頭の上にミカンをのせる

マンガアニメ大好き兼業投資家の日記です。WORLD END ECONOMiCAアニメ化のCFを応援しています。

「fate heaven's feel」(桜ルート)の後にfateという作品を真に完結させる予定だった「イリヤルート」とは何だったのか的な話

ちょっとめんどくさいオタクの独り言なので気にしないでください。


fate heaven's feelの最終章が劇場公開されたそうで。

jp.ign.com

斜に構えていた私でも第二部を見て大興奮したので、第三部はきっと素晴らしいんだと思います。どこかのタイミングで映画館に見に行きたいと思っています。

www.tyoshiki.com




イリヤルートで描かれる「べき」内容はある程度予測可能だよという話

この記事のトップブコメがこれだったので一言だけ。

tswi この勢いで原作未実装のイリヤルート頼む

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/jp.ign.com/fate-stay-night-heavens-feel-iii/46099/feature/fatestay-night-heavens-feeliiispring-song


第四ルートって公式ではやるつもりがないと思いますよ。
その代替品として用意されたのが「プリズマイリヤ(特にdrei)」だと私は思います。


これ2015年くらいから繰り返し主張しているのですが、
なぜかfate原作厨を主張する人たち、プリズマイリヤを全然読んでない気がする……。
そのせいかいまいちこの意見が検討すらされないのが悲しい。



イリヤルートはどういうことが描かれる予定のルートであったか、あるいはなぜエミヤシロウは人間扱いされないのかという話

pasteltown.sakura.ne.jp

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本作品はやはり『未完の大器』と呼ばざるを得ない作品であるように私には思えます。

桜ルート True End が全体結論だというのなら、超一流の壊し方をしなければならなかった。

桜ルート True End が個別結論だというのなら、第 4 のルートを使って全体結論を示す必要があった。

①第 4 ルートの中で、士郎が人としての美徳を持ちつつ、
②それでいながら自分本位の「自分が楽しむ」というコンセプトを確立し、
③それらをバランスを取りながら両立させていく方が
作品のグランドフィナーレとしては望ましい、ということになるのではないでしょうか。

fate本編において、エミヤシロウは、いまだに「そもそも人間とさえみなされてない」傾向があります。
プレイヤーや読者が彼との同一化を楽しむような読み方を完全に拒んでいる。
これは、人間でありながらすべてを救う、というルートが実装されないまま終わったからですね。


FGOの主人公は「イキりサバ太郎」とかいろいろ言われてますが、
あれはプレイヤーが主人公に感情移入しやすくしすぎたからで傾向としては真逆に近い。
ヒーロー気質の人間っていう認識が強いと思います。


これまた好き嫌いがはっきり分かれやすい主人公である「禁書目録」の上条当麻というキャラがいますが、おそらくこの上条当麻以上に人間味がないというのが、ファンが衛宮士郎に下した評価ではないかと思います。どちらかというと人間性を捨てて英霊になったはずの「エミヤ」の方が、よほど人間味があるキャラとして二次創作で愛されています。


桜ルートの向こうに、エミヤシロウという人間を完結させたうえでイリヤを救うルートが求められるのはそのあたりが理由なのかなと。


まぁそういうの抜きにして、本編でもイリヤスフィールが救われるルート見たいよね


というか、そうだよね。fate本編ではイリヤって物語の構造上、どうあがいても助からないんだよね。どうやっても聖杯そのものは必ず復活する。その過程でイリヤは死ぬ。元々寿命の問題があるけれどその寿命を待たずにイリヤは死ぬ。この物語構造をして、本作品のメインヒロイン(最優遇キャラ)は言峰綺礼であると主張する人も当時は多かったなぁ。


エミヤがFGOに出てくるのもいいし、遠坂凛やエーデルフェルトが依り代としてFGOに登場するのもまあいいとして、結局本編において救済されてないキャラが、FGOで「プリズマ☆イリヤ」という迂回ルートを通して救済されたかのように扱かわれてるのはまぁなんというか、明らかに本編の未完成部分をごまかしてると言えなくもないかな的な気持ちがあったりなかったりなかったりあったりします。



だから私「衛宮さんちの今日のごはん」だけはアニメ全く見る気がしなかったっすわ……。



fateシリーズの「レプリカの世界」であるプリズマ☆イリヤ上で「イリヤルート」の再生産がされている感じある

んで、これについては以前にこういう記事を書いてます。

「ドライ」編において、fate本編と同じ「世界の論理」と「個人の願望」の二者択一が迫られる。ここでイリヤが選んだのは「どっちもほしい!」という「子供の論理、ジャンプ的主人公的論理」である。もちろん単に勢いでこれを成し遂げたところで誰も納得はしないが、きっちりイリヤのその「子供の論理」の欺瞞を徹底的に糾弾した上でそれを乗り越えるという展開になりつつある。サーヴァントシステムの欺瞞から何までメタ的に詰め込まれており、それ全部を小学生に背負わせるってどうよ・・・と思うけどね。頑張れイリヤ。

https://www.tyoshiki.com/entry/2015/10/05/213000

もちろん、これはこれで期待してるんだけれども。

あくまでこれはレプリカの世界を救済しただけなんだよね。。。