全話読んだ上で書いてますが。
これまったくうちの両親と同じですね。私の場合は私が小学4年生の時からこんな状態でしたね。
ついでに言うと、ここでは書いてないけど、実際はこういう夫婦の問題が夫対妻だけの話に閉じてくれるわけがなくて子供はいろいろ影響受けますね。
お互いに言い分はあろうけれど、子供の立場からしたらこんなん父親も母親もクズでしょって整くんなら言ってくれそうだよね。

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別に子供のために自分を犠牲にしろとは言わんけど、これで「子供のため」とかいわれても納得できるかふざけんなって気持ちにはなるくらいはいいよね。
父が子に対して母の愚痴を言い、母は子に対して父の愚痴を言うというのが常態化してましたね
なので、父と母が同じ空間にいるときは、地雷になるから何一つ発言できませんでしたね。
プレジデントファミリーが「子供が難関大に号学する家庭ではちゃんと家族で会話がー」みたいなことをドヤ顔でいうとったけどうちはそんなん全くなかったですね。お茶の間の会話?なにそれって感じだったんですけどね。
そもそも私は発達障害で会話通じない子だと思われたからどちらからもまともに相手にしてもらえなかったというのがあるけどね。
妹は完全に母派になったけど、姉は家を嫌がってとっとと東京の大学に行きましたね。今でも年末年始にしか戻りませんね。
姉が家を出るまではリビングのチャンネル権は父親のものでしたけど、その直後から父はリビングから追い出されるようになりましたね。
その父親は2年後自分が中学受験直前に単身赴任になったから離婚みたいなことにならなかったんですかね。

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友達を家に呼ぶという経験を子供時代に全くできなかったのは結構つらかったかもですね
そのせいかどうかわからないけれど、我が家は小学校4年以降は友達を家に呼ぶのが全面的に禁止でしたね。
結局中学の時一度きりだけで、それ以外で友達を家に呼んだことがないですね。
「妻が口をきいてくれません」読んでた人は気づいたと思いますが妻の側がずっと家の中にいて、家の外での交友関係が全く描かれてないですよね。
これ、リアリティがないって思うかもしれないですけれどむしろめちゃくちゃそのまんまでしたね。
そもそもうちの母と父が口きかなくなったのって私たち子どもたちの受験が迫ったきたからといって母が仕事辞めてからでしたからね。
母はそれから一度も仕事せずにずっと家にいるのですが、だからこそ家の中は母のものになったんですよね。
子供の時はわかってなくて不満ばっかり感じてたけど、この点に関しては母がかわいそうで仕方ないなと思いますね。
まぁさすがに母も交友関係完全にゼロではなかったですけど、留守を任されていたのは間違いないですね。
当たり前だけどこっちが呼ばないのにこっちばっかり一方的に行っても問題ないやつはそう多くなかったので
自然と中学以降の交友関係は「長屋組」っていう文化部部活棟でだべる連中に限られましたね。
そのあたりの影響で自分もオタク化し始めて、
父親も母親もオタク死すべし慈悲はないみたいな感じの人だったから家にマンガ持って帰るわけにはいかないというので
とりあえず買った漫画は全部読み終わったら長屋に寄付してその代わりに他の人の買った漫画も読ませてもらうみたいな感じになってましたね。
ちなみに親にはスクラブル部に所属してるってことにしてましたね。
www.rarejob.com
一緒に通勤通学する友人もいなかったので毎日投稿と下校の電車の中では英単語帖で勉強してましたね。*1
話し戻すと、まぁそんな感じだったから家で自分の友達の話を親とした記憶もほとんどないですね。
授業参観の前あたりで誰が友達なのか聞かれたくらいですね。あの時うそ言ってたらどうなったのかちょっと気になりますね。
にも関わらず大学に入って私が東京に移動したら私の交友関係をやたら気にするようになったので電話代のこともあってこちらから電話かけるのは一切やめましたね。
外に出かけるときだけはお互いに仲がよさそうにしてくれるっていうのもほんとそのまんまですね。
特に中学生くらいまでは家族でお出かけするときだけはすごく楽しかったですね。
今でも、家族みんなでハワイ旅行に行った時だけはすごく記憶に残ってますね。あの記憶がなかったら私の中学時代は暗黒ですね。
私は大学に行くまで、家の中は地獄だと思っていたから、大学受験頑張って東京に逃げられるって思った時は本当にうれしかったですね。
こういう家庭で育ったせいなのかどうかはわからんですけど結婚願望がないというか結婚という仕組み自体が大嫌いですね
まぁなんだ。当たり前だけど、こういう親の元で育ったので結婚願望が皆無というか、結婚への忌避感が半端ないですね。
さすがにうちの親も二人とも自分たちの関係を見て子供たちに結婚しろというほど恥知らずではないみたいで
35過ぎても見合いを全くすすめてこないのだけは本当にありがたいですね。
私はこういう経験があるので、大学生の時はフェミニズムというものが世の中を良くしてくれると信じてたし期待してたんだよね
両親の仲がこんなに悪くなってしまったのは家父長制が悪いみたいな話が、自分みたいな経験をした人間にとってはすごくキラキラして見えてしまったのはなんとなくわかってもらえるよね。
だけどまぁ、講義はともかくとして巷のフェミニズムに興味を持ってみたら、今みたいにネット全盛期でないときでもうちの母親みたいに男が悪い亭主が悪いみたいな人たちばかりで心の底から悲しい気持ちになったよね。まじめにやってた人もいるとは思うんだけど、全体としてフェミニズムがどれだけ「家父長制でつらい思いして家父長制なんかなくなってもいいと思ってる男性」側の気持ちを考慮できてるかっていうと、今ですら全くないと思うよね。 そもそもオタク攻撃してる時点で本当に何もわかってないしマジでフェミニズムは今の人たち今職を持ってる人一回全員首にして、改めて0からの今後の社会を考えるのにふさわしい人を雇いなおすところから始めないとだめだと思うよね。
あと核家族制度は不幸しかもたらさないので、核家族の家庭はかならず家事をやってくれる人を雇うよう補助金を出すべきだと思うよね。

