頭の上にミカンをのせる

「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

最近のこのブログのお気に入りは「アークナイツ」です
アークナイツ
kindleセールの紹介
新NISA解説ブログ
発達障害

私は「発達障害者の自分語り」については4割くらい割り引いて聞いた方が良いと思ってます

note.com

読みました。

彼氏だけにかかわらず、友達だろうと職場の人だろうと、最初は普通でも時間が経つと「なんだコイツ」とギョッとした反応をされるようになり、うっすら見下したような扱いを受けるようになる。繰り返しになるが、私の人間関係はずっとずっとそんな感じなのだ。

私は愛され続けるだけの能力を持たないのだと思う。

わかりみが深い。

私もだいたい同じような経路をたどって、もうあんまり希望を持たなくなった。付き合い始めは頑張って好感度高くしても、そのあとどんどん失望されて行って、最終的に「あいつとはもう付き合えない」といわれるのだ。

なんどかそういうのを繰り返して、自分はもうそういう人間なんだと開き直ってしまった……。私がモテなかったり他人と交際ができないのは私のせいであり、他の誰のせいでもない。そういう風に思わないと生きていけない。でもつらい。

www.tyoshiki.com

でも面白いことに、そういうもんだと割り切って深い付き合いを求めなくなってからは、逆に気楽にオフ会に参加したり、ネットで人に会いに行ったりと適度に人と付き合えるようになった。自分が好かれようとしなければ、自分が好きな人にアプローチする分には別に問題ない。自分には恋愛とか結婚とかは無理だというだけなので、絶望する必要はない。逆に今でも人に好意を向けられると、嬉しいけど「うう……どうせまた失望されるんだ……つらい……」みたいな気持ちになる。そんな私だからぼっちちゃんとキタちゃんの関係は見てて涙が出ました。ぼっちちゃんは本当に幸せになってほしい……。



無理なくせに恋愛とか結婚しようとするとろくなことにならない。このあたりの感覚をより生々しく味わいたい人は「さざんか」を読むといいですよ。(※「さざんか」の主人公は「PDD・受動型」です)





note.com

私は受け入れてもらう側だからわからんけど、発達障害って健常者からしたら受け入れるの相当しんどいだろうってのはわかる。自分は相手にその努力を求めるだけの価値が自分にあると思うことができなかったし、そもそも相手のために自分が強く何かをしてあげたいという気持ちにもならなかった。さらに言うと、途中からは生活面でも余裕が出てきて「この人がいないと私は生きていけない」くらい追い詰められた気持ちにもならなかった。ただただ「最初好意を持たれていた相手から失望されるのが怖い」という臆病な心のせいで、軽い諦めの気持ちのままもう結婚できる年齢は過ぎた。

www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com
www.tyoshiki.com




注意:これから話す話は発達障害当事者による発達障害者に対する「偏見」です。

・当事者だからといって発達障害に対して自虐的すぎる
・個人的な経験の話を他者に当てはめるべきではない
・発達障害って個人ごとに全く事情が違うので私にもnote書いてる人の本当の話などわからない
・書籍や専門書などの裏付けは取ってないのでハックルさんの「ゲームの歴史」本とやってることのレベルが変わらない

話だというのはあらかじめご了承ください。そういう記事だという自覚はあるのでこの記事については厳しいコメントが来ても反論はしません



あくまでも私個人の話ですが「発達障害者の自分語りは4割引きで聞く」ことを心掛けている

こういう語りって結構危険なのでみんなあんまり真に受けないほうがいいというのが「あくまでも私の」意見です。

発達障害者の人「かつ」被害者意識がやたら強いタイプの人がいますが、このタイプの人は、嘘をついているとか人をだまそうとしているとかじゃなく「無自覚に」認知がゆがんでいて、事実認識レベルからおかしい場合がかなり多くあります。健常者だと「いや、それ嘘ついてるよね」っていうくらい明確に事実と反した話でも本人の認識にそうような形で事実が捻じ曲げられていることがしょっちゅうあるんです。



ここ最近でも結構きついなーって思ったのが2件ほどあります。

①仕事を委託していた人が、ルールに違反して事務所を通さずに勝手にチームとして仕事を請け負っていたケース

詳細はnoteのメンバーシップにでも書きますが、ざっくりいうと、本人が勝手にお金をポッケに入れていたんですね。んで、これについて「クビにもしないし懲戒処分とかもしないけど今月分の給料からお前が勝手にポッケにいれた分は差し引く」という対応をすることにしたわけです。そしたら、その人物、Twitterやブログで「自分がやったことは一切語らずに」会社が本来支払われるべき給与を払ってくれない!と被害者ムーブを始めました。その人物は、こちらが彼のTwitterやブログを知っていることを把握してることは知っていたはずなのに、です。
結局謝罪の上記事を撤回させましたが、「どうしてああいうことを書いたのか」という質問については「こう書いた方が同情してもらえると思った」という感じで考えなしの犯行でした。 そもそも最初のルール違反もそうだし、SNSでうそをついたこともそうですが、どちらも「後先のことを考えずに、その場の衝動に身を任せてしまう」という傾向がありました。



