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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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日本は全然平等な国ではなくかなりえぐい階層社会であり「雇用の流動性の低さを、受発注の流動性で補っている」という話

日本の多重下請け構造の話が盛り上がっていたのでメモ。

日本の多層下請け構造は雇用流動性の低さから生じている

下請け企業は給与と稼働と雇用が大企業に比べて悪くなっている

雇用を守ることに特化しすぎた結果として日本は「国家全体としての生産性向上」が著しく低い

雇用を守れより「失業者をケアしよう」の方が全体としてコストが安くなる可能性もある・・・のかな?



なぜわが国ではイケハヤみたいな人に希望を持ってしまう人が多いのか

わざわざ解説されなくてもみんなご存じの通り日本って「正社員」「派遣社員」以上に大きな格差として「元請けー下請け」の関係があるんですよね。
この構造のせいで、下請け企業の会社に勤めている人は(やりがいとか人間関係などはあるかもしれないけど)利益的な面では本当に救われない……。


一方、最近になってテクノロジが発展したことにより
個人でもモノを売ったり仕事が取れるようになると、優秀な人はそのあまりの利益率の高さに驚く…ということが起きています。
特に同人業界などのクリエイター関係やVTuber界隈は完全に今までの常識が成り立たなくなっている。

www.tyoshiki.com
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だから、「フリーランス」に夢を持つ人がどうしても出てくるんですよね。
まぁ……個人で独立して食っていける人は相当優秀に限るんですけどね。

独立って言えば格好いいですけど結局企業から仕事もらわないといけないんで「みんなもフリーランスになろう!」みたいな煽りで情報商材屋に金払っちゃうような他人任せの人だと、むしろ交渉力が最弱すぎて多重下請けの社員以下の底辺になってしまうケースも多発してます。底辺になってしまうとさらに弱い情弱を狙って営業を仕掛けなければならず、フリーランス界隈の下層はこの世の地獄と化してますね……気を付けないと……。

イケハヤを擁護したいわけじゃないですが、まぁ「イケハヤ」的なるものに夢を見る人が増えるのは気持ちはわかる。でも彼はそういう人達を食いものにして自分だけが幸せになれればよいちいうタイプなので、結局自分で頑張れる人じゃないと厳しいと思います。