最近訪問販売でしつこいお兄さん(若い人だった。多分仕事始めたばかりで加減とか知らないぽい)が来て、とっさにインターフォン越しに撃退できなくて「ぐぬぬ・・・」ってなった。
ちょうど私はその時「AI:ソムニウムファイル」という超面白いゲームの終盤をプレイしてて気分が盛り上がってた。なのにこれのせいで盛り上がりが一気にさめてしまった。メシとゲーム体験の邪魔をされた恨みはそう簡単に晴れることはない。
こんなやつら駆逐してやる、、、という気持ちになったけど私は平和主義者なので新手の訪問販売員が来たときにサクッと撃退できるように一通り復習しておきます。
自分の記事だけどいつでも呼び出せるようにHP画面に登録しておく……。
キーワードは特定商取引法と刑法130条になるようです。下記記事にまとまってます。
訪問業者は「第一声で商品・サービスの種類を答えなければいけない」というルールがある。これを守らない場合は相手が悪いのでこちらはインターホンを切ることに何も躊躇する必要がない
①氏名などの明示義務(第3条)|第一声で次の3点を伝えなければならない
・企業名や氏名
・勧誘目的である旨
・商品・サービスの種類②再勧誘の禁止(第3条の2)|一度断られたら再び勧誘できない
・とにかく最後に「もう一度電話かけてもいいですか」「もう一度訪問させていただいてよろしいですか」にNOを言いさえすればOK。③過量契約の解除(第9条の2)|日常で必要とされる量を超えて販売をしてはいけない
・かりに売りつけられても一年間は契約を解除できる④不実告知(第6条)|嘘を付くこと
最初に「何分かかりますか?」と聞いて答えたがらない場合はその時点でNG。もしそれにこたえて「では何分だけ」と言った後約束した時間をオーバーしてまだ説明続けようとするのもアウト。⑤事実不告知(第6条)|都合の悪い事実を伝えないこと
・消費者が知らないと損をする事項を伝えないまま契約させられても取り消しできる。⑥威迫(第6条)|消費者に恐怖を感じさせてはいけない
⑦書面交付義務(第4条、第5条)|契約時は書面を交付しなければいけない
⑧クーリングオフ妨害行為(第9条等)|クーリングオフを妨げる行為
・クーリングオフ妨害行為があった場合、再び書面を発行してもらって8〜20日間がクーリングオフ期間になる。書面再発行時からカウントしなおしなので安心。⑨不退去罪(刑法130条)|帰れと言っても帰らない
・返答に困ったら、ただただ「お帰りください。」と伝えればOK
最近は「営業ではなくアンケートだけですので」という迂回手段をとるケースが増えてきているが、これも2ステップ踏めば即時拒否できる上に二度と訪問させないようにすることができる
向こうから「営業ではありません」といってもダメ。
「(特商法3条に基づいてお伺いします)営業ですか?」と聞けば「はい」と答えざるを得ない。「はい」と答えたら「お断りします。必要ありませんので訪問も不要です」で終わり。
仮に相手が「いいえ」と答えた場合、たとえ物を売り込まれてもキャンセルできるので安全のために聞いておきましょう。
氏名などの明示義務は覚えていますでしょうか?訪問販売員がやってきたときに「アンケートにご協力お願いします。」「〇〇の点検です。」と言われることがあります。
そんなときは一言、「営業ですか?」と聞きましょう。ここで嘘をつけば不実告知に当たりますから、契約ができたとしても後々取り消すことができます。
「特商法第六条に基づいてお伺いしています」と添えればより効果的ですね。
極論すれば、ドアさえ開けずにインターホンで応対している限りは向こうは無茶できない
・ドアさえ開けなければ「お帰り下さい」といった時点で強制的に帰らざるを得なくなる。
・困ったら上のページを見ながら「刑法130条と特商法3条…」とつぶやけばOK。
たいていの人は、落ち着いていれば断れると思うけどとっさの時に対応をミスると踏み込まれやすい
こういう記事書くとクソはてブ民あたりのうち1%くらいの人間は「そんなん断ればいいだけじゃんプゲラ」みたいなクソ米をつけてくるわけですが、私はこういうクソはてなブックマークユーザーの訪問をお断りする方法が知りたいです
私も普段はそもそもインターホンに出ないし、出ても「お断りします」ピシャリで終わりです。
ただ、今回はゲームに意識が行き過ぎてたせいか初手対応をミスって「今忙しいので」という返しをしてしまった。これは相手の思うつぼで「じゃあ〇〇ならいいですよね」からのしつこい絡みで貴重な時間を浪費させられた。
なんとなく人間って一貫性を保とうとするバグがあって、訪問販売者はそのバグをついてくる。相手が私たちを外に引きずり出そうとしたり長々しゃべって特定の言質をとろうとするのも、「距離をとって冷静に対応させない」ためですよね。
こういう時にリカバリーというか「自分の持ち札」をとっさに確認できることは必要だと思います。
どういう状況に追い込まれても、この言葉をだせば撃退できる、ということを知っておくのは心理的なお守りとして役に立つと思う。