②最初は同情していたのだけれど、だんだんと嘘をついていることがバレたケース
こちらは委託ではなく正社員の女性です。正確に言うと、オープン採用の人です。こちらも過去にnoteで触れたことがありますね。

この女性は頻繁に「Nさんにこういう意地悪をされた」という報告をしてきました。確かにNさんは仕事ができるものの人当たりが厳しい人だったので、最初は「まぁそういうこともあるかな。Nさんならいいそうだ」と軽く受け止めて、何度か「もう少し丁寧に接してあげてほしい」とみんなでたしなめたりしていました。ところが、だんだん女性側からの被害報告が強くなってきたので、いよいよ問題だということで詳細に聞き取りをすると、明らかに女性側の言い分が事実と反していることがわかってきます。そこで、珍しいことに上司側であるNさんが二人とのやり取りを録音してみんなで検証することになりました。このケースでは、「女性側がやらかしをして、それを注意された」だけのケースを女性側が大げさに騒いでいることがわかってきました。そしてこの女性を除く数名のやり取りを総合したところ、「でっち上げ」のようなものが結構あるようだという結論になります。 ①のケースと違い、この人物はこの点を指摘しても自分では誤りを認めず、そのまま転職してどこかに行きました。


この2例だけで他の人を判断するのは危険ですが、実際にはこういうケースが他にも何度か起きています。



繰り返しになりますが、発達障害者は「悪意を持ってだまそうとしてる」だけじゃなくて事実の認識がそもそもずれているケースも存在する、という点が危ないんです。特に被害者意識が強い人の自己申告は高い確率でなんか盛られたり事実がねじ曲がっていると思った方が良いです。こういうことは知っておいてtwitterやnoteにおける発達障害当事者の告発めいたサムシングの扱いは相当気を付けたほうが良いです。


私自身、以前は今よりずっと被害者意識が強かったし、今でも自分のことをなめてかかってくる奴に対しては敵意を持ちやすいです

皆さんご存じだと思いますけど、私はよくはてなブックマークのコメントに噛みつきますよね。以前は結構ガチでキレてました。 今はそこまで気にならなくなったので、手癖でちょっと殴り返すくらいで済ませられるようになりましたが。


私は子供のころから人とズレていると笑われ、周囲からはずっと頭ごなしに否定され、自分の意見をぞんざいに扱われるのが常だったのでネットにおいてもそういうやつを見るとその頃の恨みや怒りがよみがえりやすかったんですね。こういう状況の時って、もう思考が「自分を脅かす敵に対処する」モードになってますからそもそも事実を正しく認識することができないんですよ。その逆もしかり。私は私の話をちゃんと聞いてくれるというだけでその人の事大好きになります。

www.tyoshiki.com



ここまでだったら「発達障害関係ないだろ」って言われそうですが、たぶん被害者意識に発達障害がセットになると健常者のそれよりずっと面倒だと思います。ASDなら自閉症傾向が強いから、一度そっちのルートに入ってくるとなかなか戻ってこない。相手をどんどん頭の中で悪者にしてストーリーを作っていってしまう。で、アウトプットする頃には大げさに盛ったり捏造した話を語っちゃうわけです。ADHDも①のように衝動ですぐ嘘をついたりするから余計話がこじれます。


発達障害傾向と強い被害者意識によるねじ曲がった認識はニワタマな部分があります。この人がどっちかとかはわかりません。しかし少なくとも、発達障害者が強い被害者意識や自己憐憫意識が漂う文章(つまりポエム)を書いてたらまず間違いなく事実認識がゆがみまくっていると思って間違いない。そう考えておいた方が安全。自分の経験からそのように考えるに至りました。


私の妄想かもしれませんが、上のnoteの文章からは自虐に見せつつも「自分をないがしろにした彼の風評を自分よりも下げる」ということに心血を注いでる室町武士のような精神がありありと想像できて(・∀・)ニヤニヤしながら読んでました。何とか彼ピの評価をぶっ殺そうとしすぎた結果、読んだ人が「なんでこの彼と付き合おうと思ったんだ?なんかおかしくね?」って感想を持たれてるのも含めて私はこういう文章大好きです。

「女たるもの自分をなめてきた彼ピは殺すべし慈悲はない♪」みたいな感じで、室町武士のような女子大生が現代社会で自分をだまそうとした男を殺しまくるスプラッタ恋愛漫画が読みたいんですが、そういうマンガご存じの方はいらっしゃいませんか?



まぁそんなわけで、私もよく自分語りしますし「自分では何一つ誇張も嘘も言ってないつもりだけど」、それでも4割引きくらいで聞いてください。あと私は健常者の人の気持ちはよくわかりませんので「これ発達障害関係ない。俺も健常者だけどいつも話50%くらい盛ってるから!」という人がいたら自己申告してください