頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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秋葉原で開催中の「絵師100人展」に行ってきた。今回のテーマは「道(未知)」

第12回となる今回のテーマは、「道」です。私たちが普段歩いている道は、生活に必要不可欠なものとして、人々の往来や交流、物流を支えています。今ではコンピュータネットワークにおいても網の目のような道を形成し、私たちをあらゆる方面へとつないでいます。
また、人生や歴史のあらゆる場面は、あたかも道そのもののように例えられることもあります。さらに、道という言葉は、人が生きていくうえで守るべき道理や道徳、あるいは武道、華道、茶道など伝統的な技芸や芸術、学問における専門分野、追い求める真髄としても使われます。どのような例え・使われ方であっても、道は無数の過去と無数の未来・可能性をつなぎ、無数の目的地に至っています。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続く中、私たちは今日まで誰もが想像もしなかった道を歩んできましたが、これから先はどのような道が続き、どのようにその道を歩んでいくのでしょうか。
絵の道を歩むクリエイターが表現する作品を通し、これまで見えなかった新しい道と目的地を見つけ、様々な「道」へと踏み出す契機となるでしょう。


展示作品自体は、それぞれの作者さんのTwitterアカウントを見に行けばだいたい見ることができます。

www.eshi100.com

でも、これは見に行けるなら実際に見に行った方がいいと思った。

展示がよく考えられてて、「展示全体のストーリー」がなんとなく感じられるので

1つ1つをバラバラに見るよりも楽しめるつくりになっている。

最初は有名絵師さんによるかわいい女の子を押し出したポップなところから始まってるけれど

だんだん春夏秋冬を感じさせるような絵になり

陸の道だけでなく空・海・宇宙といったところに入ったり

さらに時を越えたり平衡世界を行き来したり、心の中を旅して迷子になってみたり

無重力状態の世界で逆に道を完全になくしてみたり

物理的な道じゃなくて「ガジェット」で人生を一つの道にしてみたり

「地獄の道は善意でできている」というテーマを絵で表現してみたりする。



自分が特に気に入った絵だけどこういうテーマが込められているというのは絵を見たときはわからんかった~。



コンセプトアートってもともとこういうもんなんだろうけれど
一つ一つの絵がいろんな世界観や発想を感じ取れる内容になっているんですね。

んで、それを展示会がうまく配列してくれているから私みたいな「まったくそういうのわからない人間」でも

前後のつながりから「これはこういうことかな~」とか考えていろんな情報を受け取ることができる。

友達と二人で見て回ってたんだけど2時間半くらいあーだこーだいいながら回ってた見てたけど全然退屈しなかったよ。

今回は特によいと思ったので冊子も買ったよ。
今日から大阪に帰省するので、地元のオタク友達とも共有したいなーって思ったのだ。


最近は美術でも映画でもなんでも「正解以外はゆるしまへん」という
ポリコレがはびこりすぎていろんなものが堅苦しくなってるような気もする。

でも可愛い女の子きっかけで、気軽に絵を見て
「正しい解釈」とかは気にせずに自分が感じたことを適当にいろいろ考えてもいいと思うんだ。

きっと楽しいよ。



最果てのイマCOMPLETE



おまけ

「アクタージュ」の漫画を描かれていた宇佐崎しろさんも参加されてました。
この絵のメッセージ面白かったのでぜひ皆さんも考えてみてください。