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本当は「アサルトリリィ」の話をしたいのだけれど、その前にブシロードの企業分析の話します

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もはや日本のソシャゲ会社はYosterやmiHoyoなど中華系企業の圧倒的資本力や開発力に押されて勝てなくなってきたというか、意欲的な作品を出せなくなってきたと感じる今日この頃です。




そんな中、いまだに日本企業でガッツリ新しい作品を作ったり、ガッツリ宣伝広告費投下して中国資本に負けずに勝ちに行こうとしている企業っていうと、もうサイゲームスとブシロード、アカツキの3社くらいじゃないかなと勝手に思ってます。*1




で、この3社のうち個人的にアカツキは嫌いだしサイゲームスはもう言わずもがなということで個人的に応援してるのはブシロードです




後発組にも拘わらず追い上げが凄い。





というわけで、今ブシロードの新作「アサルトリリィ」にすごく注目してるのですが、この話するためにはどうしてもブシロードの話しておく必要があると思うので、この記事ではまずブシロードの話をします。




ブシロードという会社について

ブシロードはブロッコリー創業者だったの木谷さんが作った企業であり、
アニメIPの育成と「カードファイト!ヴァンガード」「ヴァイスシュヴァルツ」というTCG事業が主力でした。
2018年に「TCGの会社からの脱却宣言」がありましたが、未だにブシロードといえばカードゲームの会社だって認識の人が多いと思います。



この会社はカードゲームを事業の柱としつつも、ブロッコリーの時同様にアニメIPのグッズ販売やライブ事業などをやっていました。

2012年に完全子会社にした新日本プロレス事業を立て直して収益性の高い利益柱に育て上げたあと(今でも売り上げ、利益ともにブシロードの2番目の超重要なIPです

ついに2016年には「グリー」と提携してソシャゲ事業に参入していきます。



ここからの快進撃が凄い。


どんどん自社IPを育てて多方面でビジネス展開、ソシャゲーとしても大ヒット作を輩出

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https://www.anime-recorder.com/4521/171139/

ブシロードが後発組でありながら他のソシャゲ会社と一線を画しているのは、IPを育てる技術も他者IPを活用する商売もうまく、ライブや舞台上演、グッズ販売も含めてありとあらゆる収益化のノウハウを持っていることです。また、TCG事業と新日本プロレスが生み出す安定的なキャッシュフローを持って、圧倒的な広告宣伝戦略で勝負をかけに行けるところも他のソシャゲ会社より圧倒的に強い。




まず最初は「シンフォギア」や「ラブライブ」など他社IPを活用した事業からスタートしますが、並行して自社IPの育成も行います。




ブシロードの戦略として特徴的なのが「徹底的な二番手戦略」を取ることです。すでに成功したIPやソシャゲーがある程度浸透、飽和してきたところで少しズラして二番手を取りに行く戦略なのですね。これは飲食業界における「サンマルクホールディングス」と同じ戦略です。



例えば圧倒的強者であったバンナム&サイゲームスがアイドル音ゲーで「デレマス」で成功したところに対して、制作委員会として参加した「ラブライブ」のIPをしっかり盛り上げていったり、自社独自IPとして「バンドリ」をぶつけに行きます。(正直「スタァライト」は見てないのでどういう狙いがあったのかはよくわかりません) 特に「ガールズバンド」をテーマにしたバンドリが強く、アイマスと違ってIPの立ち上げ自体が0からのスタートであったにもかかわらず5年ちょっとで売り上げ100億円を超える事業に育て上げました


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ブシロードの攻勢はさらに続いており、さらなる勝負をかけるために2019年7月に株式上場して資金調達を行い、その資金を持って「D4DJ(自社IP)」と「アサルトリリィ(他社IPだが実質ブシロードがメイン)」という二本の柱をさらに作ろうとしています。他にも「OAD59 -新時代任侠特区-」「女性向けバンドリ」などと柱を広げに行っています。

