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1.9万回RTされ、ガジェ通で取り上げられるほどのバズったマンガは電子書籍でどの程度売れるのか? 「漫画家家庭教師なお先生」の場合

この漫画、以前も見たことがあるという人いるかもしれませんね。

実はこの漫画、「モチコミ」という漫画アプリで連載されていたものなのですがこの漫画アプリサービスのスポンサーが逮捕され、サービスごと消滅してしまったことで強制的に打ち切りになっていたそうです。

www.global-comic.com




その後紆余曲折あってDLSiteComicsにて連載開始 & DLSiteから電子書籍の形で出版されることになりました。


漫画家家庭教師なお先生~新人漫画賞を獲るための簡単ストーリー創作法~ 1巻

そのあたりの紆余曲折についての解説も8ページの漫画として収録されています


さて、この漫画。約2万RTされ、ガジェット通信に取り上げられ、しかも期間限定で50%還元というサービスがつくことでどのくらい売れるのでしょうか?



というわけでネットできちんとバズり、マンガ紹介に強いガジェット通信にも取り上げられ、
さらにテコ入れということでDLSiteでは期間限定で50%をポイント還元するということまでやっています。


かなりテコ入れされています。



この漫画がどのくらい売れるのかっていうのは「このくらいバズらせたらこのくらい売れる」という事例になると思いませんか?




DLSiteは売り上げ本数がほぼリアルタイムで可視化されるので売り上げ本数がわかる。「AmazonKindleなどでの販売なし。DLSite専売の漫画」がバズによってどのくらい売れるのか注目してます

この漫画がDLSiteで販売開始したのは6月22日。この時もツイートで告知などあったそうですが販売数はそれほど伸びていなかったようで、


7月6日に記事冒頭のツイートが投稿され、私が作品ページに見に行った時点では、まだ販売部数は250でした。


現時点で見ると、今までのペースを考えるとかなり上がっていますね。


漫画家家庭教師なお先生~新人漫画賞を獲るための簡単ストーリー創作法~ 1巻


やはり漫画での告知やセールのテコ入れはかなり効いているようです。おそらくバズの効果は数日続くでしょうし、これから毎週テコ入れを行うと思われるので、この漫画がどこまで行くかはとても楽しみです。


同様に、Twitterでよくバズってるのを見かける斎創さんの作品などもDLSiteで同人版が発売されていたりします。





とはいえ、やはり重要なのはバズった上で「リアル店舗」の宣伝に波及することの方かもしれません。

以前このような記事を書きましたが、Twitterでのバズをきっかけにして1巻あたりの販売部数が20万部越えを達成したマンガもあります。 
大ヒットした「ヲタ恋」などpixiv発作品も、もはや書店では専用コーナーが設けられているレベルですし、BLマンガの頂点とかはエグイ数が出ています。
www.tyoshiki.com

今でいうと「僕の心のヤバいやつ」や「最近雇ったメイドが怪しい」がすごい勢いになっていますね。

などが書店でもかなりプッシュされている印象があります。特に「最近雇ったメイドが怪しい」はオタ系の書店ではなくTSUTAYAでもプッシュされていてマジか……ってなりました。




おまけ 批判について



正直あまり同意できません。本来の定義を無視していると思います。

それなら最初から「非難しない」でいいじゃないですかと思いました。批判の範囲を広く取りすぎです。大塚さんに限らずですが、作家さんなら批判って言葉についてはもう少し厳密に扱ってほしい。

でも、これについては過去記事で散々書いたので改めて書きません。

www.tyoshiki.com