手抜き更新です。
大麻についての話しがホッテントリ上がってたのでメモ
いつもだったら一応自分で調べたり考えたりするのですが、今日はとにかくメモだけです。
薬物を使用した際に依存症になる割合は、ヘロイン35%、アルコール4%、覚醒剤20%、大麻9%などとなっている。タバコに至っては、80%を超えている。また、10代で大麻使用を始めた場合、この割合は17%程度まで増加することが示されている。これは覚醒剤に匹敵する数字であり、これらのデータでは、アルコールよりも大麻のほうが危険であることが示されている。
害の大きさだけを基準に議論するならば、逆にアルコールやタバコを非合法化するべきという議論のほうがより合理性があるようにも思える。
タバコクソワロタwww
日本では大麻事件が増えていると言っても、逮捕される人は年間3,000人ほどである。これを国民の約4割に大麻使用経験があるというアメリカなどに比べると、問題ははるかに小さい。その日本で、わざわざ大麻の規制を緩める理由があるだろうか。
大麻製剤には、がんや多発性硬化症の疼痛緩和、がんの化学療法に伴う副作用の緩和、てんかん発作の予防など、さまざまな効果がある。医療目的に加えて人道的な見地からも、このようなケースで大麻製剤の使用を検討することには大きな意義がある。日本でもモルヒネ、覚醒剤などは医療目的の使用が認められている。しかし、大麻だけは医療目的でも使用してはならないと規定されているのは、非常に疑問である。
大麻は「ゲートウェイ・ドラッグ」と呼ばれててそこから覚せい剤とかヘロイン、コカインへと手を染めるきっかけになるんだとか。満足できなくなるんだろうな。
ちゃんと大麻をゲートウェイドラッグとして覚せい剤に手を出すところまで書かないから
CBDを主成分にしたてんかんの頻度を抑える薬がFDA承認されてるし、そもそもTHCが入って無いCBDは合法だよ。製薬会社が大麻に興味が無いのは、既存の薬以下の効果しかない上にコスパも悪くて商売にならないからだよ。効果が高くてコスパに見合うならてんかんの薬みたいにちゃんと製品化されるよ。
ちなみにMarinolとSyndrosってTHCが含まれる薬もFDAに承認されています。 大麻を吸う事による脳の萎縮は若い人の方が影響が大きいので、こういう形での啓もうは悪い事とは思わないけど。
「ゲートウェイ」という概念について
この議論でやっかいだなとおもったのは「ゲートウェイ」という考え方。
窓割れ理論がいまだに人気だったり、ショタラブドール所持者は全員犯罪者予備軍みたいに発狂してた人もいらっしゃいましたが、この「ゲートウェイ~~だからダメ」って考え方は、ド素人ほど悪用しやすいと思うのでかなり警戒した方が良いと思う。
ちなみに、最近読んだ「アカイリンゴ」っていう作品でもこのゲートウェイって単語が出てきた。
「セックス」という行為が完全に禁止されている世界を描いているのだがこの世界においては「キス」という行為も「セックスへのゲートウェイ行為」として成人になるまで規制対象になっている。

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「セックス」や「男性から女性への欲望」そのものを嫌う人からすると、「セックス」へのゲートウェイにつながる行為すべてを嫌悪するだろうし「女性に対する男性の欲望を煽る表現」すべてを嫌悪するようになる。この辺りは「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という諺が示す通りだと思う。
この作品の「セックス嫌悪」の描写はなかなかすさまじいものがありあまりにひどすぎて笑えない。セックスについて連想しただけで過呼吸に陥る母親とか普通にやばいだろ……。
何事も「過ぎたるは猶及ばざるが如し」っていう話だと思う。
ちなみに、この「アカイリンゴ」は漫画としてめちゃくちゃ面白い漫画かというと微妙……このあたりの思考実験×ギャグを読むのが好きな人には面白いと思います。
どちらかというと「監獄学園」とかが好きな人にお勧めします。

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