか、そういう構造にはまり込んでしまったのかまでは追及しませんが、形としてはそうなってる。
ツイフェミ系に限らずtwitterというアーキテクチャがこの「信頼性の低いインフルエンサー」を生み出しやすい構造になっている
ツイフェミ系インフルエンサーのうち大半はバカではない(と想定したほうが良いと思う)。
なうちゃんのように本気でバカな例もあったが、大半は計算づくでやっていると想定したほうが良い。「瞬間的に特定の話題で燃やし、都合が悪くなったらすぐほかの話題に移って前の不備から目をそらす」という焼き畑ビジネスだ。これははあちゅうさんが昔からやっていることだが、あれをもっと小規模にスピーディーに繰り返すイメージだと考えればいい。
基本的に言ってることがおかしいのでツッコミどころ満載だが、これも「厳しい批判に対して反応さえしなければ」それほど厳しく追及されることはない。 批判されるのはだいたい太田弁護士や小宮さんなどの大物であり、自分たち小物を直接ターゲットにしてくる人はそう多くないからだ。たまにフォロワー数が増えてくると自分の実力を勘違いして反論して自爆する人がいるが、そういうのは「黔驢の技」をやらかすやつは生き残れない。
yoji.jitenon.jp
今生き残っているツイフェミ系インフルエンサーは、ほとんどの場合「反論しやすいやつに反論する」以外はひたすら攻撃一辺倒のアカウントばかりだ。
そうやって「大げさなこと、極端なことを簡潔に言うほどフォロワー数が増やしやすい」構造ゆえに、まともな人の声よりもこちらの方が伸びる。twitterを使っている限りこの構造からは逃れられない。 自分で情報の真偽を判断できず、なんとなく人気のツイートを信じたり考えずにRTしてしまう人はtwitterを使うとドツボにハマる。twitterってバカには「一見優しい(自分が言ってほしいことを言ってくれる人がいる)」が長期的にみたらめちゃくちゃ厳しい(油断するとすぐ堕落させられる)なと思う。
特にツイフェミインフルエンサーの場合、他からは嘘がばれても自分では文章を読まない情弱さんがそれを支持してしまう構造が本当にやばかった
その結果として、インフルエンサーはネタのためにどんどん無理くりな曲解やたまに捏造まで行うようになり、それを疑いなく信じて自分でソースを確認せずにRTしたりいいねしたり怒ったりする人が頑張れば頑張るほど「アホと暇人の作ったインチキカルト」と認識されて敬遠されることになる。
このサイクルを防ぐにはツイフェミインフルエンサーさんが他者からの批判を受け入れる度量を持つことであるのだが、しかしここで批判をすべてブロックするようになってしまうと完全にプチカルトの出来上がり。どんどんまともな人を切り捨てて先鋭化してしまい、信者は信者で疑っても批判したらブロックされるから何も言えなくなる。拡大しなければ縮小からの内ゲバ一直線なのでtwitter上で暴れ続けなければいけないがどれだけ頑張っても中身が中身なので勢いの鈍化は止まらなくなっていく。
そういう状態でも、フェミニズムというだけでもてはやされていたのが最近までのツイフェミ系インフルエンサーバブルだった。バブル期にはインチキな人間が山ほど増える。 なぜならそれを支える人たちには判断能力が失われているからだ。バブルというのはそういうものだ。
が、一方でそうしたtwitterにおける歪みをを駆逐するのもまたSNSの力ではある
ぼったくり居酒屋については、そのビジネススキームがSNSによって少しずつ壊れつつある。
ぼったくりバーだの、居酒屋だの、「存在が露呈するまで短期収益を上げる」スキームのビジネスが、被害者が速攻でSNSで被害を宣伝するせいで寄り付きが悪くなる上に、喧嘩上等のイキり系Youtuberが殺到してくるらしく、以前よりもずいぶんやりにくい商売になってるって話が草
— はまあ (@hummer) February 9, 2020
ツイフェミ系インフルエンサーに関しては少しややこしいのでこれほどすんなりはいかないだろう。
フェミニズム自身は評価すべき点も多く、そのガワをかぶっているという時点で批判を避けやすい。
さらに、今までは実害がそれほど大きくなかった(被害を受ける当事者自身は限られていて影響が大きくなかった)ため、害の部分に注目する人は少なかった。
しかし「境界線上のホライゾン」「キズナアイ」や「宇崎ちゃん」といった比較的オタクに親しまれている部分について言及し始め
