私が一番好きなウマ娘はヒシアマゾンです(挨拶)。
それはそうとしてこの記事すごくよかったですね。
(2017年)7月と12月のPVはまったくの別物である。改善されたとかいう次元ではなく、まったく別のコンテンツになったとさえ言っていい。
ともすればトレセンで女の子たちがキャッキャウフフする日常モノにも見えるPV1から、スポ根モノのPV2への変貌が見て取れるのだ。
意味なく転ぶのと、元ネタがあって転ぶのとでは話がまったく違う。
日常モノ? からスポ根モノへ。ただのコメディシーンから競馬の逸話を元ネタにしたギャグシーンへ。この変化をもたらしたのは一体誰だろうか?
こういう変化は私では絶対に認識できなかっただろうと思う。
ガチの競馬好きの人の中にもウマ娘を受け入れていく人がいて、その過程を語ってくれてるのはすごくありがたいです。
私はリアルタイムではアニメ1話だけ見て即切りしました。
セクハラ描写とかウィニングライブとかが理解できず「なにこれきもちわる・・・ソシャゲの販促アニメにしてもひどくね?」と拒否。ソシャゲとサイゲームスへの先入観もあったせいでアニメ終盤で人気が出た後もスルーし続けて結局今年の2月まで一切触れてませんでした。だから、「競馬に強いこだわりを持ち、最初のとんでもないアウトプット見せられたにもかかわらず、その後も見捨てずにきちんとウマ娘が生まれ変わっていく様をウォッチし続ける姿勢」がめちゃくちゃ素晴らしいなと思います。
「シンデレラグレイ」についての個人的な意見
ちなみに、あくまで個人的な意見としてシンデレラグレイについても触れておくと、もちろんシンデレラグレイは「今となっては」すごく面白い作品だと思います。しかしあれはすでに「競走馬がウマ娘に?」というハードルを越えたことを前提としているところに打ち立てられたコンテンツであり、アニメがなかったら一生読む機会がない作品だったと思います。
私のブログ、アニメ見始めてからウマ娘にハマっていくまでの過程をブログに記録してるのだけれど
ウマ娘1期1話切り
→ウマ娘2期3話から見始める
→一気にさかのぼって1期から全部見る
→YouTubeによる各ウマ娘の元ネタ解説動画を見る
→銀の匙、じゃじゃ馬グルーミンUP、優駿劇場読む
→うまよん見る
→「ゆっくり日本競馬史」や「牝馬挑戦の歴史」などの歴史解説シリーズを見る
という過程を経てようやく「シンデレラグレイ」にたどり着いています。
(余談ですが最近は今現在の競馬を見始めて馬券も買ってみましたが金鯱賞でひどい目にあいました)
シンデレラグレイの面白さは、かなり「敷居」が高い(がそれ故にハマるとすごく良い)と思ってて
シンデレラグレイほめてるのにアニメ1期の功績を無視ってのはちょっと無理があると思いました。
もう一人ウマ娘プロジェクトの歴史についてコミットしてた人から当時を振り返ってくれてる人のツイートも参考になります
ゲームとライブで盛り上げるコンテンツ、という建付けをするにはゲームが難航した、というのはありますが、少なくともアニメ1期のすぐあとに行われた「ウマ娘 2ndライブ」は、その時点でコミットしているファンからは十二分に盛況でした。 #ウマ娘https://t.co/D2bjI0ro2L
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) March 16, 2021
外野から憶測を書くのは憚られますが、個人的にはゲームをあの頃出すことは出来ていたんじゃないか、と推測していました。でもトップエンドで戦える出来でなければ消えてしまうだけ、という判断がどこかで為されたのではと。本当に推測だけなのですが。 #ウマ娘https://t.co/StblV09uv2
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) March 16, 2021
ウマ娘ゲームは「ライブ」からの方向転換みたいな声を蹴散らしてくれたと感じています。レースも本気でやるし、ライブも本気でやるんだと。コロナ禍が収まって「ウマ娘3rdライブ」が開催されたら、「winning the soul」をみんなで拳を上げて迎えるんだと。今からチケットが取れる気がしません #ウマ娘 pic.twitter.com/Mb7ZueufmN
— CK@デジモノに埋もれる日々 (@ckom) March 16, 2021
ウマ娘、ほぼ全肯定する立場ではあるけれど「アニメBD特典がソシャゲ特典になってるところ」だけは嫌い
アニメの出来がもともと良いところに女神像500個(1キャラをレベル3→レベル5まで覚醒させられる)などめちゃくちゃお得な特典が付いてくる。
このおかげでもともとアニメ好きな人は「ゲームの方に課金するくらいならこっち買えばいいじゃん」って感じで結構売れると思う。
でもこれは「販売戦略としてぐうの音も出ないほど正しい」ことはよくよくわかっているけれどあんまり好きじゃない。(あくまで私の好み)
1期みたいにOVAアニメがつくんだったら絶対買ってたと思うけど、この売り方されたらついつい意地を張って中古で買うわっていう気分になっちゃう。
おまけ マーベラスサンデーの扱いはもうちょっとどうにかならんかったのか……それともこれも競馬ファン的に納得のキャラ付けなんやろか……
ウマ娘の元ネタとなった競走馬の活躍年代別一覧から紐解かれる、史実に忠実なウマ娘同士の関係性について - Togetter
競馬ゲームやると競馬の流れは一発で覚えるので割とオススメ
— パレ◆oLG9iWoh0E (@U_number15) March 16, 2021
強いウマが産まれた!もしかしてクラシック制覇を……→アギャギャギャ!ナリタブライアンと世代被った!ブライアン引退してもローレルが倒せない!
……などなど、ラスボスとして記憶に焼き付くからww https://t.co/x8SSBM9BGM
「マヤノトップガン・サクラローレル・マーベラスサンデー」はBNWと同じように3強を形成していたのだが、「サクラローレル」という要が抜けたことでなんかキャラ付けが微妙なことになってしまったマーベラスサンデーが凄く気になる。
この馬はG1では1勝しかしていないのだが、武豊が絶対に鞍上を譲らなかった馬として有名。3強の中で最も安定感がある馬として、また故障を乗り越えて戦い続けた馬として評価されているのだが、今の時点ではマーベラス連呼BOTというかちょっと頭のおかしな感じのキャラになってしまっているんだよね……。マヤノトップガンには変幻自在の戦略やナリタブライアンとの死闘というキャラ付けがあるのにマーベラスさん育成になったらどういうストーリーになるんだろ。早くプレイしてみたい。