最近スマホでポチポチ漫画読む程度で開店休業状態……
読みたい漫画たくさんあるのに読む気力や体力がない……(時間がないわけではないのでちょっと鬱ってるかも)
「魔王のママになるんだよ!」
まず絵が可愛い。
お色気要素もどぎつくなりすぎず、ギャグの要素の方が勝っているのが良い。
頭を使わないお気楽エンタメものとしてほぼ文句のつけようのない作品。
マンガとして純粋にうまかった。

- 作者:片岡とんち
- 発売日: 2018/11/05
- メディア: Kindle版

- 作者:片岡とんち
- 発売日: 2018/12/10
- メディア: Kindle版

- 作者:片岡とんち
- 発売日: 2019/06/10
- メディア: Kindle版

- 作者:片岡とんち
- 発売日: 2020/02/10
- メディア: Kindle版
ただ、日常とかギャグはうまいんだけどストーリーとして盛り上がる感じが足りなかったかなという感じ。
日常描写が凄く良かっただけに、マクロレベルでの盛り上がり要素があったらめちゃくちゃ面白くなりそうって欲張りたくなる。
次回作が楽しみです。
同じ作者のこちらはComicWalkerで試し読みしたけど買うほどではなかったです。

もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた (1) (MFC)
- 作者:片岡 とんち
- 発売日: 2020/03/23
- メディア: Kindle版
「空の境界」 8巻~10巻
6巻~9巻までは物語中最強の敵、 荒耶宗蓮との戦いを描いた「矛盾螺旋」編。原作では第五章。
FGOでも登場した殺人マンションが舞台の物語で、バトルものとして一番盛り上がるのはこの章。
荒耶宗蓮について
1章の巫条霧絵も、3章の浅上藤乃も、5章の臙条巴.も(もっといえば2章の真犯人も)、すべて彼が両儀式をわが物にするために仕組んだ事件である。
そういう意味で彼はこの物語の黒幕にしてラスボスである。
「言峰綺礼」と似た思想を持ち(言峰よりもかなり屈折しているが)、
かつ「静止」の起源を持つ魔術師で、長い年月を生き自らも最強クラスの戦闘力を持つ。
「月姫」においてはネロ・カオス的的な強さと、ロアの狡猾さを併せ持つ存在として描かれ、
「fate」シリーズでは言峰と汚染された聖杯を併せ持つような存在である。
FGOのビーストⅠ・ゲーティアとも通じるところも少しある。
いうなれば、「奈須きのこワールド」におけるラスボスの原形のような存在である。(魔法使いの夜はラスボスの姿がまだ見えないので何とも……)
こういう風に書くと最強じゃん!って思うかもしれないけれど実際はあまりぱっとしない。
物語の要素をいろんな役割をなんでもかんでも一人で抱え込んでいる上、
思わせぶりなことを言うだけで具体的なところを物語上ではあまり見せない「におわせ」のようなキャラクターになっていて
はっきり言ってあまり魅力的には感じない。 長生きしすぎて人格が摩耗して希薄になっており、「現象」のような存在だ。
昨日の「タイムパラドクスゴーストライター」の佐々木について、
どちらかというとエミヤシロウよりアラヤっぽいなと言ったがそういうこと。
言ってみれば、奈須きのこさんは この荒耶宗蓮というキャラクターをわかりやすくすることを通じて、
万人に通じるような物語を生み出していったという風にとらえてもいいかもしれない。
他の人はそうでもないのかもしれないが、私にとって「空の境界」は本当にわかりにくい
矛盾螺旋は「空の境界」の中でも非常にわかりにくい。
人間の常識と異なる魔術的な思考が優先されており、それにアジャストできないと何を言ってるのかわからない。
この章は「太極図のイメージ」になぞらえて舞台や人物が配置されておりそれにそって物語が展開するのであるが
原作も読んだしアニメも見たし漫画も読んだしでこれでもう3回目なのだが今回もやっぱりこの章の内容をあまり覚えていなかった。
つまり、私はいまだにこの5章の内容をきちんと理解できていないのだ。
(私は単純記憶能力が異常に低い。咀嚼して他人に説明できるまで理解した内容でないものはすぐ記憶から消える。覚えていない=理解できていないくらいに思ってる)
一方で、臙条巴(脳みそくん)やコルネリウス=アルバ(彼がいないと全滅していたというくらい優秀な「無能な味方」)は本当にわかりやすく
何もわからなくても彼らの存在によって、なんとなくく分かったつもりになるし感動したようなつもりにもなれるのだが、実際には何も理解などできていなかった。
このコミカライズ版はめちゃくちゃ素晴らしくて、原作もアニメも見た人にも自信をもってお勧めできる
その点において、今回の漫画は最後のメディアミックスということもあって非常に丁寧であり、今までの疑問点を解消してくれる出来だったと思う。
私のように「原作も読んだしアニメを見たけど、五章においてアラヤソウレンはなぜ両儀式に敗れたのか」が今自分で説明できない人はいまさらだがこの漫画を読んでみることをお勧めする。

空の境界 the Garden of sinners(6) (星海社COMICS)
- 作者:天空 すふぃあ
- 発売日: 2016/07/22
- メディア: コミック

空の境界 the Garden of sinners(7) (星海社COMICS)
- 作者:天空 すふぃあ
- 発売日: 2017/09/09
- メディア: コミック

空の境界 the Garden of sinners(8) (星海社COMICS)
- 作者:天空 すふぃあ
- 発売日: 2018/08/11
- メディア: コミック

空の境界 the Garden of sinners(9) (星海社COMICS)
- 作者:天空 すふぃあ
- 発売日: 2019/08/01
- メディア: コミック
それにしても、劇場版アニメは音楽も演出も本当によかったよね…… このコミックを読んだらあらためて劇場で見返したくなってきたよ。
ちなみに、fate heaven's feelのコミカライズ版も素晴らしいです。
www.tyoshiki.com
映像はもちろん劇場版アニメの方が素晴らしいのだけれど、解説の丁寧さではコミカライズ版が最優であり、私はコミカライズ版を読んだことで長年の疑問が解消されて感動しました。
FGOの本編のコミカライズがgdgdすぎて残念なのですが、1.5部の4作品はどれも優れてたりとType-Moon作品のコミカライズはようわからんね。
もちろん、佐々木少年の「真月譚月姫」もおすすめ。

真月譚月姫 全10巻 完結コミックセット (電撃コミックス)
- 作者:佐々木少年
- 発売日: 2010/12/18
- メディア: コミック
……あかーん。読んだことだけ報告すればいいのに語り始めるとすぐ早口オタクになってあれこれ語っちゃうの我ながらダメすぎる。
こういうことしてるから作品読む時間がますます減っていくというのに。もっと時間が欲しいよう……。