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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「ウマ娘」は個人的には「FGO」や「艦これ」というより「ランス」シリーズに近い楽しみ方してます


私の記事についた感想だと思うのでちょっとだけ補足を。

実際こういう方向で楽しんでる人多いと思うんですが、

私自身の話をすると、私はウマ娘はFGOと同じような感覚で楽しんでいるか、というとそういうわけでもなかったり。

というわけで、私はこんな感じだよという「個人的な感覚」の話をします。




※なお、前の「ウマ娘がバズった理由についての個人的なまとめ」記事もそうだったんですが、別に他の人に「私の考えが正しい」とも「私と同じ考えになれ」とも書いてないのでご理解お願いします。クソみたいなコメントが一杯あってうんざりしましたわ……。




FGOにはそのキャラクターの実際の人物や実際の歴史を掘る楽しみはあんまり感じなかった

FGOやってても艦これやってても別に歴史を掘ろうという気持ちには全くなりませんでした。

艦これはともかく、FGOは歴史を大幅にいじりまくっててあまり実在の人物と被らないんですよね。



FGOは非常に腐女子的感覚が強いこともあって
キャラクターによっては魔改造されすぎててもう完全に別物ですしおすし。
安倍晴明と芦屋道満の関係とかはまじでBL臭強すぎるし
清少納言と紫式部の関係も友情越えて百合臭が強すぎる気がします。



第二部に入ってからは
この手の「濃すぎる人間関係」が正直苦手なレベルに達してるキャラがちらほらと……。



「こういうことがやりたいならオリジナルキャラでやってほしい」と思うところが多々ありますし、
実際に第二部はオリジナルキャラの比率が高くなっているし、うまくバランスとってるなーという印象。




つまり何が言いたいかというと
FGOが面白いのは、「FGOのシナリオやキャラクターが、ガワだけ借りてるけど単体でよくできているから」だと思います。
なのでたとえ実際の歴史上の人物を知らなくても全く問題ないし、
むしろ歴史上の人物を知ると楽しめない気がするキャラがちらほらいます。



実際の歴史上の人物とFGOのキャラは距離はかなーーーーり遠いと思ってます。




艦これはあんまりやってないので私にはわかりません。

蛸壺屋の同人誌を買って途中まで読みましたが、全く理解できなくて放棄してしまいました。

ですが、艦これはかなり歴史に近いという意見を聞く一方で、
やりこみ勢の人から「イベント」の設定は実に見事だけれど、各キャラクターの扱いは微妙という意見も聞いたことが有ります。



ウマ娘は、実際の名馬たちの歴史やレース・エピソードをさかのぼって掘っていくのが本当に楽しい

これに対して、ウマ娘は実際の名馬たちや歴史とゲームとの距離はめちゃくちゃ近いです

ウマ娘は、とにかく歴史や実際にあったことを「ウマ娘」という二次元のキャラクターで再現しようとしてると感じます。

再現度がかなり高めな上に、あくまでも魂だけ引き継いだ二次元的存在であるという設定から「IF展開」を楽しめるといういいところ取りをしている。

だから、実際の名馬たちについて知れば知るほど楽しめる。



んで、これ前の記事でも書いたんですが



実際の名馬たちとウマ娘の関係は「鬼畜王ランス」と「5以降のランス正史」のような関係だと思っています。




「鬼畜王ランス」は間違いなく超がつくほどの傑作でしたが
ここでは報われなかったキャラクターや悲劇の運命をたどらざるを得なかったキャラクターがいた。
終わり方も、見事ではあるけれど不完全燃焼感があった。


いろいろとくすぶっているものがあった。



それが5からつづくナンバリングにおいて「正史」という形で「鬼畜王ランス」を上書きしていく。
よりハッピーな展開をプレイヤーとして体験できる。このことにものすごいカタルシスを感じました。


鬼畜王ランスが発売されてから23年。自分が鬼畜王ランスをプレイしてからでも16年。


本当に最終作が出るのかに不安を感じながら、
毎日のように「ランス設定資料集」や「ひつじ小屋別館」で膨大な世界設定を何度も何度も読み返しながら
その時がくるのをずっとずっとずっとずっとずっとずっと待ち続けて。
ついに2018年2月にランスシリーズが完結した時にはもう本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。


あの時は本当に幸せだったなぁ……。


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私はウマ娘をプレイしながら「ランス10」をプレイしている時と同じような感情を抱いていることは否定できない

もちろんどちらもアリスソフトの作品である「鬼畜王ランス」と「ランス10」の関係と違って、

「ウマ娘」に関しては元ネタは「現実」であり、「ウマ娘」に対して絶対的な上位に位置します。

「ウマ娘」が現実側より上に立つことは絶対許されないのでそこは気を付けないといけません。






それでも

自分がゲーム中で育成したアグネスタキオンが楽々3冠を達成する姿を見せつけられたり(シンボリルドルフよりもどのウマ娘よりも、この娘が圧倒的簡単に3冠を達成できる)

ナイスネイチャが有馬記念1着を取ったり、

ライスシャワーが宝塚記念を無事完走したりする。(このウマ娘が春の天皇賞1着を取るのがめちゃくちゃ難しい…)

そういう姿を自分の脳内妄想だけでなく、ゲームでのプレイ体験と合わせて実感できるのはすごく贅沢で卑怯なコンテンツだなと思う。




名馬との思い出を大事にしたい人には絶対許せないコンテンツではあると思うのですが……ごめん、やっぱり超面白いです。



ちなみに私が一番好きなウマ娘は

1位 キンイロリョテイ 2位 ヒシアマゾン 3位 メイショウドトウ 

うまぴょい伝説

うまぴょい伝説

  • 発売日: 2017/09/09
  • メディア: MP3 ダウンロード

です。3名とも実装まだなので楽しみ……。

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