FGOのLB6章終わりました。
とあるキャラクターがめちゃくちゃ私の好み
この章に登場するとあるキャラクターがなかなかに邪悪なキャラで素晴らしいなあと思ってめちゃくちゃ楽しんでました。
私はこのキャラクターについて、「花より男子」に出てくる中島海っぽいなあとか、ジョジョ第六部に出てくるマックィィーンみたいでエグイなぁと思いながら読んでたのですが……
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「あせびちゃん様」の存在を知る
このキャラクターの感想をtwitterで検索したら、主に女性読者様から「このキャラはFGO界のあせびちゃん様だ」という声が多く目立ちました。
きのこ、女の趣味がいい(悪い)からあせびちゃん様に感銘を受けて自分も書くでちゅ!したでしょ正直に言ってくれ
— 姉妹はでっけえ宝島 (@mokkoritintin) August 5, 2021
きのこと女の趣味が割と被ってるからブリテンのあせびちゃん様も結構好きな造形だった。泥のようにまとわりつく無垢なる罪への憤りはともかくとして、生き物としての設計思想が好き。
— 冬子@あらゆるネタバレ (@hytk16) August 5, 2021
FGOにあせびちゃん様みたいな女がいる…?
— 何 (@6tygu) August 6, 2021
妖精界のあせびちゃん様、禍々しすぎて気持ち悪くなっちゃった
— 藤吉はいじ (@Heidi_Fj) August 4, 2021
某ソシャゲのストーリーで馬酔木みたいな方が出てくるって盛り上がってるのを知って検索しようとしたら候補にあせびちゃん様って出てきて笑っちゃった
— 賀澄@8月23日 (@kasunonari) August 6, 2021
「あせびちゃん様」とはヤタガラスシリーズという作品の1作品目、「烏に単は似合わない」に登場するキャラクタ
どうやらこの作品に登場するキャラクターのようです。累計150万部のベストセラー小説の主人公であり、コミカライズもされてます。
ブリテンのあせびちゃん様最後まで良かったな…🍄烏に単は似合わない読んだ?
— 秋谷(R,S済) (@aki8_p5memo) August 5, 2021
奈須🍄さんへ 貴方のおうちのあせびちゃん様は最高でした。今後もあぁいうキャラを描く事はありますか?ご一報下さい りんりんより
— りんりん (@sXFXOJMBDG0Y9dC) August 5, 2021
あせびちゃん様浴びたくなったので烏に単は〜読み返してるけどしらたまちゃん周りのお話の表現がやっぱりめっちゃ好き
— 水着に備えたい (@mizuaridc) August 3, 2021
『烏に単〜』をアプリで読み返してるけど、わたしは白珠まわりの話が好きなんじゃ。お祖母様からお母様から白珠姫への流れ、数ページだけでも延々と咀嚼できる旨みがある。 「あせびちゃん様」「ビースト幼体じゃん」とかいうネット上名感想も含めて良い漫画です
— たまかまうどん (@udon04_egg) August 1, 2021
本作品、一言でいうと「バチェラー」みたいな話です(むしろ時代を考えればこちらの方が元ネタに近いですがw)
若君様の心を射止めようとする4人(5人)の姫君たちとの間のサバイバル。その中で「あせび(馬酔木)」と呼ばれバカにされていたはずの少女がいかにして戦うのか。それを描いた作品となっています。
ネタバレありでは勿体なさ過ぎるのでとにかく読んでみてください。普通の平安時代の貴族をイメージした物語かと思ったら設定もぶっ飛んでいてめちゃ面白かったです。
烏に単は似合わない - 阿部智里/松崎夏未 / 第0話 はじまりの春 | コミックDAYS
どちらで読んでも1巻は無料です。
2巻以降は、DMMが使える人はDMMで買った方がお得ですよ。
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あらためて、FGOは女性ファンがめちゃくちゃ多い(女性オタクの人の感性にもマッチする)作品なのだなと思いますね