しかも論理がどんどんどんどん雑になっていき、そして干渉範囲が踏み込み過ぎのところまで来たために
一般人からも「害」の部分が注目されだしてきたという段階だ。
簡単な話、「フェミニズムは受けが良い」というので調子に乗りすぎて、虎の尾を踏んだ形になっている。
今まではツイフェミ系インフルエンサーバブルだった。VALUや仮想通貨がそうであったように。
「うまみがある」からと言ってやり過ぎた人たちによっていよいよ「幻滅期」を迎えようとしているように私は思う。
「まともなフェミニスト」たちはこれを歓迎すべきだと思う。
幻滅期に淘汰されるのは「ぼったくり居酒屋」とそれを推奨するインチキインフルエンサーだけだから。
今後は本流フェミに付随してビジネスだけを目的としてフェミを自称するインチキくさい人たちは「アルトフェミニズム」と呼んで区別したほうがいいと思う
今後フェミニズムを支持する人たちこそ、残るフェミニズムと消えていくインチキフェミニズムを峻別していった方が良いと思う。
もちろんイメージは、トランプ時にウヨク側が喧伝していたオルトファクトや暗号資産バブル時代に山ほど湧いて一瞬で消えていったアルトコインたちである。
あの時まったく実現可能な未来を大きな声で騒ぎまくって株価を釣り上げようと努力していた人「アルトコイン煽り系インフルエンサー」たちと
最近まで盛り上がっていた「フェミニズムバブル」の中でわらわらと湧いてきた「ツイッター系インフルエンサー」の方々は内心はどうかわからないが、構造としては非常によく似ている。
私は今ツイッフェミでフォロワーが5000以上~1万人以下の人たちの7割くらいは数年後には消えていると思っている。アルトコインがそうであったように。
ここで本流のフェミニズム側に切り替えるのは、アルトフェミニズムの方々には難しいと思うが、それができないなら淘汰されていくことになるだろう。
ツイフェミ系インフルエンサーが邪悪であるということとは別として、ひろゆきさんの件についてはこの意見に近いかな……
ツイフェミには小学生以下の読解力しかないという哀しい事実(証拠あり)。 - Something Orange世の中ではこういう意見がありますと第三者の意見を紹介しているだけ、というのは、自身の意見ではないですよという逃げを確保していることが多いからなー
2020/02/12 06:10
なので海燕さんの記事はやや片手落ちに感じる(海燕さん本人はわかっていると思うけど記事的には説明不足)。
ひろゆきさんの語りは丁寧に読めばちゃんと批判できるのですが、勝部さんは明らかに雑な批判をやってますよね。これ「自分たちのフォロワーはバカだ」という確信がないとできないと思うんですが、フォロワーさんは「バカにするな」と怒るんじゃなくてそれを支持しちゃうんだから救いようがない地獄だなと。(勝部さん自身がバカである可能性もありますが)
また、読解力の件に関していうのであれば、海燕さんが指摘しているような細かい点よりも、ひろゆき自身が倒し難いと判断したのか、ハフポストや高崎さんの意図を全く尊重しないでそちらを攻撃し、2回目に長い注釈を書かせたことの方がよほどやばいと私は思った。「批判のしやすさだけで物事を考えてる。処理流暢性ならぬ批判流暢性みたいなところに陥ってるのではないか?」という疑念がわきますよね。
前編の時点で高崎さんはちゃんと「気に入らない内容であっても反論せずにいったん受け止める」のが趣旨だと書いてたのに、反論しなかったからハフポストはひろゆきの主張を否定しないのかと切れてる人がいてほんとやばいなと思った。さらに、これからも続く連載物なのに「一回目にひろゆきを選んだ」という事実だけを持って「わたしたちのフェミニズムから私たちを排除した!」とキレてる人がいてこいつらほんとに頭おかしいなと思いました。
こうやって「ぱっと見の印象で気に入らないものをみんなで寄ってたかってたたいてつぶす」しぐさが当たり前になってきてる人たち、本当に危ないと思う。
*1:私はそれを青二才さんを通じて実感してきました。彼は確かに無知ゆえに変な発言したり直情的に暴言ををよく言ってしまうけどそれについては指摘したら、結構謝罪したり訂正したり思いとどまったりするんです。話聞いてないことも多々あるけど。ただバカとか無能が原因の発言だった場合は、話がちゃんと通じるんです。そうこうしてるうちに、青二才さんはちゃんと成長してきてるなあと思うんですよ。