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広告でよく見かける「コーヒームーン」という漫画の感想 | 絶望的なループに屈さずに、友のためにあがき続ける少女の物語。かなり面白い

私が好きなウマ娘はマンハッタンカフェなのですが、なんとなくマンハッタンカフェが好きになってからまたコーヒーを飲むようになりました。通販で買える安くて美味しいコーヒー豆などあればご紹介いただけると嬉しいです。酸味がきついのは苦手であり、この表で言うと「濃度高すぎない程度のコク」が好きです。

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https://diamond.jp/articles/-/222311?page=2


まぁそれはそれとして。最近広告でよく見かけるようになった「コーヒームーン」という漫画があります。

・作者名が元エロ漫画家の「牡丹もちと」さんであること
・広告の内容からでもループものの作品であることがわかること

などから興味を持ったのでさっそく1巻と2巻を読んでみました。



かなり面白いと思います。


「6年前に急に雲に覆われ一度も青空が見えなくなった街」で、特に理由がわからないまま、何も起こらない1日が繰り返されるループもの

最初は主人公のピエタ一人だけがループを繰り返していた。

今日が私の誕生日で、私の人生で一番幸せな日で。
もう1033回も幸せな今日を繰り返していて。
でも、どうしてそんなに驚くんだろう。
今日を繰り返して、明日が来なくなくなるなんて。
すっごく幸せな事じゃない?

ピエタはもうすっかり慣れてしまって、何も感じなくなっていたのだけれど、突然友人のダナエもこのループする世界に入ってくる。

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元々感情豊かなダナエはループに入ったばかりだからパニクって大騒ぎ。
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ダナエはこのままではいられない、と「昨日と違うこと、やりに行こう!」と提案してくる。しかし、ダナエが提案してくれた遊びはすでにピエタの試し済みだった。ピエタはそういうチャレンジをしても何も変わらないことに心が折れてしまったから、決まった行為以外何もしなくなっていたのだ……。




「廃墟に偽装された建物」に忍びこみ、それがきっかけで市長の娘「キアロ」と知り合うことで今までになかった変化がもたらされる

ところがダナエさんのファインプレイで「廃墟に偽装された建物」に忍び込んだとき、市長の娘「キアロ」と知り合う。

これがきっかけで今までに起きなかった変化がもたらされることになる。

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しかし、その変化はいい方向になるとは限らない。

謎の存在がピエタの前に現れて、警告を発する。

あなたの「今日」はすべて決められていて、だからこそ完ぺきだったのに。
あなたが過ぎた幸せを求めたから、「今日」の歯車が狂ってしまった。

いいこと?ピエタ。人の幸せは相対的なの。
幸と不幸が繰り返すように、あなたも「朝の不幸」があるからこそ、幸せな「お母さんとの誕生日会」に参加できるのよ。

今日あの子は幸せだった。あなたが友達になってくれて、本当に欲しかったものを手に入れた。だから彼女はその分不幸にならなきゃいけないの。

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謎の存在は、彼女の敵というわけではなく、むしろこの繰り返す世界の中で彼女の願いをかなえる存在のようだ。

彼女がそう望んだせいか、次の日からは「キアロ」もループする世界に入り込んでくて……という展開になる。







ここまで読んで「歌月十夜」を思い出してとても懐かしい気持ちになった

いやもう、これ完全に「月姫」のファンディスクに出てくる「白レン」だと思うんですけど……。

ja.wikipedia.org

「黄昏草月」は、同じ一日を繰り返し、自身の行動の取り方によって変化していく箱庭世界を、主人公・遠野志貴を通して語られる。

微妙な違和感を覚えながらも、あまり気に留める事も無く日常を繰り返す。ただし夜になると違和感をより強く感じるようになる。その日常は自らの意思に左右されるのだが、当初は自覚していなかった。物語の進行とともに街中で見かける黒猫・少女に関心を抱き、遠野志貴の日常を作り上げる存在へ迫ってゆく。実は本編の遠野志貴が生活する世界は、レンが編み出した夢の中の精神世界であり、志貴本人は交通事故で意識を失い、病院で寝たきりになっている。そのために志貴の記憶に無い世界は存在せず、志貴がその特殊な眼を抑制している眼鏡を外したり突拍子も無い行動をとると「世界の果て」の幻視を目にする事になる。