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自分はつらかったな、以上のことは言えないし言うべきでもないのかもしれないけどね
だらだらと書いて何が言いたいねんというと、こういう自分語りをしたくなる程度には上の夫婦の話は心揺さぶられるってことですね。心揺さぶられるってことはいい作品なんですかね。結構ムカムカしてますけどね。
後で子供視点でも描いてくれるんですかね。妻視点で終わったらこの作品のこと嫌い!ってなりそうですね。
あと、なんだかんだ言って私それでも父のことも母のことも嫌いになれないのがつらいよね。
自分が親になってみないことには親がどれほど大変だったのかわからないし、ムカついてはいるけれど責めることはできないかもしれないね。
幸福に生きよ!、ということより以上は語りえないと思われる
あらためて思うと、私この手の話題の作品読んでも傷つくはずだとわかってるのに結構読んでるね。
なんだろうね。こういう話読んで傷つきましたとか言ってるの反復強迫か何かかなのかも。今読み返してみると結構呪詛めいたことも書いてる気がするね。
とはいいつつ、私はこのあたりの作品はめちゃくちゃ楽しめてしまうのも事実。
特にこの夫と妻が完全に断絶している家庭で子供たちがどれほどまでに歪んでいったかを描いた作品としては「Under the Rose」が超名作で、いびつであるがゆえに美しいという救いようのない物語になっている。
この作品最後まで読み終わるまで死ねないレベルで応援してるので早く続きを…続きを読みたい……
*1:「東大英単語600・英熟語300」「速読英単語」「解体英熟語」「解体英語構文」「DUO3000」を通勤通学の電車の中で勉強し続けてたら京大以外の大学受験に必要な英単語はだいたいマスターできるのでらくちんですね。でもどうせだからもっと単語覚えておけばよかったね。大学受験における英語って今から思うと本当にクソ雑魚ナメクジだったよね。高校時代にもっともっともっと単語詰め込むといいんじゃないかなって思うよね。ちなみに私が大学受験で一番おすすめの英語の本は大西泰斗さんの「ネイティブスピーカーの~~」シリーズですね。この本読んでるのと読んでないのとで英語に対する感覚がまるで違うので子供いる親は全員これプレゼントした方がいいね。kindle化はよ