「UberEats」を有効活用している若者もいるよという話（それ以上でも以下でもない）

togetter.com
この記事に関していうと、０か100の議論って全く意味ないと思います。
包丁は安全か否かみたいな話だと思うので。

そのうえでいうと、

「ちゃんと理解した上で有効に活用してる若者は存在する」
「有効に活用しやすいのは圧倒的に若者（特に清潔感重要）」

という２点は確実に言えると思っています。

あと、これはあくまで私の個人的な意見ですが「UberEatsに100%依存するのは（物理的に）無理なので、そういう考えの人はちょっと危ない」ですかね。

この後説明しますが、自分が認識している限りでは、UberEatsは圧倒的に若い人有利というか若い間でないと相当きついです。そこで月15万しか稼げてない、そこで余剰を生み出せてないひとはどう考えてもやばい。やるならもっと真剣にやって自分にどのくらい可能か試した方がいい。そのうえで、将来的に厳しいと思ったのであれば絶対に別の道を模索してUberEatsからは足を洗ったほうがいいと思います。

これは「ブログで儲けようとして必死にやった挙句に全く儲からなかった人間は、ブログで飯を食っていくのはあきらめて趣味でやる程度にしろ」ってのと同じ話です。私はもう完全に諦めました（笑）

私も実際にUberEatsを活用してる人と会うまではUberEats完全否定的な意見だったんだけれど考えが変わった。

投資家のオフ会で、ウーバーイーツを活用している若い人と会って少し考えが変わりました。

彼は25歳。投資スタイルも攻めっけが強く、信用レバレッジバリバリのタイプでtwitterで見ている時は「こいつ大丈夫かな……」と思っていたんですが、そういう攻めのスタイルをできたのは、投資用の資金はすべてウーバーイーツで稼いでいるからと聞いて結構納得しました。

彼は「家業（自営業・客商売）を手伝って安定した収入を得つつ」「ウーバーイーツで月20万～30万の収益」を得て「ウーバーイーツで稼いだお金だけを投資に回す」というスタイルなんですね。

実際彼はこのおかげでコロナの時家業が停止している状態で家を助けることができたといっています。サラリーマンばかりのはてな民にとってはいかがわしい商売なのかもしれませんが、自営業の親を持つ彼にとっては、立派なリスクヘッジの一つなんですね。

（今のところ）若いうちにやるなら普通にペイする仕事である。ただし若いころ限定

彼が言うには、ウーバーイーツは体力的な問題を除いても若い人間が圧倒的に有利だといいます。その代わり、体力や時間を切り売りする仕事なのでこれで一生喰っていくことはできない。これだけで食っていこうと考えてはいけないということをちゃんとわかっているんですよね。

そのうえで「現状としては」若い人間にとってものすごく効率の良いお金稼ぎのチャンスだからやっているのだといいます。

彼から聞いた話はたとえばこんな感じ。

・配送後に評価がつくが、若い人間だとよい評価をつけてもらいやすい。
　配達員が増えて競争が厳しいので評価が厳しい人間にとっては地獄のような仕事になる。
　高い評価を得て、短い距離で効率よく配達回数をこなせないならやらない方がマシ。

・バイク必須。レンタルではなく自前のものが良い。
　評価が大事であることをわかっていたら自転車という選択はまずない。
　自前のバイクを持つだけで「早く」「丁寧に」「ある程度の距離でも対応可能」など強みを持てるのに
　そのための投資もケチって自転車でやってるようなやつには絶対に負けない。

・「クエスト」と言って1日10件以上、4日で90回以上の配達をこなすと2万円くらいのボーナスが出る。このために土日は一日30～40件の依頼を獲得する必要がある。利用者が減ったり評価が下がったりして効率が悪くなった結果としてこのクエストが達成できなくなるようなら別のことをやった方が効率が良い。

・若いというだけで配達料とは別にチップをもらえることがある（1か月に1万円以上チップ代で稼げる）
　

他にもいろいろ面白いなと思った話がありますがさすがにここから先はプライベート情報なので秘密。

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彼は、毎週Twitterでいくら活動していくら稼いだかをスクショしてるので、UberEatsの実態を理解するうえでもとても参考になります。

結局、なんでも「依存」してはだめで「割り切って付き合う」という意識でやってるやつが強いなと思う

すでに上で述べましたが、彼はこれがいつまでも続けられるとは全く思ってないらしいです。
今は余裕があるしその余裕がある時間別に他に趣味もないので、がっつり稼いでそれを投資に回すことで将来的な時間を買っているという認識のようです。

25歳の彼の投資資産は既に1000万円をこえており、
さらにコロナショックの後のリバウンドの際にエイヤでお金をつぎ込んでコロナ前より資産も増えたそうです。うらやま。

さすがに1000万をこえたあたりからは違うこともやってみようと思ったようで、
株クラのオフ会に来るようになったり、それ以外のことも挑戦しようと思っていた矢先に今回のコロナショックがあったそうです。

とりあえずコロナが収束するまではきちんと対策をしながら稼いで、家を支えながら最後に稼げるだけ稼いで（自前でN95マスクを調達したりしていました。大阪なんばには中国人とかがそういう医療用マスク売ってる店があるそうです）そこからちょっとずつUberEatsと距離をとっていく、という話をtwitterでもしています。

だらだらと語りましたが、何が言いたいかというと……特にいいたいことはないです。

あえて言うと自分はウーバーイーツやってる人の話を聞くまで知ろうともせずに頭ごなしに否定してたのでちょっと反省したってことくらいかな。

他にも

・自分が興味ないとかやってないからと言ってよく知らずに頭ごなしに否定してたらあかんなとか。

・若い人でも自分より賢い人がいるから「うまく活用してる人の話」が聞けそうなら聞いてみると面白いなとか。

・ただ「特定の人間が相場以上に儲けてるビジネス」は「よく考えずにやると搾取されるだけのビジネス」である可能性が高いから気を付けたいなとか。

いろいろ思うところあるけれど。

私自身は上の話を聞いたうえで、彼はすごいけど自分にはウーバーイーツ向いてないからやらないでおこうと思いました（マテ