ネットを見ていると「三体」を読まずんば人にあらずというような空気が漂っており
実際間違いなく面白そうなので興味はすごくある。あるのだが……
私はSFがとても苦手なので、SFを普通に読める人じゃなくて
むしろSFがとても苦手で、普段は敬遠してるくらいの人が三体を読んだ感想が聞いてみたい。
私はSF作品がめちゃくちゃ苦手である。
SF作品が悪いのではなくて、とにかく苦手意識が強いのです。
想像力が極端に乏しいと思うのだがマジで何言ってんのかわからんのです。情報処理しきれない。
今までの履歴:SFっぽいものは読めるけどSF作品を読み消えれたことがない
まずゲームでいうと「シュタゲ」や「EVER17」や「AIソムニウムファイル」みたいにゲームならかろうじてついていける。「RURURU」とか「白昼夢の青写真」とかライアーソフトの「スチームパンク」シリーズなどはかなり好きだ。
しかしこれらはSFファンの友人からしたらなんちゃってSFであって全然お話にならないらしい。
漫画でも「プラネテス」や「星を継ぐもの」など星野之宣が描いた作品なんかは楽しめたがそれ以外にSFらしい作品って「地球へ……」とか「ドラえもん」作者の藤子不二雄先生の作品くらいしか読んでないと思う。「僕の地球を守って」とか川原泉の作品は友人曰く邪道らしいのでだめらしい。テラフォーマーズって完結したんでしたっけ?
クトゥルフのなんちゃってSFは好きだが、友人曰くあれはコズミックホラーといってなんか違うらしい。
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小説に至ってはさらに悲惨である。「夏の扉」は全然面白いと思わなかったし昔イーガンの作品に手を出したら理解できなくて挫折した。スチームパンクシリーズが好きだから読めるかもと思ってウィリアム・ギブスンの「ディファレンスエンジン」に挑戦したが何も面白いと感じずにこちらも挫折した。好きな人がすごく多い作品だと思うけど「戦闘妖精雪風」も個人的には格好いいとは思ったもののどういう話なのか理解できなかった。「虎よ!虎よ!」も面白いと思わなかった。「たった一つのさえたやり方」にいたっては主人公の女の子が好きになれなかったのでむしろダメな作品だと思ってるくらいだ。
もうこの辺りから本格的に私はSF作品がダメなのだと思い始めた。
小説でまともに読めたのは「銀河英雄伝説」くらいではないかと思うがSF好きの友人からしたらあれはSFではないという……。「虐殺器官」や「ハーモニー」は面白いなと思って読んでいたがあれは大衆向けだからSF読んだうちに入らないらしい。ラノベだと尊敬してるブロガーの影響で「紫色のクオリア」や「ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン」にはまってた時期があるがこれはSFなのだろうか……
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SFを読んだといいたいならせめて「天冥の標」を読めと何度も言われたしなんかのセールで途中まで買ったのだがこちらも挫折した。読書の体力が極端に低い気がする。
そういうわけで、私は「SFを読めない人間なのだ」「SFを楽しむスキルを持ってない人間なのだ」という意識がすごく強い……。
そもそも、三体についてはみんな本当に読んで理解してるのだろうか?
読んだ人は絶賛しつつも誰も内容について具体的なことを語らないのが不気味である。
ぶっちゃけこの記事ではじめてどういう作品なのかの片鱗が見えた程度だ。
honeshabri.hatenablog.com
みんなネタバレに配慮してくれているのかどうかわからないけど
SFってストーリーのあらすじがわかったら面白さが失われるもんでもないと思うので
もっと具体的にこういうところが格好いいとかすごいとかそういう話をしてほしかったりする。
とはいうものの、今年の夏休み期間中に読むつもりではあります。
せっかくDMMブックの50%ポイント還元中だし、ちゃんと買って読むつもり。でもまだ買ってない。
これ以上罪読を増やしたくない。マンガならともかく小説は買ってすぐ読まないと確実に詰む。
なので、後一押しが欲しいんだ。
SF苦手な奴でも楽しめるぞーってのをお勧めしてほしい。
私は「批判するために読む」みたいなことは絶対にしないです。たとえ読む前に否定的であっても読んで面白かったら素直にほめるしそのあたりは信頼して、私に三体の魅力というか、自分は読んでこういうところに感動したってのを語ってほしいのです。
お便りお待ちしております。
・マジック・キングダムで落ちぶれて
・神の目の小さな塵
なんかはニトロプラスっぽくていいなあ。