FGOが大ヒットしてしまったおかげで、ノベルゲユーザからfate・月姫シリーズ及びDDDシリーズが遠ざかって行ってしまったことは皆さんご存じだと思いますが。
すべての元凶であるアニプレックスさんが今度は本格的なノベルゲームを低価格で提供することで業界全体に価格破壊をおこしに来てますね……。
steamに最初から日本語版・英語版・中国語版を投入し、日本市場制覇を目指す前に一足飛びに海外展開も目指しているようです
おそらく中国市場に進出することで、
日本では考えられないほどの売り上げを達成したノベルゲーム「ネコぱら」(230万本売り上げ)や
「泡沫冬景」「美少女万華鏡」といった事例を研究してきていますね。
・価格帯は2000円前後(MAXでも4000円まで)
・プレイ時間は1本あたり8~10時間程度
・ブラウザ対応(スマホでもプレイ可)
・steam対応
というラインをすべて満たした状態で攻めてきています。
ANIPLEXの本格参入はノベルゲー業界にとっての黒船となるか?
ノベルゲー業界も全く動きがなかったわけではなく、
例えばDL販売大手のDMMやFANZAではブラウザ対応ゲームを増やしたりし始めて、最大手クラスのゆずソフトなどが対応を始めていました他、
結構有名なブランドでもミドルプライスやロープライスのラインも並行して制作を行っていました。
こちらも最大手クラスであるブランドkeyは完全に脱エロゲ路線価を進めており、
「SummerPocket」などは認証強化とセットでスマホ対応を進めたり、
エピソードばら売り・スマホ/steam対応などの工夫を行っていました。
とはいえ、業界全体としては旧態依然という感じでした。
もともとエロゲ業界は中規模企業が多く、ブランドレベルでみると本当に一つ一つは小粒です。
そのために、小売りや流通が主体になって高額パッケージの製品を限られた層に向けて提供するビジネス構造になっていたのですが、
大資本であるANIPLEXがガチで参入してきたことによって大きな動きが生じるかもしれません。
第一弾:FrontWing×枕の本格ノベルゲームが2100円で販売!
企画・シナリオ:紺野アスタ(Frontwing)
キャラクターデザイン・原画:ゆさの・基4
音楽:松本文紀
アートディレクター:SCA-自
演出:Yow
背景:わいっしゅ
制作:フロントウイング × 枕
製作:ANIPLEX.EXE
SCA-自さんがかかわっているのもすごいけど、
シナリオ担当の「紺野アスタ」さんは「この大空に翼を広げて」や「見上げてごらん、夜空の星を」で萌えゲーアワードを受賞された方で
青春ものの作品を描かせたらここ最近ではトップクラスの作者さんですので、個人的にはこっちの方が気になる。
第二弾:LiarSoftの本格ノベルゲームが1870円で販売!
企画・シナリオ:海原望
キャラクターデザイン・原画:大石竜子
音楽:さっぽろももこ / 松本慎一郎
システム協力:SILKY'S PLUS
制作:Liar-soft
製作:ANIPLEX.EXE主題歌
「徒花夢現」 歌:Rita
海原望さんはどちらかというとラノベ作家として有名ですね。「シンソウノイズ」などが代表作です
シンソウノイズ~受信探偵の事件簿~ 1 (ガンガンコミックス UP!)
- 作者:海原望,合同会社 DMM GAMES,伊東フミ,はましま薫夫
- 発売日: 2020/02/12
- メディア: コミック
広告展開のガチっぷりといい、VTuberとのコラボで体験版まるまる動画実況してるのも資本力ゴリゴリで本気度を感じる
ATRIの方はホロライブ所属のエロゲ大好きVtuberさくらみこが実況プレイしています。
www.youtube.com
徒花異譚は、なぜか世界史Vtuberが実況。
www.youtube.com
VTuberのコラボ案件としても結構注目しています。
とりあえず私は両方買いましたので、時間見つけてプレイして感想も載せていきたいと思います。
おまけ 現在「この大空に翼を広げて」などは10本10000円セール実施中です。
紺野アスタさんで思い出しましたが、今現在、このブランドでは「10本まとめ買い10000円セール」&「1作品あたり50%オフセール」が同時開催中です。
まずはこちらで予習してみるのもアリかも?