2018年頃、宇崎ちゃん叩きが猛威を振るってた頃、フェミ狂いの人ですらFGOの肌露出やべーキャラとかには完全に沈黙してました。むしろキャッキャウフフしながらガチャ回して爆死報告をしてた。
あれはかなり印象的でした。
ダブスタだーとかが言いたいわけじゃなく、こういう「男オタク文化を適ししてるような人たちですら」虜にしてしまうくらいFGOはすげえんだな、と当時思ったものです。
今回の第六章でも、FGOのシナリオについてめちゃくちゃ女性の人が熱く感想を語るのをよく見ていました。
(男オタはほとんどふせったーを使いませんが、女性の人は高確率でふせったーで感想を書く)
私はある意味知らなかったのでFGOのとあるキャラについては中編最後までまったく警戒しておらずめちゃくちゃびっくりしましたがあせびちゃん様履修済みの人は第六章の途中でさっそく見切ってたみたいです。
そのくらい読んだ人にはインパクトが強いキャラクターです。女性の間でのクソデカ感情が見たい人にはとてもお勧めです。
おまけ FGO二部第六章のとあるキャラとギネヴィアの関係について
このキャラクターは、下地としてはアーサー王物語における諸悪の根源・悪女とされる「ギネヴィア」がイメージされているのでしょうね。
ランスロットを取り込んでるところとかもろそのまんまですが、それでいて、このキャラクターは妖精国でしか生きられぬ存在として描かれています。
①グィネヴィアはレオデグランス王 の娘で、アーサー王がまだ後ろ盾が必要だった若い頃に婚約した。
②後にランスロットと出会った時、グィネヴィアは彼に一目惚れしてしまった。2人はすぐに不倫関係になったが、夫のアーサーは長い間そのことに気付かなかった。気付いたのは祝宴の席に、ランスロットとグィネヴィアがともにいなかった時で、この不倫を明るみに出したのは、ロット王の2人の息子、アグラヴェインとモルドレッドだった。ランスロットは逃亡し、アーサー王は気持ちとは裏腹に、グィネヴィアを火あぶりの刑に処すと宣言しなければならなかった。
③処刑のことを知ったランスロットと家族は何とかそれを止めさせようとした。アーサー王は多くの騎士たちを処刑台の守備にあたらせることにしたが、ガウェインはその任務を辞退した。ランスロットは処刑台に辿り着き、グィネヴィアを救出したが、その時の戦いで、ガウェインの兄弟ガヘリスとガレスが死んでしまった。復讐に燃えるガウェインは、アーサー王にランスロットと戦うよう訴えた。アーサー王はランスロットとの決戦のため、フランスに行くことになり、ランスロットから再びアーサー王の元に返されたグィネヴィアをモルドレッドに預けることにしたが、モルドレッドはグィネヴィアと結婚し、王座を簒奪しようと企んでいた。モルドレッドの求婚をグィネヴィアが承諾した話にはさまざまなヴァージョンがある。中には承諾せず、ロンドン塔に身を隠し、それから修道院に入ったという話もある。
④モルドレッドの裏切りを知ったアーサー王は急いでブリテンに引き返し、カムランの戦いでモルドレッドを倒した。しかし、その戦いでアーサー王も致命傷を負い、伝説の島アヴァロンに運ばれた。グィネヴィアは最後にもう一度ランスロットと会って、それから修道院に戻り、残りの人生をそこで送った。
モルガンは、当然ながらこのキャラクターにギネヴィアの影を見出したはずなのですが、ランスロットに枷はつけたものの、このキャラクターに対してはに好きなようにさせてたのが興味深い。
改めてモルガンって何考えてたのかよくわからんなぁという感想を抱いたりしてますね。
FGO2部6章
— テイラー (@taylor_FGO) August 7, 2021
感想としては、全体的に「愛」がテーマだったのかなと。
しかしながら、「愛」がテーマにも関わらず、ビースト不在≒人類愛が無いという地獄。
妖精國ひどすぎない?
モルガン:ブリテン愛
ベリル:他人に理解不能の愛
バゲ子:愛による捕食
プニスロット:一方的な愛
オーロラ:自己愛