黒潮ダービーに勝利したヒノデマキバオーだが、まだまだ始まったばかり。
たいようのマキバオーを読んでいると、最強のステータスは「根性」なのではないだろうかという気がしてくるから不思議。
というわけで、今回はたいようのマキバオー4巻~8巻途中まで
たいようのマキバオー 4 (ジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者:つの丸
- 発売日: 2014/06/19
- メディア: Kindle版
黒潮ダービー制覇後、初めて高知の外へ(試合はしない)
①「みどりのマキバオー」では競馬雑誌の記者だったしまじまと出会い、北海道へ
・たまたま休養に訪れていたダービー馬フィールオーライと初邂逅。
②その後東京に移動して大井競馬場へ。ジャパンダートダービー(Jpn1)を観戦。
※南関東4競馬場=浦和、船橋、大井、川崎)
・アマゾンスピリット、スターコシャマイン、プレミアムタイム、ハグマシャグマなどが対戦。
・超スローペースからの残り400mで一斉ラストスパート。アマゾンスピリッツが上がり3ハロン34.2の末脚を見せて勝利。
・ヒノデマキバオーは3歳限定のジャパンダートダービーには出られなかったが、9月のダービーグランプリを目指すことになる。
自信をもって地元に戻るが・・・
①黒潮ダービーで首位を争ったロングテイルドリーは兵庫へ転厩
・労せずして高知3歳馬のトップに。
②調子づいたマキバオーはそのまま九州遠征。熊本の荒炎賞へチャレンジ
ロングテイルドリーを破った佐賀のフラットビッキーやギガモッコスらと対決。
九州遠征スタート!
①本格始動二戦目は荒炎賞(1500m)
・雨天・重馬場の中での勝負。
・雷を恐れて出遅れ。
・小柄な体格のため、馬群の中では先行馬の泥はねをもろに浴びて進めない。
・インを攻めるも二頭にロックされて、結局3着(1頭膠着で2位)
・ボロボロのレースだったがそれでも二位。反省して次に進むことに
②次は佐賀のロータスクラウン賞へ挑戦。一段レベルが上がる。
・九州のギガント牧場で馬群の中で揉まれ続け、スタートダッシュのセンスを磨く。
・一方ハヤトも、自分の戦法を馬に押し付けずに馬の走りを引き出すセンスを身に着ける
・しかし荒炎賞で敗れたフラットビッキーは佐賀の中では弱い馬。ロータスクラウン賞では佐賀四天王(ハグマシャグマ、ブルシット、タイガーズアイ、セカンドフロア)との戦いが待っていた…っ!
③本格始動三戦目は佐賀・ロータスクラウン賞(1600m)
・ギガント牧場で鍛えたスタート勘によりマキバオーが先頭
・1000mが56秒というウルトラハイペース。
・4コーナーで四天王に追いつかれる。それぞれがマキバオーを追い抜こうとするが、黒潮ダービーの時同様に「なぜか」抜けない。
・根性だけで最後まで走りぬいてマキバオーが勝利!
ダービーグランプリ(Jpn1)へ挑戦!
①高知でゴールデンバットと併走トレーニングで鍛える
②決戦の場所・盛岡に乗り込む
・山本管助も「ニトロニクス」の子・キックザパストに乗って参戦。
・黒潮ダービーで争ったロングテイルドリー再び。
・他はプレミアムタイム、スターコシャマイン、フラッシュライトなどJDD組。
・アマゾンスピリッツは武蔵野S優先で回避。
④本格始動4戦目は盛岡・ダービーグランプリ
・今回も大逃げ。しかも初めての独走。しかし競りかけられないと逆に力が出ない。
・一対一じゃないと根性を発揮できないもろさを露呈し、圧倒魔に集団に抜かれて意気消沈。
・しかしロングテイルドリーとハヤトに渇を入れられて気力復活。
・プレミアムタイムには敗れるものの、ほぼ2着横並びの4着。
・逃げ切るだけでなく、「逃げて、差す」戦法を身に着ける。
しかしここで屈腱炎が再発
中央のG1ホースなどの場合、1回発症したらそのまま引退することもある屈腱炎をまたしても発症。9月からおよそ3か月の休養が必要となり、JCD参戦は絶望的に。
①マキバオー休養時に、ハヤトはスーパージョッキーズトライアルに挑戦
②一方フィールオーライはあっさりと無敗で三冠達成。
③アマゾンスピリッツも武蔵野ステークスで完勝!JCDに名乗りを上げる。
一体、ダートのレースは何のために存在してるんだ?
芝のレースの落伍者を救済するためか?芝コースを休ませるためか?
観客の目を飽きさせないためのバリエーションか?
そうじゃねえだろ!俺たちダート馬は俺たちで頂点決めんだろうが!?
この作品は、基本的に地方ダート馬を中心に描いているが一方で、1話でフィールオーライを描き、背景ではちゃんと芝のレースも描いている。普通の競馬だとこの2本はあまり交わらないのだけれど、果たしてこの先どうなっていくのだろうか?
芝じゃないけど障害物競争の王者オジュウチョウサンの動画でも。
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