とある方から「Gのレコンギスタの劇場版みませんか?」というお誘いを受けたのがきっかけで見始めました。
私はガンダム系の作品を見るのが苦手でして、Gのレコンギスタもやっぱりだめでした。
リアルタイムで視聴しようとした時は、かなり早い段階で挫折してしまった記憶があります。
でも、劇場版の1話と2話を見たところ、「これは頑張れば行けそうだ」となったのでそのまま続きを見たところ、
Vガンダムのようにドロッとした終わり方になることもなく、結構さわやかな終わり方を見ることができました。
個人的には「観てよかったな」という感想です。
劇場版3話はコロナリスクを回避するため見れませんでしたが、コロナが収まったら劇場版4話と5話はぜひ劇場で見たいと思います。
紹介してくれたEさん、ありがとうございます。
ちなみに、バンダイチャンネルだと劇場版も合わせて無料で見れます。アニメ版だけならDアニメストアがお勧めです。
anime.dmkt-sp.jp
私がガンダムを見るのが苦手な理由
「情報量がとても多い」上に「どの情報に集中すればいいのかがよくわからない」からです。
Gのレコンギスタは特にその傾向が強かったかな、と。
本作ではどこが正義というわかりやすいウェイトづけはされておらず、
キャピタル・ガードやキャピタル・アーミー、海賊部隊(メガファウナ)、トワサンガなどの陣営がかなりフラットに描かれてました。
主人公も「アイーダのことが好き」というのが主な行動原理であって、所属に対しては無頓着なところがあり
思考回路が自分と違い過ぎてほんとに何考えてんのか分かんねーってなりました。
そして「感情移入」という手段を使って情報量を制限することができないまま
物語はどんどん舞台を変えていき、その都度特に説明なくいろんなキャラクターがMSがどんどん登場してくる。
キャラの行動原理もよく理解できないものが多い。
①ただでさえ情報量が多い②情報量をうまく自分で絞れない③キャラの思考が理解できず混乱するの合わせ技で情報処理が限界であり、全く物語を楽しむ余裕がありませんでした。
自分がやっと物語の感想を述べられるようになったのは16話に入ってから。
このあたりからようやく物語の展開に追いつくことができ、何より主人公ベルリに人間味を感じることができるようになってようやく私はこの作品を楽しむゆとりができてきました。
「2周・3周と繰り返し見返してゆっくり考える」という姿勢で挑まないと、なんとなく見てるだけだと全然楽しめない作品だと思います。
逆にいうと、楽しんでる人はそれを当たり前のようにやっていて、濃い感想記事が多かったですね。私は他の人の感想記事をみる楽しみを糧に本作品を視聴してました。
17話以降の展開は楽しめましたし、最終的には「グランディア」みたいな作品でとても好みでした。
各話の感想はこちら……というか、話に何とかおいていかれないようにするためのメモ書きです。
理解に苦しんだ時は、グダちん先生の記事の助けを借りたり、劇場版ページにある用語集のおかげでなんとか乗り切れました。
ガンダムが苦手でリアルタイムではダメだった私でも、
今ならいろんな先人や資料のおかげでちゃんとみて楽しめるような環境になってます。
リアルタイム視聴で挫折した人がいたら、今見るのも良いかもしれませんよ。
コミック版も読んでみようかな……