※「D4DJ」は中高年向けの音ゲーとしての新規開拓を狙っており、「アサルトリリィ」はレベル上限到達者が多くなってきたプリンセスコネクトの後釜部分を狙っていると思われます。


コロナの影響でTCGカード事業とプロレス事業、ライブ事業・舞台公演などはちょっと苦しくなっており、仮にソシャゲー分野を育てていなかったらかなり厳しいことになっていたと思われますが、ソシャゲーは巣ごもり消費にも強いということで非常に盤石なポートフォリオを持っています。


ブシロードの現状および株価について


現状はかなりリスクを取って新規IPに投資しまくっています。2020年度は前年度30億以上あった最終利益を赤字にするレベルで先行投資やってますね。

さらにTCG事業とプロレス事業はコロナが回復するまで厳しい状況が続くため投資家からはかなり敬遠されており、株価は低迷しています。

gamebiz.jp



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ただし、コロナ下においても売り上げが330億あり、仮に「D4DJ」と「アサルトリリィ」が「営業利益0」だったとしても営業利益40億クラスの実力がある(2020年1Qは営業利益12億、2Qも10億でした)し、さらに現金も250億保有している企業が時価総額382億円ってのはないわーっていう気がしますね。
まして「D4DJ」と「アサルトリリィ」のどちらかがヒットするのであれば、時価総額1000億も余裕で目指せると思っています。


チャート的にも25日平均線乖離率が25%を上回った瞬間があり、その瞬間からは折り返し、日足MACDは陽転しています。週足がまだ死んでいるので買いませんが、個人的にはかなり期待しています。

今年は今から市場全体が調整するタイミングだしマザーズは特に厳しいことになりそうなのであまりお勧めしませんが、株価をみないで3年持ち続けられる人なら今から買ってもいいんじゃないかなと思ってます。



そんなわけで、D4DJとアサルトリリィは両方ともインストールしてプレイ中です。


純粋にゲームとしても面白いかどうかもそうですが、このブログではこのゲームが今後ヒットするかどうかみたいな目線で見ていきたいと思います。


まずIPとしてアニメですが、D4DJもアサルトリリィもアニメは爆死に近いレベルじゃないですかね……。私は面白いとは思ったしみてる人は軒並み好評価に見えるんですが、全然ヒットしてないよね……。バンドリの時みたいな手ごたえが全くない……。



意識してみないと視界に入ってこないと思うんですが、バンドリはほんとにシャニマスにそれほど劣らないレベルで話題になってたからね。。。それと比べると「うーん……」ってなる。特にD4DJがきつそう。おっさんのオタクは絶対ダウンタウンのハマちゃんの曲嫌いだったと思うんですが、なんであの曲をごり押ししたんや……



ゲームの方もいろいろと「うーん……」って思うところがあって、正直かなり疑心暗鬼になってるところです。特にアサルトリリィはブシロード独自のIPではないこともあってかなり複雑な状態にあると思っています。





というわけで、これからちょくちょくブシロードの話ちょくちょくすると思いますのでよろしくお願いします。 というかこういう話を本当はYouTubeでやりたいんだけど技術がないのでできない……悲しい……。

*1:今回はここの話を詳しくやりたいわけではないのでかなりざっくり語ってます。もちろん細かく見ていけば今でも面白そうって感じる作品結構あります。日本は上場してる企業だけでソシャゲー開発会社が30以上ありますし、デナやグリー、グミなどが出資してる企業など含めると今後もいろんなゲームは出てくると思います。去年はAimingやバンクオブイノベーションなんかが盛り上がりましたね。つい先日も腐女子向けゲームの会社が上場承認されて話題になっていたりと細かい話題には本当に事欠きません。でもなんというか、、、小粒感がすごくてワクワクしないんですよね。また、大手企業を見ても、スクエニ、バンナムやコナミなどは特にソシャゲには積極的です。ただ、これらの会社は自社IPが強すぎてそれらを活用することばかり考えてる印象があり、これらの会社から新しいソシャゲが生まれるという期待感はもうほとんどないです