どうすればよかったのか、って聞かれてるので勝手に答えると・・・
妻と言っても困り事を相談している時は「援助が必要な人」だと考えてバイステックの7原則に従いましょう
- バイステックの7原則
- この観点でいうと増田の対応はあまり「支援的」「援助的」ではなかったなと思います
- そこまで聖人君子になれないという人は、「アンとビルの愛の法則」を試してみよう
- 上手く行かなかった事例
- おまけ
- おまけ2
バイステックの7原則
1.個別化の原則
1つ目は「利用者をかけがえのない個人として捉える」という考え方。2.意図的な感情表現の原則
2つ目は「どのような感情表現も認める」という考え方。3.統制された情緒関与の原則
3つ目は「援助者自身が自分の感情をきちんと自覚し、利用者に引きずられないようにする」という考え方。4.受容の原則
4つ目は「その人自身をあるがままに受け止める」という考え方。5.非審判的態度の原則
5つ目は「他者が良し悪しをつけない」という考え方。6.自己決定の原則
6つ目は「自分のことは自分で決める」という考え方。なので「こうしなさい」と命令してはいけない7.秘密保持の原則
7つ目は「プライバシーを守り、情報を他者に漏らさない」という考え方。
この観点でいうと増田の対応はあまり「支援的」「援助的」ではなかったなと思います
私は増田さんの対応は必ずしも悪いとは思ってないのですが、
この原則に従って評価するとこんな感じになります。
原則 | 原則名 | 増田の対応 |
1 | 個別化の原則 | △ |
2 | 意図的な感情表現の原則 | ☓ |
3 | 統制された情緒関与の原則 | △ |
4 | 受容の原則 | ☓ |
5 | 非審判的態度の原則 | ☓ |
6 | 自己決定の原則 | ☓ |
7 | 秘密保持の原則 | ☓ |
増田の対応は、妻の発言を良くないと審判し、それを認めない発言になっているからです。
その結果として、少なくともこの人は自分の味方ではないという印象を与えてしまったのではないかと思われます。
妻が、私にこのことを話さなければ(相談しなければ)よかった、と言っている通り、この数日間、私と妻は少し(というか私の側からはかなり)ぎくしゃくしてしまっている。
個人的なスペックについて話さないとは書いたが、
少なくとも妻がこれまで、このようなネットミームを使ったり、
なんというか、「生理的に無理」「キモイ」みたいな即物的なことばを頻繁に使う人間ではなく
息子に対してもちゃんと親としての見守りを並んでしてきてくれたと思っていた。
故にショックが大きかった。しかし妻にとっては、息子が「チー牛かもしれない。チー牛だ」ということが
「親としての責任、見守り」という認識なのだということにも思い至っている。
何か、本当に根本から食い違っていることだけはわかる。
ただ、私はチー牛という言葉や概念自体を否定したい立場だ。
特に、まとめサイトでやいのやいのいう次元ではなく、親が子供を指して使う言葉ではないというまず常識のレベルで。
息子をチー牛呼びするような人に対して「援助者にならなければ駄目だ」とは全く思いませんが、一度はこういう観点で話を聞いてみないと話は進まない気はします
そこまで聖人君子になれないという人は、「アンとビルの愛の法則」を試してみよう
実は、夫婦喧嘩を解決し、仲良く過ごすための方法というのは研究されつくしていて、正解はだいたい決まってるそうです。
この本は20分で読み終わるのだけど超役に立ちます。
どうせ本を読んでも全部覚えてられません。むしろこの本くらいシンプルな方が頭に入ります。
他の本を読むよりまずこの本を読んで、少しでも関係が改善して余裕ができたらその上で他の本を読むと良いと思います。
この6つの習慣は「幸福な夫婦関係は緊張を緩和するための努力の上に花開く」「不可能を可能にしようとするな(解決できない問題を解決しようとするな)」の2点の原則に集約されます。
最も親しい対人関係であるはずの夫婦の関係がなぜこじれるかというと「あえて緊張を招くようなことをして」「不可能なことを可能あと思い込むから」だそうです。
この2点さえ気をつければ、コミュニケーションの方向性が変わると思います。
特に4章はツイッターやる人間は全員覚えておいたほうが良い。
ただこれだけでうまくいくそうなのですね。私は結婚したこと無いからしらんけど。
多くの人は頭では大体はわかっているんだと思います。