◆レン
アルクェイドの使い魔にして夢魔。物静かな面持ちの少女で、外見年齢は十歳程度。黒いコートを着て、大きなリボンをしている。言葉を発することは無いが、喋れない訳ではなく「言葉を使用しない」という決まりで活動しているだけ(後の『MELTY BLOOD Re・ACT』では喋る姿を見る事が出来る)。普段は黒猫としてアルクェイドの傍におり、月姫本編でもその存在だけ(アルクェイドが、ネロを倒したお礼に志貴に送った夢魔と)は示唆されている。ケーキが大好き。交通事故で意識不明となった志貴の命を繋ぎとめるため、アルクェイドの命令により志貴の精神に介入し、本作の世界を創り上げていた。しかしかつての創造者であるマスター亡き後、新たな契約者を得なかったため(アルクェイドは彼女を「預かった」立場であり、契約を結んでいたわけではない)、その力は衰え、死を目前にしていた。彼女の力の衰えは「歌月」の世界に綻びを生じさせ、それに気づいた志貴は解決に乗り出す。
最終的にレンは志貴と契約。新たなマスターを得たことで彼女の命は永らえ、志貴もまた現実の世界に目覚めるのだった。

おそらくだけれど、この夢を繰り返す「白レン」的な存在は、ピエタ一人なら完璧な日常を繰り返させることができる。

しかし、たくさん人を加えようとすると処理的にだんだん苦しくなってくるような気がする。そして、繰り返しにとどめているのは「ループの外」がやばいことになっているからではないかと思われる。

「ミサイルとプランクトン」も同じような作品ですね。ゼロ年代の亡霊だああああ。
www.tyoshiki.com



と思ってたらちょっと違う話だった(サーセン)

・1200日目までにループから抜け出さなければゲームオーバー

・1日に取りうる行動には制約があり「幸福の総量が決まっており、ラッキーなことが起きるとその分不幸なことが起きる」というルールが働いている。

・白レンの「時間を加速させる」能力はピエタに対してしか使えない
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・ループを脱出する条件は「本当の願いを思い出すこと」?
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いろいろと凝った設定になっているようです。




ピエタはシュタインズ・ゲートのように「ループ者の孤独」の苦しみを味わってなおあらがい続けることができるのか?

ここからさらに2人の少女(レオナとニケ)を仲間に加えて最高に幸せな状態になるが、この状態になった後、ピエタ以外は「リセット」され、ループした記憶を引き継げなくなってしまう


また一人ぼっちに戻ってしまったピエタ。


しかし一度この幸せを知ってしまった以上、もう以前のように一人には戻れない。ピエタは同じ状態に復帰しようと試みるが失敗し続け、いたずらに残り時間を消費し、その都度傷ついていくだけ……。



心が折れそうになり一人涙を流す「白レン」はピエタに諦めてまた一人ぼっちの幸せに戻ろうとささやきかける……。しかし、ピエタは以前のようにはあきらめようとせず、みんなと共に過ごしたあの時をもう一度手に入れるためにあらがおうと決意するのだった。

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絵はすごく陰鬱な雰囲気出てるし、そんな世界の中で女の子同士の友情や日常描写がすごく生き生きしてて良い。ストーリーも興味深いし今のところかなり面白い

というわけで、これは続きも読んでみたいと思う作品でした。

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「牡丹もちと」さんはエロ漫画の方でも活動を継続しつつこの作品も描いてくれているのでとてもありがたいですね。