実際の競馬が好きな人から見たら「スキル演出」みたいなのは不愉快かもしれないけれど
私みたいな素人にはとてもわかりやすい。
動画自体も素晴らしいんだけれど、
それ以上に競馬スキーの人が、レース序盤から中盤にかけての駆け引きをコメントで教えてくれるのがとても楽しい。
・どの馬が折り合いがついてるとかついてないとか
・位置取りが上手くいってるとかいないとか。
・その馬本来の持ち味が出せてるか出せてないとか。
やっぱりわかる人にはこういうところまでわかるんだな、と。
私はウマ娘やってるときはレースは基本すっ飛ばすので過程の部分をちゃんと見てない。
というか、見てもよくわかんないから見てもしょうがないくらいに思ってたのだけれど。
ウマ娘には存在しない「中山GJ」のレース映像がドキドキするのでこれだけでも見てほしい
障害もそうだけれど、上下の激しさや途中でカーブの向きが変わる仕掛けなど
完走するだけでも過酷なコースを見ててハラハラドキドキしてしまった。
オジュウチョウサンはこのレースの途中で骨折していたらしいがそれでも最後まで走り切っていた。
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※去年はシングンマイケル号が走行中に心肺停止&ジャンプ中に転倒で頸椎骨折による死亡という痛ましい事故もあった。
最新レースでは優勝馬に矢印が付いたり、固有能力発動表示までつくようになった
やりすぎはよくないという人もいるだろうけれど、
それは競馬に詳しい人の意見だと思うので個人的にはとてもわかりやすくてよいと思う。
ちなみに、私は最近いろんな競馬マンガを読んでいる。
どれも面白いのだけれど、
・実際の競馬を見てレースを理解することに役立つかどうか
という観点から言うと「ありゃ馬こりゃ馬」が一番良いマンガだと思う。
このマンガの5巻くらいからの内容でようやく「騎手と馬が折り合う」というのがどういうことかがちょっとだけわかるようになってきた。
だいたいのマンガは馬を主役にするのだが、このマンガは「ジョッキー」が完全に主役である。*1もちろん馬次第の部分が大きいのだからそれも間違いではないのだけれど、本作品は「ジョッキーの能力によってどのくらい馬の走りが変わるのか」がとてもわかりやすく説明されていてとても参考になった。
*1:※「優駿の門」や「ダービージョッキー」もジョッキー側の比重が比較的高いが、主人公のジョッキーが天才過ぎるのと展開が豪快過ぎて競馬それ自体を理解するには向いてない。というか基本的にこの2作品は馬が賢すぎる