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「アスペル・カノジョ」最終話  瀬戸口廉也作品に通じる繊細さを保ちつつ、最後まで綱渡りを渡り切ったことが素晴らしい

お気に入り度★★★★★ お薦め度★★



以前に2巻まで読んだときにこれは傑作だと絶賛していたのですが、

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実はこの後を読んでませんでした。

個人的には4巻あたりからは読むのが本当にしんどい作品であり

情けないのですが、応援したい気持ちもありつつなかなか手が出ませんでした。



自分は瀬戸口廉也作品のファンなので、「CARNIVAL」や「暗い部屋」のように

途中で破綻することも十分あり得ると思っていたからです。

note.com


こういうコマがサラッと出てくるので本当に怖いんだよねこのマンガ…
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そういう展開になった時にダメージに耐える自信がなかった。




なので、本作品は完結してから読もうと決めていました。

途中で応援できなかったのでいう資格はないかもしれませんが、無事に完結してくれて本当によかった。うれしいです。


というわけで、先に最終巻・最終話を読みました。

そしたら、無事に二人そろって最終話をむかえられていたようです。

そうだ。俺は人間が好きになれない。
人を好きになれない自分のことも好きになれない。
なんでこんなバグだらけの頭の構造になっているんだ?
人に相談をするほど人を嫌いになる悪循環でのたうち回っていた。

誰も答えをくれなかったから自分で見つけるしかなかった。
ずっとみんなとの違いが何なのか考えて考えて探して考えて探して考えて。


あー。俺、苦しかったの忘れてた

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1話ごとに綱渡りみたいな生活を送りながら、二人で支え合って最終話まで生き延びた二人を称えたい

とても素晴らしい作品でした。

悲痛な現実の中でポジティブに生き抜こうとする主人公を描いた「片喰と黄金」と対になる作品だと思います。

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どちらも「生き伸びる」ということに対してとても真摯に向き合っていて、今の自分にはすごく刺さりました。

もしこの先自分が死にたくなった時に、支えになってくれる作品の一つになってくれそうな気がします。

瀬戸口廉也の「CARNIVAL」が好きな人は、ぜひ読んでほしいなと思います。

人生なんて、死を後回しにしている進行形の結果論でしかない。

それでも後回しを繰り返せば心臓も頭も動くんだ。

時間とともに手首の傷が消えていくように、時間の流れで伝わらなかったことが伝わる日もくる。

斉藤さんが1年間は多分後回しにできると宣言したように。

ただ毎日起こったことに対処して、後回しにまた後回しに……

今より楽になる方法を探しながら、生きる途中で一瞬だけでも心地よくなれるつまみ食いを繰り返しながら。

また来年までそしてまた来年まで

はい、というわけで、まだ途中読んでないのですが、安心したのであらためて最初から読みたいと思います。



追記:読み終わりました





というか、今本当にリアルタイムでしんどい

周りの人がバカに見えてしまい、それに耐えられなくなるのは完全に鬱状態らしいですが、

まさにそんな感じで気分は落ち込んでいるのにずっとイライラしています。

もっと素晴らしいものが見たい。心から笑いたいし、癒しが欲しい。

takahitozzz.com

記事のタイトルとは裏腹に、どちらかと言うと幼少期から自分は「バカと言われる側の人間」だった。

ただ、人からバカって言われるのは構わないんだけど、どういうとこがバカなのかって具体的に説明できない人の浅はかさこそバカやと思ってるから、その矛盾に頭抱えることが多かった。

この論理でいくと、ほとんどの人が「曖昧で漠然とした相対的な思考」でしか会話してなくて、なのにそれを「具体的で絶対的な断言」にすり替えてるから、とても「バカ」に見えるのね。


nowornever-makoto.com

バカだなー、と思うことができたので、ひっそりと優越感を感じることができる。

相手がバカであることに腹を立てながらも、

「こうして腹を立てられるということは、私が相手よりもバカじゃないってことだよね」

という安心感、優越感、心の底にありませんか?

こうなると、腹を立てるのをやめられなくなります。

劣等感と向き合いたくない以上は、周りに腹を立て続けるしかなくなってしまうんです。


comilyukaizen.com

人を見下す、バカにしないと気が済まない。人の心理も同じです。

人を見下す心理は、安定を求めているから

自分の自信の無さ、不安定さ、共感されない寂しさゆえに、人のマウントを取らなければ生きていけないのです。


普段の私であれば、こういう決めつけた言説が死ぬほど嫌いなんですが、
なんか今はこういうのがスッと心に入り込んでしまうくらいには心が弱ってる感じある。