頭の上にミカンをのせる(&1年かけて整体する)

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

当ブログのおすすめ記事(アイキャッチ画像は気が向いたら作ります)
絶対に痩せるぞ2023年
kindleセールの紹介
おすすめマンガセール
ウマ娘

ぼっち・ざ・中学受験

話題になっていたので今日帰り際に流し読みしたんだけどなんか全然ぴんと来なかった。親はともかく、中学受験が苦しいかったという子供は、受験より楽しいことがあったのだろうなと思うのでむしろうらやましいくらいに思う。


小学校に通うことの方が塾に通うより苦痛なぼっちもいるんですよ……

私自身の話をすると塾に通うということは全く苦痛ではなかったし、むしろ小学校に通うことの方がよほど苦痛だった。だから「二月の勝者」が何よりもまず「塾に通わされてるというだけでかわいそう」みたいな偏見を否定してくれたのはちょっとうれしかったし、早い段階で「教育虐待をするのは母親だけではない」ということも描いててこの辺りはすごく好きだなと思った。

「子供が受験に向いてない」くらいで子供がそこまで不幸になることはないと思うが、「親が受験に向いてない」場合は子供が本当につらいことになる。無理やり勉強させても絶対に不幸なことにしかならないので、「子供のやる気を出させる」ことができない親は受験あきらめてほしい。うちは父親が「受験は本人が進んでやるくらいでないと絶対無理だし不幸になるだけ。親ができるのは手助けだけ。やりたいならとことん応援する」という忍野メメみたいな主義の持ち主だったのが幸いした。3人きょうだいだったけど、妹は中学受験全然頑張らなかったし親も強制しなかった。受験に関してだけは本当に良い親に恵まれたと思う。

www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com

私にとっては塾に通うというのはとても楽しい思い出だったというか、塾くらいしか楽しみがなかった

私はとにかく小学校時代は学校に友達がほとんどいなかった。4年生になってから2人だけ友達と呼べる人ができたがそれ以前の記憶は全くない。私が小学校低学年の時にいじめにあい、そのいじめをやっていたやつが姉にも危害を加えたことがあったため母親が「小学校の人間とはいかなる人間とも付き合うべからず」と完全にシャットアウトしてしまったからだ。

なので、小学校が終わったら一切寄り道せず遅滞なく帰宅することを求められており、友達と遊ぶということ自体が不可能だった。人によっては親を怨むような仕打ちだったと思うが、そのころの私は今よりもずっと自閉傾向が強く学校にはほとんどなじめなかったから特に苦痛ではなかった。(実物の私を知ってる人からしたらマジで?って言われそうだけど中学時代にこれでも劇的に改善したんだよ)

とにかく小学校とか水泳教室に通うことの方がよほど苦痛だった。そもそも私は集団登校の中でいじめられてたんだけど親は誰も見守りとかしてなかったのはなんでなんだろう。あの集団登校って仕組み考えたPTAの人は何がやりたかったのか本当によくわからない。でもその頃って自分が嫌だとかつらいって思っても周りに伝える表現手段をもってなかったから本当にどうしよもなかった。自分でさえ「ぼんやりとつらかった」ということしか思い出せない。小学校低学年くらいまでの子供って、人によっては親や大人にに対してSOS発信するのすごい難しいと思うのだけれどそのあたりって親の皆さんはどういう風に対処されてるんだろう。きちんとできてる人は本当にすごいと思う。

友達がおらず、ファミコンなどもなく、自然と自宅で本とか図鑑とか歴史漫画とかを読むしかできなかったので、嫌でも普通の子よりは勉強とかできるようになった。というか勉強しか取り柄のないコミュ障になった。私のような人間にとって勉強というのは楽しいことであったから言われなくとも自分で勉強したし、塾も喜んでいってた。私の周りにはそういう子が多かったし、いやいややってる子は自然と脱落していった印象がある。


みたいなことを「ぼっち・ざ・ろっく」を見てると思い出すんだよな……。ほんとに刺さる作品だよ……。



親としては、成績も大事だけど、子供が塾通いを楽しいと思えているかどうかを気にかけてあげてほしい

このあたり、実際に受験に挑戦してる保護者の方には釈迦に説法だとは思いますが、一応自分が思ってることを書いておきますね。

なんか自分が勉強苦手だった親にありがちなんだけど「受験勉強は楽しんでたらダメだ」「苦しそうな顔をしてやるから成績が上がるんだ」みたいな超絶クソ勘違いをしてる人がいるみたいなんですよね。

これ逆ですから……。

私は受験勉強楽しかったし、特につらいと思ったことはないけど普通に受験はうまくいったので。むしろ私の周りの人も「中学受験を楽しんでる」という人が多かったですよ。当たり前だけど、毎日結構な量の勉強をこなさないといけないので、「つらいけど耐えなきゃ」みたいな精神だと普通につぶれますよ。 最近は勉強系YouTuberの人とかのおかげでそのあたりの誤解は解けてきてると思いますがもしそういう人がいたら悔い改めて✟


大事なのは「集中してやる」ことです。「集中する」ということと「我慢してやる」は全然違うというかほぼ真逆です。勉強が苦手だった親ほどこれを混同してる気がする。中学受験の場合「一定の時間(50分~90分)集中して勉強ができる」状態を作るのが目標です。「それまで遊んでても勉強を始めたら90分くらいは集中が続く」という状態が一番良いと思います。


