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「命令されなきゃ、憎むこともできないの?」(ブルーアーカイブ#3 エデン条約編3.私たちの物語)

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無事に富士山登頂できました!

※この記事は富士山山頂まで無事登頂し、その後8合目の山小屋で寝転びながらスマホで書いている記事です。まだ下り終わっていないので下りについては別途書く予定です。


こういうのってつくづくチャレンジしてみないとわからないなと感じることが多い!

富士山については事前にいろいろ情報を見ました。

マンガやプロのYoutubeではとにかく高山病と防寒対策が重視されていました。

なのでわたしはまず防寒対策を中心に装備を整えました。

また高山病対策もかなり考えました。

具体的には高地順応を徹底するために1日で登山しきろうとせず、一泊二日で初日は8合目の山小屋に止まることにしました。

さらに、登山ペースについても「ヤマノススメ」16巻などの情報を元にしてかなりスローペースにすることにしました。

すべての山小屋で常に15分以上の休憩を取る、などそこまでやらんでもというくらいの慎重な計画を立てました。




ところが、、、実際に登ってみると、おもてたんとだいぶ違いました。



※以下はあくまでもわたしが7/7という時期に快晴の状態で登った時の体験の感想です。天候やプランによって変わるのであまり参考にはしないでください。


実際に登ってみて感じたこと


・時期のせいもあるけど登山客の8割以上が外国人客であったこと。外国人客軽装だし登山靴ですらない人が多くて強い(こなみかん)

https://kanto.env.go.jp/content/900158124.pdf

夏休みの時期は全然割合が違うようですが、まじで私が登った日は殆どが外国人!という印象でした。



・必要な相場が不足している場合麓の駅(河口湖)で大体なんでもレンタルできるので、装備に関してビビり散らかさなくてもよいこと。特にレインウェアは富士登山だけがやりたいなら購入せずレンタルでも良い。

www.soranoshita.net



・今年から富士登山入り口で入山料2000円を徴収されること。予約しておいた方が良い。受付が終わるとリストバンドのようなものを渡される。
www.fujisan-climb.jp



・吉田口のスタート地点である5号目地点では売店は24時間空いている店もある一方、レストランは午前9時からしか開いておらず、当然何も食べられないこと。朝ごはんはバスに乗る前にコンビニなどで調達しておきたい。
www.fuji5-komitake-b.com



朝4時半から登る場合、ほとんどの時間帯はひたすらに暑いので、むしろ熱中症や日焼け対策が重要であること。(帽子がないとそれだけで体力を奪われて全体の行程がかなり苦しくなります。また、日焼け止めを塗っておかないと無事に下山できても日焼けで日常生活に苦しみます。下山直後の温泉で激痛を味わいたくなかったら長袖&日焼け止めは絶対必須!



・砂利道や岩山が多いため、トレッキングポールがないと他の山の2倍以上体力を消耗すること。持参していない場合でも売店で金剛杖が購入できますが、ポールの方が絶対にいいです。(逆にいうとポールがあると終始体力には余裕があります。間違いなく今回の最重要アイテムのひとつでした。これがなかったら無事登山しきれなかったと思います。)



・とにかく山頂に近づくと風がどんどん強くなるので突風による砂塵対策をしておかないと酷い目にあうこと。サングラス🕶️どころかゴーグルを持ってる人もいました。マスク😷は絶対絶対絶対に持参しましょう。


・水分は山小屋で随時購入できるけれど当然普段の5倍くらいの値段なので、重たいけれどペットボトル3-4本は自分で持参しておくとよいこと。栄養補給も塩分タブレットやドライフルーツは役に立ってくれる。


・あまり期待していなかった「富士山アプリ」がめちゃくちゃ活躍してくれたこと。残り時間や距離を把握できていると登山中の不安がほとんどなかった。また一定時間ごとに都度進捗を教えてくれるので着実に進んでいる実感が得られて良かった。
www.yamareco.com


・富士山の登山は本来であれば相当厳しいはずだが、実際には山小屋や休憩ポイントが思っていた以上に多いこと。ある程度は意識していましたが、少し疲れたと思ったらすぐ次の山小屋が視界に入るのでとても心強かったです。なんとかなりそうって思えた。
※ただし本八号目の奥にある御来光館から先は全く山小屋がないので最後の九号目から山頂まではかなりしんどいです。


https://www.clubgets.com/fujitozan/guide/


・高地順応はマジで舐めない方が良いということ。わたしは一度途中で頭痛になり真剣に撤退を考えましたが、同行してくれた人が焦らずに根気強く順応対応に付き合ってくれたのでなんとかなりました。


https://goalp.com/ask-a-former-everest-mountaineering-guide-about-the-mountains-3


・高地順応も大事だけれど、山頂付近になると酸素が薄く感じられて呼吸がキツくなること。わたしだけかもしれませんが、少なくともわたしはキツかった、、、


https://klchem.co.jp/blog/2011/11/post-1607.php


・意識的にゆっくり進み、全ての山小屋で10分以上休憩してもなお、1日で五号目から最後まで登り切れること。



・夕方以降急速に冷えはじめ、かつ風が強くて一気に熱を奪われるのでグローブとウインドブレーカーは超活躍するということ。



・お鉢巡りは7月10日からスタートなので、それより前に行くとお鉢巡りはできないということ。
www.fujisan-climb.jp



というわけで本当にいろいろなことがあったけれど、それでもしっかり準備しておけば運動不足のおっさんでもなんとかなりました!

実はいざ登るまで今回の富士山登山はずっと不安だった。

特に天候が問題で、一週間前の天気予報では豪雨予想だったので「とてもシビアな登山になりそうだ。登頂を必達目標とせず8号目付近の山小屋まだ行くことをまず目標としよう」とか考えていた。

実際に登ってみて感じたが、富士山は天候さえ良ければかなり登りやすいが、天候が悪くなると相当登りにくくなるし、山頂付近の気温もかなり低くなって難易度が上がる。初回なのにそういう辛いことになるのではとずっと危惧していた。


しかし、実際は幸運なことに文句なしの快晴であった。

上で述べたように行程は順調に進み、いざ登り始めてからは不安な気持ちになることはほとんどなく、常に楽しみながら登山ができた。

ここまで楽しい登山になったのは、間違いなく同行者のおかげだ。事前に多くの下調べをして計画を立てたり、必要な手配をしてくれたり、参考になるサイトなどを教えてくれた。本当に感謝しかない。

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