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個人投資家がアナリストを「はめこみ」呼ばわり→プロから反論→第三者も乱入してカオスに

4月26日にアドバンテストに関して「三菱UFJモルガンスタンレー証券」の和田木さんが半導体テスタの大手企業「アドバンテスト」(現在の時価総額は2兆円以上。売り上げ5500億、営業利益1700億)についてレポートを発表する。



アドバンテスト<6857.T>はこの日の取引終了後、24年3月期業績予想を発表。売上高を前期比14.3%減の4800億円、営業利益を同37.4%減の1050億円とし、好調だった前期から一転減収減益となる見通しを示した。景気後退懸念が深まるなかで半導体メーカーの在庫調整や生産調整が当面継続すると予想。米国や同盟国による半導体製造装置の対中輸出規制強化については、現時点で業績への直接的な影響は限定的という。

アドバンテストは決算で来期に30%の減益予想を発表しており、決算発表後の翌日、アドバンテストは12000円→10500円まで下落している




これにもかかわらず上記証券会社のレーティングが目標株価を引き上げたため、個人投資家が「はめ込みだ!」と言い出した。

アドバンテストはレーティングの目標株価引き上げだけどこれって全然買うべきじゃないんよ。昨日の本決算で来期の業績予想が出たんだけど見ての通り大幅な減収減益なんよな。

またアドバンテストは半導体試験装置のメーカーでコロナ特需が終わり世界経済が後退するこれからの局面ではこういう天井をつけた景気敏感株は下落していくだけなんよ。この時点でレーティングの引き上げに矛盾を感じると思うんだけど極めつけはこのレーティングを出した三菱UFJモルガンスタンレー証券はアドバンテストの株を6.83%保有する三菱UFJフィナンシャル・グループなんよな。言うなればただのポジトークという事なのでこのレーティング見て買いに行ったらモルガンスタンレーの養分になるだけなんよ。

レーティング引き上げは機関が売り抜けたいと思ってて引き下げは買い集めたいと思ってるんよ。こういう明らかなはめ込みがまかり通ってるのが株の世界だけどこういうのは見てて気分が良いものではないのでいちおう警告





これに対して同業のアナリストと思われる方からツッコミが入る。





個人投資家側も反論。

仰りたいことはわかります。ただ昨日の本決算で発表された大幅な減収減益の来期予想を考慮してこのタイミングで目標株価引き上げには矛盾を感じます。ちなみにレーティングを出している三菱UFJモルガンスタンレー証券自身もアドバンテストを保有しているようなので普通にポジトークかと。また信託銀行もその100%子会社である国際投信も同じ三菱UFJフィナンシャルグループなのでどのみちポジトークかと思われます








ここでさらに第三者が乱入してカオスに。











さて、みなさんは誰が正しいと思いますか?*1







レポートの内容。ちゃんと減益予想を受けた上でのレポートになっている。




アースインフィニティ続報・今まで煽ってた人が沈黙してしまった……

煽り屋さんって良い意味でも悪い意味でも動きが早い。

しかし、煽り屋がいなくなった後でも個人投資家はまだ残る。

そろそろ出来高が減ってきたから、これからは1週間に1回にチェックくらいでいいかも。

*1:以前はこういうのも頑張って自分なりに説明してましたが、はてなブログで書いていると、ちょっとでも説明が拙いとすぐはてブ民の🐒軍団から集団で💩なげつけられ続け、いい加減つかれたのではてなブログでは説明しません。