んで、「集中が継続する」という習慣をつけるのに最も簡単なのは「基礎的な問題を繰り返し解く」ことです。「わからない問題があったらそこで何分も悩まずにすぐに答えを見て理解してから類似の問題をたくさん解く」という演習形式に慣れさせることが大事です。わかってる人は当たり前のようにやってるけど、わかってない人がめちゃくちゃ多いなと思う。「二月の勝者」でもこのあたり盛大に勘違いしたクソ親が登場してるので、今でもこのあたりはまだ誤解されがちなのかなって思います。このあたり任天堂などのゲームが優秀すぎるけど、勉強でもソシャゲと同じような感覚はちゃんと作れます。なので、ゲームを否定するんじゃなくて、子供がどういうゲーム好きなのかとかも参考にしながらどうやったら子供が同じように勉強に熱中できるかとかもかんがえたほうがよいとおもいます。


例えば私が東大受験するときに、例えば英語の勉強で最も影響を受けたのは「合格英単語600」という本でした。

収録されてる単語は全然難しくないですが1単語あたりの説明がめっちゃ丁寧だったんですよね。ただ覚えるだけじゃなくて単語1つ1つの意味をしっかり理解するってコンセプトで読み物として面白かった。これをたまたま中3くらいの時に読んでたおかげで、それ以降は単語覚えるって作業がすごく楽しくなりました。このほんと「大西泰斗」さんの本の2冊はマジで神だと思う……。

こういう感じで「入り口部分」ほどゆっくり丁寧にやった方が後々どんどん勉強できるようになります。なんか受験わかってない親が子供を難関校に受からせようとしたときに、無理やり背伸びをさせようとするの本当に害悪なのでマジで気を付けてほしい。ひどい塾はそういう誤解に付け込んで難しいコースおすすめしてくるけどこれも気を付けてほしい。



私がいうまでもなく多くの人はわかってると思うし、こういうことは、まともな塾の先生ならみんな考えてるはずです。あとは親が塾にお任せするんじゃなくて、子供とか塾の事をある程度理解していくってのが凄い大事だと思います。



余談:中学受験の苦痛は「勉強よりもっと好きなことがあること」と「自分の実力以上の目標を強制されること」の2点が問題なのかなと思う

前者についてはどうしようもないので各家庭でよく話し合ってほしいと思うけど後者はきついよね……。

後者についても、ちゃんと「実力」を把握できて、スモールステップで無理のない形でロードマップを示してくれれば耐えられると思う。

①親や教師がそもそも実力をちゃんと把握するというステップを踏んでくれない
②実力がわかってないから、子供が頑張っててもそれを評価しなかったり否定したりする
③時間が足りなかったり焦りすぎて無理を強いる
④ロードマップも示さずに遠い目標だけ示され続ける
⑤指導者がヘボだったり苦手意識が強すぎて頑張っても成果が出ない

などの状況が続くとそりゃしんどいと思う。子供じゃなくて大人だってつらいよ。

大学時代に東進衛星予備校でバイトしてた時、教室長の人はとにかく生徒が目標と今の実力の両方をしっかり向き合えるように指導しなさいと言ってた。ここに向き合えるようになるまではどれだけ勉強しろと指導しても意味がないと。

だから志望校については定期的に話をする機会を取ったり実力確認テストはしょっちゅう行っていた。しかも普通のテストではなく高1の時からセンター試験の問題に触れさせたりしていた。また、中学生相手でも1:3くらいの説会を頻繁にやって大学受験の仕組みの説明をしていた。「将来的にお前はこういう問題に立ち向かわないといけないんだぞ」ってのを丁寧に説明していた。
(この説明会、生徒のためにはなるけどボランティアでやらされたので経営者はクソだけどね!)
このように、生徒一人一人の心構えを作ることを最優先にしていた。


東進衛星予備校は「授業自体は一定以上の品質であればだれがやってもそんなに変わらない」ということで標準化して映像化し、こうした「教務」に対して力を入れていたし、この部分についてちゃんと「年間3万円の指導料」ということでお金を取っている。

私は東進衛星予備校の授業料は「高すぎる。ぼったくりだ」と思っているが、一方で「受験には教務の部分こそが大事で我々はそこをしっかりやるからちゃんと年間3万円払ってください」とはっきりお客さんに言えるところはすごく良いと思っている。

※まぁ教室によってこの教務の部分の質がマチマチすぎることと、経営者がクソだと「とにかく高い目標を設定させてたくさん授業を受けさせるのが良い教務」ということになり、生徒や保護者を苦しめる指導になってしまうのがクソなんだけどね! そして教務の部分について本部は決まった標準のマニュアルを定めず、KPIを「たくさん受講させること」にしてるせいで、「大学生バイトを安くこき使ったりサービス残業をさせまくり」「職員にはとにかく受講を煽るよう指導する」よなクソな経営者ほど称賛され、クソな教務が一般化しているという致命的な問題があるんですけどね。 私は東進衛星予備校は評価されるべき点は多くあると思ってるけどそれでも悪だと思ってるのでつぶれてほしいです。

togetter.com