本屋で見かけて思わずジャケ買いした「カラーレス」って漫画、人類が異形化&世界から色素が失われた世界の話なんですけど
— ロロッスィー (@MaskedRider45) May 13, 2020
「色」が「力」として使われてる世界で、普通の白黒の漫画なのに読んでいると「色」のついたシーンが出てきて凄く興奮したし何より「色=力」って説得力がすごいんですよ pic.twitter.com/QcrfMvgfl7
この漫画はストーリー・画力ともにめちゃくちゃすごい作品なので私もおすすめです。切りのいいところまで来たらこのブログでも紹介したいなと思ってます。
「デジタルマンガ化」のおかげなのか印刷技術の進展の影響なのか、「特定のコマだけ」カラーっていうのはちょくちょく見かけるようになった気がする
といいつつパッとすぐ頭に浮かんでこないのだけれど。
最近だと「異世界妹」で見ました。
異世界行ったら、すでに妹が魔王として君臨していた話。(再掲) 1/3 pic.twitter.com/SmEfCuZHYm
— 根田啓史@異世界妹。 (@dorori_k) March 23, 2020

- 作者:根田啓史
- 発売日: 2019/12/27
- メディア: Kindle版

- 作者:根田啓史
- 発売日: 2020/02/28
- メディア: Kindle版
このまんがは、いろんな「色」の属性を持つ魔石を保有する7つの国王が国盗り合戦を行う戦国もののストーリーです。
その中で、例えば、その世界で魔王として君臨する妹が振るう魔剣は、吸った血の分だけ強化される「鮮血の魔石」という能力を持っています。
この演出のためか、普段は白黒なのに、特定のシーンだけ剣の色が赤くなったり妹が魔力を全開にしたときだけその駒が赤く染まるなど、色が効果的に使われています。
また、主人公は妹と違って特に強い力は持たないはずの主人公も、時々目が金色に輝く演出があり、何かしらの能力を保有していることが示されます。
まだまだ「カラーレス」ほど完璧に色が使われているという印象はなく、まだ試行錯誤の段階なのでしょうが、
やりようによってはかなり面白いことができるのではないかと思っています。
twitter.com
作者さんはいろんな取り組みについて語ってくれてたりするのでTwitterをチェックしてみるのもありかも?(私もこの作品はTwitter経由で知りました)
紙の制約を取っ払ってデジタルコミックオンリーにすることで面白い動きになってるものあるよね
ことで、いろんな取り組みができる感じなのかな。
ちなみに「異世界妹」は「紙」での販売がないデジタルコミックオンリーの作品です
取次も、デジタルコミック専業の会社がやっています。
no9.co.jp
この会社は以前佐藤秀峰さんがツッコミを入れていたりしましたが、佐藤秀峰さんも電書バトという電子書籍取次サービスをやってるので縄張り争いっぽいですね。
・携帯コミックに源流を持つ「Renta!」や「めちゃコミ」
・アプリコミック独自のインターフェースで話題になった「Comico!」「LINEマンガ」
などについては一度紹介したこともありますが、
この他にも、電子書籍関連はいろいろ新しい取り組みがあるのかもしれません。
こういうのも一度調べてみたいなと思います。