6月にDLSiteに関する記事を書きました。その時はDLSiteは急成長はしているがFANZAにはまだ及ばない、という認識でした。
思ってた以上に絶好調のDLSite。ついに販売本数でFANZA同人を追い抜く!
しかし、売上が非常に多くなる7月~8月商戦において、DLSite同人の販売本数がFANZA同人を越えそうになってきました!
DLSiteだけがセールをやってるというならともかく、実際はどちらも大規模セールを行っており、むしろFANZAの方が割引が大きなセールを実施しています。
にも関わらず、販売本数においてDLSiteが同人分野ではすでにFANZA同人に追いついているのがすごいことだと思います。
推奨したわけじゃないけど、親会社のゲオさんは私が記事書いた6月時点から株価が15%くらい上がってたので、記事きっかけに株買った人いたらナイストレードでした(笑)
もちろん、販売本数で並んだとは言っても、漫画・CG作品だけでDLSiteと同等のFANZAはまだまだ総合力では上だと思います
DLSiteは音声作品・ゲーム作品をあわせてようやく肉薄できているという状態。
特にFANZA同人の上位層は総集編などの作品が多く、単価が高いので売り上げではまだまだDLSite上位ではないかと思います。最近出た「クリムゾン大全集」などは、1冊あたり11000円なのに飛ぶように売れていってます。
さらに、DMM側はFANZA動画、FANZA GAME、FANZA BOOKS、DMMブックスなどを抱えており、まだまだDLSiteにとっては高い壁となっています。
今でも商業関係では、DLSiteよりFANZAが優先されがちであり、FANZA専売やFANZA優先販売作品が多いです。
今まで商業作品のラインナップが非常に弱かったDLSiteが、一般向け作品を強化するためにまた攻めの一手を打ってきました!
全年齢向けマンガ・ノベルが期間限定で<卸価格一律90%>になるキャンペーンを期間限定で実施いたします!
通常、販売手数料が50%のところを、キャンペーン期間中は10%に!
クリエイターの皆様はこの機会にDLsiteで作品を販売してみてはいかがでしょうか?
前回DLSiteはクリエイター支援として同人作品について3か月間「初週売上に対して販売手数料を取らない」というキャンペーンをやりました。
この結果、今まで二次創作を中心に活動していた有力サークルなどが一斉にサークル登録し、2020年度後半あたりから大幅に売り上げ増加につながりました。
これに対して、DLSIteの一般コミック部門ははっきり言って存在感が全くありません。TL作品専用売り場と化しています。
前にも書いた通り、私はDLSiteポイントが余るくらいあるので、一般向け作品の取り扱いが増えると非常にありがたいので期待しております。
今のところ、DLSiteのコミックコーナーはコミックRYUの作品と、なろう系のコミカライズくらいしか使い道がないんですよね……