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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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「シャングリラ・フロンティア~クソゲーハンター、神ゲーに挑まんとす~」 やはり食いしばりは神スキル!

評価★4.5(おすすめ度★4)
作者自身がいろんなMMOーRPGを知ってるっぽいのでゲーム描写もよくできているけれど
なんと言っても作品のコンセプトというかテーマがとても良いなと思いました。

俺は気づかないうちに、ぬるい手抜きに手を染めていた……。
なんてこった。クソゲーのやりすぎてメンタルまでクソになりかけてた。
負けイベントでもないのにあきらめる?
未攻略のゲームで手を抜くなんて、ナンセンスだろ!
やはり「クソゲニウム」の過剰摂取はダメだな。「カミゲニウム」で中和しなければ!

「ゲームに欠陥がなく、頑張れば頑張るほど報われる神ゲー」は、真摯にプレイしようとする人間には一番厳しい

クソゲーだったら負けてもゲームのせいにできる。
なんせプレイヤーがいくら頑張ってもクソゲーのクソさというのはいかんともしがたいからだ。
何ならわざと負けてゲームのひどさを腐すという楽しみ方がメインになりかねない。

リアル人生をこういう風に楽しんでる人も結構いるだろう。
私だって「発達障害でさえなければ―」とか思うし、「会社がクソ」とか「自民党政権がクソ」とか
なんならブログだって「はてなブックマークのクソのせいで」と言えば自分のことはちょっと棚に上げられる。
何かのせいにしたければいくらでもできるくらいに世界にはクソ要素がたくさんある。

そういうクソゲニウムばかり摂取してると、なんでも他人のせいにしてどんどん悪い手抜きを覚えてしまう。

www.tyoshiki.com

でも、本作の主人公は「クソゲーハンター」である。
クソゲーであっても、どんなゲームでも言い訳せず最大限楽しむために努力をして
その結果としてプレイヤースキルを磨いてきた。

そんな人間が、ゲームの中でもっとも完成度が高いといわれる「神ゲー」に挑むとどうなるか。
神ゲーの場合、ゲームプレイの結果はすべてプレイヤーの責任だ。
望ましくない結果が出たら奴はプレイヤーの甘えや怠慢でしかない
クソゲーですら妥協しない主人公プレイヤーにとっては何よりも厳しいゲームであるといえる。

そんなわけで、読んでいてとてもスカッとするお話である。

最近アイドルを目指す若い女の子たちの真剣な戦いを描いた「ガールクラッシュ」を紹介したばかりだが
この「ガールクラッシュ」と同じくらいすがすがしい気持ちになれる良い作品だと思う。

www.tyoshiki.com


まっすぐなテーマと「神ゲー」の名前にふさわしく作中のゲームはとても丁寧に作られている

アクション要素がしっかりしており、スキルも多種多様。
ゲームバランスもギリギリを攻めて作られている。
そんなゲーム描写を、これまたすごく画力の高い漫画家さんがマンガにしてくれてる。

作品の内でも外でも、主人公だけじゃなくみんながみんな
満点を目指してるような感じで「ああ、この漫画にまつわる空気がすごくいいなあ……」って思わされる。




とりあえず、ぜひ5巻まで読んでみてほしいと思います!