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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「シャングリラ・フロンティア」 縛りプレイややり込みプレイを楽しんだことがある人なら絶対に楽しめる作品

表紙で損している印象はあるけれど、めちゃくちゃ面白いです。


クソゲーでゲームスキルを鍛えまくった主人公がちょっとしたきっかけでまともなゲームをやることになるが、すごい変則的なプレイをすることになる。
→そうするとゲームに秘められた数々の隠し要素が明らかになり、裏の面が見えてきて、、、

というお話です。



異世界転生の要素は特になく、でゲームやりこみ系の作品なので、実際にこういうやり込み系プレイヤーいるよなぁと思いながらニヤニヤしながら楽しめます。



現実でも「ゼルダBoW」でえげつない縛りプレイを魅せつけてくれるShu3さんという変態(誉め言葉)プレイヤーがいる

ゲームの縛りプレイややりこみで我々を魅了してくれる人は現実でもたくさんいます。

おやつの人を中心としたロマサガ学会とか、FF6壊しまくってる電子マネーの人とか、動画を投稿しているうちにいつの間にか絵までうまくなってしまったゆっくりテレーズの人とか、超余裕!なナイフクリアの人とか、紳士な人とか。延々とバーニングファイトをやり込んでる人とか、延々とジェネラルを倒し続けてる人とか。

とにかく変なプレイヤーさんがたくさんいらっしゃるのです。

その中でも私が一番好きなやりこみ系プレイヤーはやっぱりShu3さんです。

www.youtube.com

ゼルダのやり込みを始めるにあたってまず過去のゼルダシリーズをすべてクリアしたうえで最初に倒す敵が、作品中最強のキャラであるライネル……。

その気になればゼルダのような良ゲーでもここまで変態的なプレイができるというのを示してくれています。



これと同じようなことをマンガでやってくれているのが、「シャングリラ・フロンティア」というわけです。


縛りプレイ動画とかやりこみものの動画シリーズの面白さをどこまでマンガで表現できるか。

消費者視点と創作者視点が程良くブレンドされていて絶妙な仕上がりになっていると思います。

VRMMORPGゲームを舞台にした物語ですが「極振り」の上位互換作品と位置付けてます。

そういえば、最近のなろうもの作品で「極振り」という作品がヒットしましたよね。

やろうとしてることはこの作品と似ているかなと思います。

「ユニークプレイで大勢の人から注目を集めながらゲームを楽しむ主人公」が描かれてる作品なんですね。

ただし、「極振り」の場合、主人公が初心者で、周りのプレイヤーはそんな彼女を温かく見守る優しい世界なのに対して

本作は、主人公はクソゲーばっかりやってる廃人プレイヤーであり、周りの人間も主人公を狙うハードモードです。

・ゲーム自体がBoWのようにとても良く出来ていて、一癖も二癖もあって面白い

・主人公はクソゲーハンターであり、一風違ったプレイスタイルでゲームを遊ぶ。

・ある時特殊な条件を達成してレアモンスターに遭遇し、多くのプレイヤーの注目を集めながらのゲームプレイになる。

・「極振り」と違って意図せずゲームの脆弱性をハックしてチート的な強さを得るのではなくその逆で「縛りプレイ」状態になる。

「極振り」のベースがあるからこそ、同じコンセプトをきちんと難易度高めに仕上げてくれているこの作品の面白さが良くわかります。



まだ1巻までしか出てないのであまり語ることないですが、1巻の時点でめちゃくちゃ出来が良いので安心して読める。


なろう作品でありながら、なろう系の出版社ではなく少年マガジンにいきなり連載されることが決定したと聞いて興味持ったのですがなるほど納得な面白さです。編集者さんグッジョブです!